K-POPを世界に広め、ブームを牽引してきた第2世代ガールズグループ。最近ではTWICE、BLACKPINKといった新世代のガールズグループの活躍が目立っているが、K-POP市場の勢いを導いてきた第2世代グループたちを今一度振り返ってみる。

伝統的に男性アイドルの人気と影響力が強いとされるK-POP界。
K-POP支配勢力だった男性アイドルに顔負けな人気と影響力を持ち、女性アイドルの”戦国時代”を率いた3組の女性アイドルグループがある。

2000年代中盤から、2010年の初め頃までK-POP界を率いてきた第2世代ガールズグループ。

TWICE(トゥワイス)やBLACKPINK(ブラックピンク)といった第3世代のガールズグループにバトンを譲り渡し、世代交代したとも聞かれるが、第2世代ガールズグループたちの輝いていた全盛期を思うと“世代交代”という言葉は少々惜しい気がすることも事実だ。

現在は、ソロ歌手はもちろん女優やバラエティー番組のパネラー、ラジオDJなど様々な方面で活躍している彼女たち。

韓国内だけではなく、日本でも長きにわたってK-POP市場の上昇の勢いを導いてきた、第2世代を代表する3組のガールズグループによる「K-POP 天下三分の時代」を振り返ってみる。

Wonder Girls

Wonder Girls

Wonder Girls(写真提供:©スポーツ韓国)

2007年2月、デビュー曲『Irony』をリリースして活動をスタートさせたWonder Girls(ワンダーガールズ)。

2007年下半期から2008年までの約1年間『Tell Me』『Nobody』『So Hot』の3連続ヒット曲を誕生させて、バラード中心の歌謡界の流れを覆し、圧倒的な全盛期を謳歌した。

2009年の初めには、第2世代ガールズグループの中で初めてアメリカに進出してK-POP旋風をリード。

だが、活動中に何度かメンバーたちの入れ替わりがあり、第2世代のガールズグループのうち最も変化が多かったチームでもある。


Wonder Girls『Irony』MV(動画出典:wondergirls)

少女時代

少女時代

少女時代(写真提供:©スポーツ韓国)

2007年8月にデビューしたのち、着実に認知度を積んできた少女時代(SNSD)。

K-POPを代表する国民的ガールズグループとして、数多くの記録と最高の人気を謳歌し、現在では“レジェンド・ガールズグループ”、“ガールズグループの教科書”などと呼ばれて多くの後輩たちのロールモデルになっているほど、韓国芸能界で最も成功的なキャリアを積んだガールズグループに選ばれている。

『Gee』『Genie』『Oh!』『Run Devil Run』『MR.TAXI』など、多くのヒット曲でファンから愛されていた少女時代は、グループ活動だけでなくメンバーたちのユニット活動やソロ活動でも大きな反響を巻き起こした。


少女時代『Into The New World』(動画出典:SMTOWN)

2NE1

2NE1

2NE1(写真提供:©スポーツ韓国)

2009年にデビューしたYGエンターテインメント所属のヒップホップガールズグループ2NE1(トゥエニィワン)。

“BIGBANGの妹分”と言われ、デビュー前から人気を独占した“マンモス級の新人”で、これまでのガールズグループにはなかった“強い女性像”で、K-POP界にガールクラッシュというジャンルを開拓したグループだ。

『FIRE』『I DON’T CARE』『私を真似してみて(Try to follow me)』『Can’t Nobody』など、多くのヒット曲を飛ばし、男性ファンも急増。

韓国の大衆たちは、“2NE1は高いクオリティーのアルバムを着実にリリースする実力派アーティスト”として認識している。


2NE1『FIRE(Space Ver.)』MV(動画出典:YG ENTERTAINMENT)

番外編..KARA

KARA

KARA(写真提供:©スポーツ韓国)

2007年3月にデビューしたKARA(カラ)は、Wonder Girls、少女時代と共に第2世代ガールズグループを代表するチームの一つだ。

前出の3組に比べて影響力は高くなかったものの、3組による勢力図を揺さぶった唯一の存在であった。
全盛期時代には、ファンたちにWonder Girls(원더걸스)、KARA(카라)、少女時代(소녀시대)の頭文字を合わせた造語である“ウォンカソ(원카소)”と呼ばれたりもした。

2008年『Pretty Girl』『Honey』を始め、2009年『ミスター』が人気を呼び、これを始まりに2010年には日本に進出して“全盛期”が訪れた。

だが、2010年末から2011年上旬までの約3ヶ月間、スンヨン、ニコル、ジヨンが所属事務所との不仲説に包まれるなど、“光”が明るかっただけに“闇”も大きかった。



今のK-POPは第2世代があってこそ

上記のグループ以外に、4Minute(フォーミニッツ)、T-ARA(ティアラ)、SISTAR(シスター)、Brown Eyed Girls(ブラウン・アイド・ガールズ)、f(x)(エフエックス)、AFTERSCHOOL(アフタースクール)なども第2世代ガールズグループとして、K-POP界に大きな影響力を及ぼした。

現在成長中の第3世代~新世代のガールズグループが、海外進出を狙うことができるのは、第2世代ガールズグループの活躍と経験があったためだろう。

彼女たちのおかげで韓流コンテンツが成長し、その勢いに伴って海外でのファンダムが作られ、今でもファンたちの結束は変わらず固い。

第2世代のトップガールズグループが旺盛な活動を繰り広げてくれたからこそ、K-POP界も継続して成長することができ、後輩グループの海外進出も続けて行くことができるのだと思う。

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