韓国にて9月7日に公開された映画『共助2:インターナショナル』。ここで主演を務めた俳優のヒョンビンが、演じたキャラクターについて「前作から変化した」と語っている。キャラクターが見せた”変化”が、まるでヒョンビン自身の”変化”と繋がっているようだと話題だ。
主演映画『共助2:インターナショナル(以下、共助2)』が初秋の韓国ボックスオフィスで勝者の座を固めている、俳優のヒョンビン。

ヒョンビン、ユ・ヘジン、ユナ(少女時代)、ダニエル・ヘニーが出演する、映画『共助2:インターナショナル』(画像出典:movie.naver)
2017年に公開された映画『コンフィデンシャル/共助』の続編である本作は、グローバル犯罪組織を捕まえるために、再び出会った北朝鮮の刑事リム・チョルリョン(ヒョンビン扮)と韓国の刑事カン・ジンテ(ユ・ヘジン扮)、ここにニューフェイスの海外派FBIジャック(ダニエル・ヘニー扮)まで、各自の目的で集結した刑事たちの予測不可能な三角共助捜査を描いている。
韓国で9月7日に公開され、初日に21万6243人の観客を動員し、ボックスオフィス1位を記録(累積観客数は22万7341人)。さらに、公開16日目(22日)の午前には、観客数が500万人を突破する快挙を成し遂げた。
前作よりもスケールアップし、戻ってきた『共助2』。今回もヒョンビンは主人公リム・チョルリョンに扮し、スクリーンを縦横無尽に駆け回っている。
リム・チョルリョンなる人物は、韓国に身を隠した”グローバル犯罪組織”を捕まえるため、新たな協力捜査に投入された北朝鮮刑事。前作では寡黙でカリスマ性あふれる姿を披露していたのだが、本作では少々図々しく(?)なってスクリーンに帰ってきたようだ。

俳優のヒョンビン。今回演じたキャラクターと同じく、自身に変化も?(写真提供:©スポーツ韓国)
それは、映画公開を記念したインタビューでも感じることが出来る。
インタビュー中、チョルリョンの変化に対する質問に対し、ヒョンビンは「아, 많이 능글능글하던가요?(そんなに図々しくなったんですか?)」と聞き返すも、このようなキャラクター変化が続編の主要方向の1つだったことを認めている。
続編のチョルリョンは、妻に対する復讐心にとらわれた前編の無愛想なチョルリョンとは明らかに違う。
ヒョンビンはこれについて「続編のシナリオを読みながら、チョルリョンがこれまで昇級もし、韓国ではない第3国でほかの協力捜査も行い、多くの経験を積んだと想像した」とし「そして日常の安らぎ、久々にソウルを訪れ、カン刑事とその家族に会ったことに対する余裕、安心した様子を表現したかった」と語っている。
この変化は、チョルリョンだけのことではないように聞こえる。実は、図々しくなったのはチョリョンだけでなく、”ヒョンビン自身も”なのでは。
結婚前のヒョンビンは、前作『共助』チョリョンみたいに寡黙な雰囲気とカリスマに包まれていた。だが、結婚後、まるで『共助2』のチョリョンと同じような変化を見せている。
ヒョンビンは今年3月、女優のソン・イェジンと結婚。これに続き、第一子妊娠というおめでたいニュースも届けられた。これまでは寡黙なジェントルマンというイメージだったヒョンビンだったが、結婚後、妻ソン・イェジンの笑顔や雰囲気に似てきたと話題となった。
(関連記事)ソン・イェジンのトレードマークを装着したヒョンビン「妻に似てきた?」
つまり、ヒョンビンが今回のインタビューでチョルリョンについて語ったことは、自身の変化そのものなのかもしれない。
愛する妻、守るべき家庭、心穏やかな日常。ヒョンビンは結婚後、あらゆる意味で心の余裕を手に入れたことで、彼自身の放つオーラやカリスマ性も、さらなる温かみをまとうことになった。
映画で演じたキャラクターと同じく、結婚後、”図々しく”なったヒョンビン。
前出の”능글능글하다”は、日本語に訳すと”図々しい”となり、ネガティブなイメージを抱くが、韓国語の持つニュアンスでは、”性格が丸くなった”、”人間味のない人が少し人懐こい人になった”という好意的な意味も持つ。
最近、ヒョンビンが”図々しく”なった理由。それは、ソン・イェジンとの幸せな生活が、彼に心の余裕をもたらせたからだろう。新しく築いた家庭から来る安定感、そして責任感の表れのように見える。
(構成:星野沙)
ヒョンビン
韓国の人気俳優ヒョンビン(ハングル 현빈)。1982年9月25日生まれ。
2003年にKBSのテレビドラマ『ボディガード』(2003)でデビュー。
2005年にMBCドラマ『私の名前はキム・サムスン』(2005)で大ブレイク。韓流スターとして、韓国や日本、中国をはじめアジア全域で人気を博している。
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