“校内暴力疑惑”に包まれている、韓国女優のパク・ヘス。2021年に放送を予定していた主演ドラマ、KBS『Dear.M』の編成が、またしても保留となってしまった。これに先立ち、MBC『赤い袖先(原題/袖先赤いクットン)』の出演を固辞したエピソードにも注目が集まっている。

2021年2月、韓国芸能界を襲った”暴露”リレー。

韓国では、オンラインコミュニティーなどを通じて、芸能人が過去に起こしたとされる”校内暴力”や”いじめ事件”が次々に暴露されていた。

これにより”校内暴力疑惑”に包まれてしまった、韓国女優のパク・ヘス。

彼女が主演を務めるKBSドラマ『Dear.M』が2022年も編成保留となってしまった。今年上半期の放送は難しいと見られている。

女優パク・ヘスの主演ドラマがまたしても放送未定に‥

女優パク・ヘスの主演ドラマが、またしても放送未定に‥(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

『Dear.M』は当初、去年の2月26日に初放送予定だった。

しかし放送目前、あるオンラインコミュニティーに「パク・ヘスに校内暴力を受けた」と主張する書き込みが投稿され、彼女に”校内暴力疑惑”が浮上。

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パク・ヘスは疑惑を強く否定したものの、これを受け、KBS側は予定されていた放送を全てキャンセルし、編成延期という判断を下していた。

所属事務所であるスタジオサンタクロースエンターテインメント側は、校内暴力の疑惑を否定し、法的対応を予告。2021年3月に告訴状を受け付けたが、パク・ヘスの校内暴力疑惑については依然として警察が調査中だ。

主演俳優の校内暴力疑惑が続いた状況とあって、KBS側は『Dear.M』の編成を無期限に延期した。

昨年4月に「8月には編成(放送)」として論議されていたが、パク・ヘスに対する警察の調査結果が出ていないため、編成しないことに決定。そして今年もまた編成保留という状況になっている。

このニュースを見た韓国のネットユーザーからは、「まだ保留? 破棄してほしい」「ほかの俳優だけが出演するように編集して」「1人のせいでこんなことに‥」など、厳しい反応が見られていた。

ドラマ『Dear.M』はまたしても放送が延期されてしまった

またしても放送が延期されてしまった、ドラマ『Dear.M』(画像出典:KBS)

主演ドラマが日の目を見られずにいる、パク・ヘス。彼女に訪れた悲劇はこれだけではなかった。

先ごろ、有終の美を飾り幕を閉じた、MBCドラマ『赤い袖先(原題/袖先赤いクットン)』。実は当初、このヒロインであるソン・ドクイム役のオファーを受けていたのは、パク・ヘスだったのだ。

2017年以降、パク・ヘスは演技活動を映画にシフトチェンジしていたため、『赤い袖先』の出演が決まれば約4年振りのドラマ復帰となっていた。しかし、最終的に彼女は出演を固辞。その後、パク・ヘスに校内暴力疑惑が浮上してしまう‥。

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主演ドラマの放送が見合わせとなり、さらに自身が出演を逃した作品がこれほどまでの反響を受けたとなれば、パク・ヘス自身も少々複雑な心境になるのではないだろうか。

しかしながら、実力は十分に持ち合わせ、”期待の若手俳優”と呼ばれているパク・ヘス。

2022年の活動は今のところ未定のようだが、包まれている疑惑を払拭し、一日も早く素晴らしい演技を披露してくれることを期待したい。









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