故ソルリさんの友人で、彼女の愛猫ゴブリンを引き取ったことで知られている女優のキム・ソナ。今年の9月1日、ゴブリンとの日常をファンと共有するため、新しいインスタグラムのアカウントを開設したのだが、このことで、多くのネットユーザーが、SUPER JUNIOR(スーパージュニア)キム・ヒチョルの美談を思い出している。
故ソルリさんの愛猫を引き取った、韓国の女優キム・ソナが、新しいインスタグラムのアカウントを開設した。
女優キム・ソナが、故ソルリさんの愛猫ゴブリンのInstagramアカウントを開設(画像出典：チェ・ゴブリンInstagram)
9月1日、キム・ソナは「故ソルリの愛猫・ゴブリンとの日常をファンと共有する目的でアカウント開設に至った」と、『最高ブリン』の開設経緯を説明した上で「ゴブリンはかわいいから、一緒に癒されましょう」と伝えている。
2日後の9月3日には、ゴブリンと一緒に寝ている写真を掲載。「姉ちゃん(キム・ソナ)と一緒にママ(故ソルリさん)のことを恋しがっているところだにゃー 」と、コメントを添えた。
韓国ネットユーザーからは「良い人が引き取ってくれて良かったね」「猫ちゃんもソナも幸せになりますように」「心温まる」などの反応が寄せられる中、ある有名人のエピソードが注目を浴びている。
その有名人とは、SUPER JUNIOR(スーパージュニア)のキム・ヒチョルだ。
SUPER JUNIOR キム・ヒチョルが注目を集めている理由とは？(画像出典：SUPER JUNIOR公式FaceBook)
キム・ソナがゴブリンを引き取ったのは、2020年3月の事。故ソルリさんとは大の仲良しだったキム・ソナだが、ゴブリンを引き取る事に対しては躊躇していたそうだ。
当時、彼女は「ゴブリンの面倒を見ようと思ったら自信がなくなり、いざゴブリンを見たら、とても悲しくなって‥」と、心境を明かしている。
亡き友人への責任感からか、彼女はゴブリンを引き取る環境を整える前に、キム・ヒチョルにお願いをしたという。
「ヒチョルさんはとても忙しかったので、恐る恐るお願いをした。すると、一瞬も悩まず快くゴブリン引き受けてくれた。しかもゴブリンの健康診断や、飼育に必要な段取りもいろいろやってくれた。ヒチョルさんには、本当に本当に感謝と感動しかない」
キム・ヒチョルの細心な配慮に、感謝の言葉を伝えたキム・ソナ。キム・ヒチョルも愛犬と愛猫を飼っており、自身の知識と経験を活かして、動物飼育初心者のキム・ソナに力を貸したのだった。
キム・ソナが引き取る前、ゴブリンの面倒を見ていたというキム・ヒチョル(画像出典：キム・ヒチョル公式YouTubeキャプチャー)
ここ数年、様々なテレビ番組で、豊富な飼育経験と知識を披露しているキム・ヒチョルだが、去る8月26日に放送されたJTBC『好み尊重旅行バトル-ペッケージ』での「保護犬を(飼育することに)推薦したくない」と言う一言が問題となり「保護犬に対する偏見を煽る発言だ」と、批判の的に‥。
しかし、同番組でキム・ヒチョルはその理由についてきちんと釈明した。
「保護犬を飼育するということは、本当に素晴らしいこと！ だけど飼育専門家は、初心者に保護犬を勧めない。何故なら、一度傷ついた保護犬は、新しい家族に懐くまでに時間がかかるから。その結果、飼い主も傷付き、犬も再び傷付いてしまう」と説明。
韓国ネットでは、彼のこの前後説明が抜けた「保護犬はNG」という発言だけが切り取られ、匿名のネットユーザーに袋叩きにされている。これには擁護する声が多く上がっている。
キム・ソナのアカウント開設に、過去の美談を思い出した韓国ネットユーザー。
「犬の健康チェックを行うほど、真剣に動物飼育に取り組んでいるヒチョルだからこそできるアドバイスなのに‥」と、横行する一方的な批判を嘆いている。
SUPER JUNIOR(スジュ)
2005年にデビューした韓国の男性アイドルグループSUPER JUNIOR(スーパージュニア / ハングル 슈퍼주니어)。SMエンターテインメント傘下のLabel SJに所属している。
12人のメンバーでデビューしたSUPER JUNIORは、シングル『U』から新メンバーキュヒョンが加わり13人組となった。
各メンバーが、歌手だけでなく、俳優、バラエティー、モデル、DJなど様々な分野で活躍している。
