K-POPガールズグループのTWICE(トゥワイス)が契約更新を来年に控え、所属事務所と再び契約するのか、ファンの間では様々な意見や憶測が持ち上がっている。

TWICEは”契約更新”なるのか、ファンは固唾を飲んで見守っている(写真提供：ⓒ TOPSTAR NEWS)

特に、日本人メンバーであるサナ、ミナ、モモの3人がどうなるのか、ファンは固唾を飲んで見守っている状況だ。

と言うのも、これまで、日本人メンバーの3人に対して、悪質なネットユーザーから攻撃的なコメントや脅迫、ストーカー被害などが多く報告されており、彼女たちが韓国で芸能活動を続けるには少々ハードな環境でもあるようだ。

発言をすれば議論に巻き込まれ、さらにインターネット上には悪口のオンパレード‥となれば、憶測の域ではあるが、ウンザリするどころか嫌気がさしてくるのも当然である。

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彼女たちの活動意欲を削ぐような、これまでに巻き込まれた議論を振り返ってみた。

サナ

日韓で絶大な人気を誇るTWICE サナ（写真提供：©TOPSTAR NEWS）

その可愛さから多くの韓国人男性を魅了しているサナ。しかし、これと同時に女性のアンチファンも増やしてしまった。
そんなサナが巻き込まれた議論は、TWICE公式インスタグラムに投稿したコメントから。

2019年4月30日、30年間続いてきた平成の時代が幕を閉じ、翌5月1日から日本の年号が令和に変わることになった。
これを受け、サナがTWICE公式インスタグラムのアカウントに年号が変わることへの思いを日本語だけで綴っていた。

しかし、これをあるメディアが「サナが天皇即位を祝った」と間違えて翻訳した記事を掲載し、サナが議論に巻き込まれてしまう。
平成生まれのサナは、自身の生まれた年号が終わることに寂しさを感じるといった内容を記載しただけであって、天皇については言及していない。にもかかわらず、なぜか「天皇退位の知らせに対するもどかしさを表現した」というフェイクニュースが広がり、ついには多くのメディアが「天皇退位に対する感情を表現した」と報じてしまった。

これまで女性のアンチファンに悩まされてきたサナだったが、この議論により、さらに憔悴することになってしまった。

ミナ

不安障害を訴え休養を強いられたTWICE ミナ（写真提供：©TOPSTAR NEWS）

まずミナに起きた議論は”旭日旗”モチーフの帽子をかぶったこと。

あるサイン会の会場で、ファンから贈られた旭日旗が連想される模様の帽子を着用したミナ。この10秒ほど後にこれを発見したマネージャーによって帽子を脱がされている。
この行動が物議を醸したが、ミナは帽子の前面を見ずに、旭日旗を連想する模様を認識せずにかぶったとの意見が多く見られ、議論は収束した。

次に、所属事務所の先輩であるGOT7(ガットセブン)のベンベンとのスキャンダルだ。
2人が一緒に写った写真が公式SNSではない不明確なところから流出し、ミナとベンベンが熱愛しているのではないかという疑惑が持ち上がった。
これを受け、JYP側は「会社の先輩と後輩の関係に過ぎない」と2人の熱愛疑惑を否定した。

そして最後は、韓国のオンラインコミュニティー”イルベ”に投稿されたミナの殺害を匂わせる脅迫文だ。
ミナの画像や自分の手首に包丁を当てている写真とともに「私があなたを殺しに行く」とのコメントが掲載され、JYP側は殺人予告の脅迫文だとし「該当事案に対し、善処なく強硬対応する」と明らかにした。

日韓両国の国民にとって敏感な”旭日旗”議論に続き、熱愛説や殺害脅迫まで‥サイバー上の集中砲火を受けたミナは、極度の不安障害を訴え9カ月もの間休養をせざるを得なかった。

モモ

SUPERJUNIORヒチョルとの交際発覚後、悪質なユーザーのターゲットとなったTWICEモモ（写真提供：©TOPSTAR NEWS）

SUPERJUNIOR(スーパージュニア)のヒチョルとの熱愛が2度に渡り浮上したモモ。
1度目の熱愛説の時は「先輩・後輩の仲」だと釈明したものの、2度目の噂では双方が交際を認めた。ファンからも芸能界からも祝福を受けた”公認の芸能人カップル”となったが、一部のファンからは心無いコメントが届けられてしまった。

***

日本人メンバー3人に対する過去の”ネット攻撃”と紹介したが、今もなお一部のオンラインコミュニティーでは、依然として彼女たちへの攻撃を緩めない悪質なユーザーも多く報告されているようだ。

TWICEを愛し、存続を願うファンには残念なことだが、このようなことが続くとTWICE”第2期”は見られないかもしれない。ファンによるネット浄化への更なる努力と関心が必要だ。

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