芸能界の公式カップルである俳優のキム・ウビンと女優のシン・ミナが、新ドラマ『私たちのブルース』で初共演するのでは‥というニュースが届けられた。まだ確定ではなく出演検討中とのことだが、すでにファンからは熱い視線が寄せられている。これと同時に、『私たちのブルース』を執筆する脚本家のノ・ヒギョンにも注目が集まっている。
韓国を代表するトップスターカップル、俳優のキム・ウビンと女優のシン・ミナが、初のドラマ共演を果たすのではと期待されている。
韓国メディアによると、「キム・ウビンとシン・ミナが、脚本家のノ・ヒギョンが手掛ける新作『私たちのブルース』で共演する」とし「現在、2人はオファーを受け、出演を前向きに検討している」と報じた。
芸能界公式カップルである彼らが、同じ作品に出演するのは今回が初めてだという。ただ、2人は相手役が違うため、劇中では恋人同士の姿は見られない見通しだ。
彼らの初共演の行方が見守られるなか、ともに注目を浴びているのが脚本家のノ・ヒギョンなる人物だ。
代表作に『世界で一番美しい別れ』をはじめ、ヒョンビンとソン・ヘギョが共演した『彼らが生きる世界』、チョ・インソンとコン・ヒョジンによるヒーリング・ラブコメディー『大丈夫、愛だ』、ベテラン女優陣が豪華競演した『ディア・マイ・フレンズ』などがあり、社会性の濃いヒューマニズムと心温まるロマンスドラマを主に執筆する脚本家として知られている。
作品からも分かる通り、彼女が描くドラマには、”愛”というテーマとストーリーが非常に繊細で洗練された表現で構成されており、内容が温かく、見るたびに癒しになるという評価を得ている。
また、ロマンスドラマ以外にも『世界で一番美しい別れ』のような家族ドラマも執筆し、どの脚本家が描く世界観よりもハートウォーミングであると称されている。
ストーリーはもちろんのこと、没入感を高めるドラマ展開も好評を博している一方で、虚勢もあり、視聴者を啓発する一面も見られることから、好き嫌いがかなり分かれてしまう脚本家でもある。
俳優を”演技派”へと昇華させる脚本家
ノ・ヒギョンは演出の変更がないことでも有名で、出演俳優たちからは称賛を受けているそうだ。
そのためか、彼女のドラマでは下手な演技がほとんど見られない。
ハン・ゴウン、キム・ミニ、チョン・ウソン、チョ・インソンなど、他の作品で演技力を発揮しきれなかった経験を持つ俳優たちも、ノ・ヒギョンの作品では熱演を披露。
特にキム・ミニは、ノ・ヒギョンの作品に出演する前までは演技の下手な女優に挙げられるほどだったが、彼女と作品を一緒にしてからはむしろ演技派になった。
ノ・ヒギョンの執筆する脚本は、俳優らの能力を最大限に引き出してくれると評価されている。
優れた作品性とは逆に、視聴率は残念な数字に
優れた作品であるにもかかわらず、視聴率はいまひとつであるノ・ヒギョン作品。
ドラマファンという域を超えたマニア層を生み出すも、視聴率は同時間帯に他局で放送された作品に奪われることも多々。このような競争により視聴率はそれほど高くはなかった。
しかし、『ディア・マイ・フレンズ』はじめ最近の作品では、高評価と視聴率の両方を獲得し、今や視聴率の面でもかなり信頼できる脚本家になっている。
俳優らがリスペクト
当時、イケメン若手俳優として、次期作にロマンスドラマの出演を期待されていたヒョンビン。だが、彼が選んだのは、ノ・ヒギョンが執筆した『彼らが生きる世界』だった。
ヒョンビンは、彼女が描く世界観のファンであるため出演を決めたとも言われており、視聴率も大事だと言われるなかで、より”プライスレス”な作品性を取ったというエピソードもあるほど、俳優たちからは愛されている。
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一方、脚本家ノ・ヒギョンの新作『私たちのブルース』は、ドラマ『彼らが生きる世界』、『その冬、風が吹く』に続き、キム・ギュテ監督と再びタッグを組んで制作するドラマで、多様な人々の生活を描く予定だ。
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