女優キム・テヒ(ハングル 김태희)が出演しているドラマ「ハイバイ、ママ!(原題 하이바이,마마!)」で、かわいい娘役を演じている子役俳優が、実は男の子だということを皆さんはご存知だっただろうか。

劇中、母親役を演じているキム・テヒには愛らしい娘がおり、その小さな女の子はかわいらしいビジュアルと心が溶けるような演技力ですぐに多くのファンを増やした。

しかし、この女の子、実はソ・ウジンくん(ハングル 서우진)という男の子なのだ。

愛らしい女の子を演じるソ・ウジンくん（画像出典：「ハイバイ、ママ!」HP）

ソ・ウジンくんがキャスティングされた背景はこうだ。

「ハイバイ、ママ!」は、臨月の身で事故に遭った後、かろうじて子供は助かったものの、結局この世を去ってしまった母親が5年間この世を漂いながら繰り広げられるストーリーだ。

ドラマの関係者は「事故で子供を一度も抱くことなく亡くなった ‘幽霊ママ’ チャ・ユリ(キム・テヒ)を胸に刻んで生きるチャ・ユリの母(キム・ミギョン)、チャ・ユリの娘ソウ(ソ・ウジン)の三代をつなぐ切ない関係性がドラマの主な醍醐味としているため、それだけ ‘娘’ という設定が重要だった」と伝えている。

それでも、ソ・ウジンくんをキャスティングしたことに理由がある。

ソウ役は、劇中キム・テヒの母性愛を刺激する役割でドラマの核心的な部分だ。

‘ママと娘’ という設定で、視聴者が感情移入できるよう ‘似ている容姿’ を重点に置いてキャスティングを進めた。

そのため、キム・テヒと目鼻立ちが似ていると製作スタッフの間で注目されたソ・ウジンくんがドラマに合流することになり、今では視聴者の間で「キム・テヒの実の子と言われても信じる」と言われるほどだ。

キム・テヒとソ・ウジンくんのツーショット（画像出典：キム・テヒ Instagram）

最近では、キム・テヒが自身のインスタグラムに「撮影現場では誰よりも真剣で落ち着いて集中するウジン～普段の姿はいたずらっ子で男らしいのに、監督のGOサインの声で心からソウになって演技を楽んでいる真の俳優さんですね。ありがとうソウ～」という文章とソ・ウジンくんのツーショット写真を投稿。

公開された写真の中のキム・テヒは、ソ・ウジンくんと指ハートのポーズを取っており、二人の仲睦まじい雰囲気がファンたちの心を和ませている。

一方、昨年9月に第2子を出産したキム・テヒが、約5年振りのドラマ復帰作として選択した「ハイバイ、ママ!」。

キム・テヒが、劇中で見せている子供に対する愛情あふれる何気ないしぐさに対して、視聴者たちからは「彼女自身が二児の母親であるからゆえに自然と表現出来ているのだろう。よって、よりリアルに母の愛を感じることが出来る」と高い評価の声が寄せられている。

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