BTS(防弾少年団)のファンが、不誠実な映像編集に怒り心頭だ。1月8日に韓国で開催された、韓国最大級の音楽授賞式『第36回ゴールデンディスクアワード』で4冠を手にしたBTSだったが、そのステージ映像の編集でジミンの姿がほとんど映っておらず、ファンは”悪魔の編集”と揶揄しながら、抗議を唱えているという。

BTS(防弾少年団)ジミンの姿の少なさに、ファンの怒りが収まらない。

ジミンのダンスブレイクが大幅にカットされてしまったという

ジミンのダンスブレイクが大幅にカットされてしまったという‥。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

1月9日、韓国メディアのSTARNEWS(スターニュース)が、1月8日に開催された、韓国最大級の音楽授賞式『第36回ゴールデンディスクアワード』で放映されたBTSの映像が「テレビ局によって不誠実な編集をされた」と、ファンが抗議しているという記事を掲載。下記に引用してお伝えする。

同メディアによると、BTSは『第36回ゴールデンディスクアワード』でアルバム本賞をはじめ、デジタル音源本賞、seeznゴールデンディスク人気賞、アルバム大賞の4冠に輝いた。しかし、イベントの出席が叶わず、その代わりに昨年12月に米LAで開催された、コンサートステージの映像が放映されることになったそうだ。

これにファンは期待を高めていたのだが、彼・彼女たちが言うところの”悪魔の編集”がされており、落胆したという。

ファンの不満は『Butter』ステージのハイライトである、ダンスブレイクシーンにあった。誰の目から見ても不自然で意図的な編集で、ステージクオリティーを落としただけでなく、センターで核心的役割を果たしているBTSのメインダンサー、ジミンの姿が見当たらなかったというのだ。

ジミンがいない? 意図的とも見える編集

数々の伝説を作ったジミンは『Butter』でも1:11の新たな伝説を生み出した

数々の伝説を作ったジミンは『Butter』でも1:11の新たな伝説を生み出した!(画像出典:HYBE LABELS YouTubeキャプチャー)

多くのライブステージでは、メインダンスパートにカメラ転換が存在しているが、今回はLAコンサート当時のストリーミングした映像をそのままを使用しているため、ライブではなかったという点で「編集をする理由が全くなかったはずだ」とファンは主張。そして「メンバー全員を映したものをそのまま放送すれば、問題がなかった」と強調していると、記載されている。

既存の映像では、6台のカメラのほとんどが、メインダンサーであるジミンのダンスブレイクに向かっていたそうで、実際に『ゴールデンディスクアワード』の放送を観てみると、ダンスブレイクが始まると、本来の映像とは違い、その部分がぎこちなく編集され、ジミンのセンターパートが終わってから、再び中央を映していた。これがファンの怒りを買っていると見られる。

ファンは、メインダンサーを隠す行為は、BTSの所属事務所であるHYBEに因って昨年から繰り返されて来たと話す。

(関連記事)BTSは愛してもHYBEは愛せない‥ファンという名の’お客様’

世界が認めても肝心のHYBEが‥?

ジミン 個人Instagramより

(画像出典:ジミン 個人Instagramより)

HYBEは、2021年5月の『2021ビルボードミュージックアワード(BBMAs)』での『Butter』の初ステージをはじめ、CBSトークショー『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア(The Late Show with Stephen Colbert)』、崇礼門(すうれいもん)で撮影された『2021 Global Citizen Live』ステージまで、合計3本続けて、メインダンサーのジミンがパフォーマンスする部分で照明を消しており、ともすれば放送事故ともとらえかねない、呆れた舞台演出を繰り返していると言う。

「そもそも常識的に、メンバーが見えなくなる照明演出そのものが理解できないが、特に曲の核心部分でありメインダンサーのダンスブレイクを、重要なステージで完全に削除し隠すことは、誰もが受け入れ難い部分だ。年を越しても繰り返されるこの行為は、多分に意図的だと受け取った」と、ファンは怒りを露わにする。

彼らがデビュー当初に披露した”腹筋パフォーマンス”から、高難易度のマーシャルアーツなど、パフォーマンスグループとしてチームを牽引し、その名を広めて来たことで知られる主人公のジミン。

彼は、楽曲導入部の職人として生まれ変わった『血、汗、涙』、”伝説の333″と呼ばれる『FIRE』パート、”424の男”を生んだ『Not Today』、芸術的価値を付けた『Black Swan』、そして新たなキリングパート”1:11(1分11秒)”を加えた『Butter』と、国内外で彼をセンターにした映像がニュースに引用されるなど、数多くの話題を集めているメンバーだ。

所属事務所がBTSのアンチ?

HYBEの理解しがたいステージ演出に、ファンは怒りの限界を超えているようで

HYBEの理解しがたいステージ演出に、ファンは怒りの限界を超えているようで‥。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

“動く芸術”、”世界的ダンサーの帝王”として認められているジミンの唯一無二のオリジナリティー溢れるステージパワーは、BTSの”差別化されたアイデンティティー”としてファンやマスコミ、専門家たちから称賛を受けているにもかかわらず、肝心な所属事務所のHYBEは、多くの大衆に露出される国内授賞式やビルボードなどという、重要なステージの場でそれを披露しないという行為を繰り返しており、ファンはHYBEに覚醒するようしつこく促している。

これらを原因として、最後にSTARNEWSは、ファンが「HYBEは、敢えて映像を編集した理由を解明せよ!」「メインダンサーのハイライト部分をなぜ外したのか教えてほしい」「重要な海外ステージで、3回も照明を消して絶対に見えないようにした」「ここまでくると意図的よね」「国内ステージがなく出演もないのに、何が何でも消そうとする理由は何?」「所属事務所がBTSのアンチなの?」「解明もせず、コミュニケーションもないxxxなHYBE」などと、不満を爆発し続けている状態だと伝えた。



BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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