学生時代に行っていた”いじめ”が暴露されてしまった、トロット(韓国演歌)歌手のチン・ダレ。目を覆いたくなるような卑劣な行動が次々と明るみになり、多くの議論を呼んでいる。

最近、韓国のメディアを賑わせている女性トロット(韓国の演歌)歌手、チン・ダレ。2018年に歌手デビューした彼女は、第2のトロット全盛期を導く次世代歌手として期待されていた人物だ。

しかし最近、オンラインコミュニティーを通じて過去の”いじめ”が暴露されてしまった。

トロット歌手のチン・ダレが学生時代に行っていた"いじめ"を暴露された

学生時代に行っていた”いじめ”が暴露された、トロット歌手のチン・ダレ(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:チン・ダレInstagram)

彼女は20年前に起きた”いじめ”疑惑を認め、即座に自身のSNSを通じて謝罪したものの、韓国ではこの問題が多く議論されている。
それはTV朝鮮の人気オーディション番組『ミストロット2』に出演中だから、という理由だけではない。チン・ダレが学生時代に行っていた”いじめ”の内容があまりにも酷いものだからだ。

目を覆いたくなるような”いじめ”の数々

チン・ダレの”いじめ”疑惑は、去る1月30日、オンラインコミュニティーに「いじめの加害者が『ミストロット2』に出ます」というタイトルの書き込みが掲載されたことがきっかけとなった。

書き込みを作成したA氏は、チン・ダレのイニシャルを公開し「学生時代、暴行や金品のゆすりなどのいじめを受けた」とし、具体的な内容を説明している。

何かにつけて殴られていたことを語ったA氏は「最初は主に顔だけを殴ってましたが、耳の形が分からないほど腫れてあざができると、『顔を叩くと目立つ』と言って体を叩き始めました」と、暴力を隠蔽するかのような行動をとっていたことを告白。
A氏はこの時のことを「胸の骨を殴られ、瞬間的に息ができなくなったその記憶もまだ鮮明に覚えている」と述べている。

チン・ダレのいじめは暴力だけに留まらなかった。

校内で使い走りを強要するだけでなく、「姉妹になろう。その記念日だから」と言っては高価な贈り物を要求。さらに、週末前には現金や洋服、靴などを巻き上げ、これを用意できなければ無理やりにでも手に入れるよう指示していたという。

学生時代が”地獄のようだった”と話すA氏は「20年前のことなので忘れて生きようと思ったが、テレビに出演する姿を見て、当時の夢を見てしまった。相変わらずトラウマの中で暮らす自分がとても可哀想で、夢から覚めて嗚咽した」とし、「(加害者は)番組で、中学生の時からアルバイトしていたと話すが、私たちのお金を奪っていったことを”バイト”と言うのか」と怒りと呆れが混同した複雑な心境も吐露している。

即座に謝罪したチン・ダレだが‥

これを受け、チン・ダレは暴露された翌日に自身のインスタグラムを通じて謝罪をしている。

自身のインスタグラムに謝罪文を掲載したチン・ダレ

チン・ダレは自身のインスタグラムに謝罪文を掲載(画像出典:チン・ダレInstagram)

「まず、私の学生時代の誤った行動で傷ついた被害者の方に心からお詫び申し上げます」と書き出した彼女は、続いて「私の幼い頃の分別のない行動が今もトラウマとして残っていたという言葉に胸が裂けるほど後悔しており、自らとても恨めしいです」とし、「歌手である前に、私も1人の子どもの母親になったので、過去、私の行動がどれほど間違っていたかを身に染みて後悔しており、一生謝罪する気持ちで反省しながら生きていきます。もう一度、心からお詫びの言葉を申し上げます」と謝罪した。

芸能人を巡る”いじめ”疑惑がオンライン上で熱い話題となったのは、今回が初めてではない。これまで、活躍が目立つようになってきたスターたちに”いじめ”疑惑が浮上し、その後、芸能界を後にした人も多く存在する。

被害者が勇気を出して語ることは、まさに忘れられた傷の召喚だ。過去の出来事として生きたかったが、加害者がテレビに出演し、その顔を見てトラウマがまた始まってしまうのだ。

チン・ダレ自身も一児の母となって過去の行いがどれほど酷いものであったのかは理解し、後悔しているようだ。しかし、被害者にとっては苦しい20年間であり、若気の至りという一言ではとても片付けられない出来事だろう。

果たして、チン・ダレの謝罪は被害者の心に届いたのであろうか。







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