あるニュースの一報を受けて、忘れた頃「そういえばあの話題‥」と、何気なく思い出すことがある。続報がないということは、特段伝える内容はないとも言えるのだが‥。Danmeeは、あえて”ニュースのその後”にスポットを当ててみました!今回は8月27日に報じられた、NiziU リマの親族 ‘戦犯企業’ で論争勃発--その後になります。

JYPエンターテインメントと日本のソニーミュージックがタッグを組んだオーディション番組『Nizi Project(虹プロ)』を通じて誕生した9人組アイドルグループNiziU(ニジュー)。

2020年6月30日に日韓で同時にプレデビューしたのち、9月12日には日本テレビの音楽番組『THE MUSIC DAY 2020』で初パフォーマンスを披露するなど、今秋の正式デビュー前から常に熱い関心が寄せられている。

NiziU(ニジュー)

NiziU(ニジュー)(画像出典:NiziU official Twitter)

だが、今から1カ月前、NiziUのメンバー リマの親族関連に対する問題を背景に、JYPに逆風が吹いた出来事があった。

韓国のウェブメディア・WIKITREE(ウィキツリー)が、「NiziUメンバー リマの曽祖父である横井英樹は、第二次世界大戦で軍事品を製造し利益を得て不動産業に乗り出した。彼女はいわゆる”戦犯企業”の子孫である」と報道。

これに、韓国の一部のネットユーザーから「あの一族は本当の戦犯企業だ」「NiziUに韓国で仕事を与えてはいけない」などのコメントが相次いで寄せられた。

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リマやJYPに対し、辛辣なコメントを残した韓国のネットユーザーらの”今”はどうなっているのだろうか。

NiziU リマ

NiziU リマ(画像出典:NiziU official Twitter)

事の発端は、リマの父親で”ラッパーのレジェンド”として有名なZEEBRA(ジブラ)の不倫スキャンダルから始まった。日韓で報じられた記事の中には、ZEEBRAが横井英樹の孫と記載され、それによって彼の娘であるリマにも注目が集まった。

一部では、上述したように、リマやNiziU、プロデューサーであるJ.Y.Park(パク・ジニョン)まで非難するコメントが寄せられた。

だが、その一方で、韓国は憲法上”*連座制”を認めない国家という点と、ZEEBRAは普段から日韓の社会問題にも関心を寄せ、さらに韓国ヒップホップ界のレジェンド・タイガーJK(ドランクンタイガー)と親交が深く、お互いの公演に出演する機会を持つなど、活発な交流活動をしている点で、韓国での評判は高い。

*連座制:罪に関わった人と、一定の関係にある人などに刑罰を及ぼす制度。

それに加え、リマは有名人の子供でありながら両親の力を借りず、自らJYPオーディションに合格して韓国に渡り練習生生活をしてきた。『Nizi Project』を通じて自身が持っている実力と魅力を認められてデビューしたという点で、韓国のネットユーザーたちの見る目が変わり「戦犯企業の子孫だからと無条件で非難するのはおかしい」との声も上がっている。

韓国では、K-POPファンがアーティストの情報を参考にするサイトnamuwiki(ナムウィキ / 韓国版ウィキペディア)がある。最近ここにNiziUのページが作成され、メンバーの名前、ポジション、ダンスや歌の実力など、韓国のファンによってNiziUの情報が次々と執筆され、その情報量は日ごとに増している状況だ。

一旦は様々な論議が成されたが、韓国国内でもリマに対する擁護や理解の声が高まり、ファンコミュニティーでは友好的な雰囲気になっている。この動きは、NiziUへの興味や関心が高まっている証拠とも言えるのではないだろうか。

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