今年4月、俳優のキム・ジョンヒョンに「ガスライティングをした(心理的虐待)」という疑惑をはじめ、同時に様々な疑惑が浮上した女優のソ・イェジ。そんな彼女が2021年下半期に、新作ドラマの出演を検討していることがわかった。

日本でもリメイクされた、韓国のヒューマンサスペンスドラマ『シグナル』。

同作品で、悪役として印象深い演技を見せた俳優のチャン・ヒョンソンは、2016年のあるインタービューでこう語っている。

チャン・ヒョンソンはドラマ『シグナル』でキム・ボムジュ役を演じた

ドラマ『シグナル』でキム・ボムジュ役を演じたチャン・ヒョンソン(画像出典:tvN)

「視聴者に悪口を言われ、俳優としてうれしかった」

リアリティーある悪役は、視聴者の没入度を上げ、興行にも貢献する。

視聴者が、悪役の行動に本気で怒りを覚え、正義の味方を応援するというドラマの典型的なプロットは、国も古今東西を問わず人気を得てきた。

もし悪役を演じる俳優が、実生活でも”悪いイメージ”を持たれているとしたら? 視聴者の興味と没入度はさらに上がり、放送前に話題性の独占も期待できる。加えてドラマも面白ければ、高視聴率にもつながる。

今年4月、当時交際中だった俳優のキム・ジョンヒョンへの*ガスライティング疑惑に続き、スタッフへのパワハラ、学歴詐称、校内暴力への疑惑が同時多発で浮上した女優のソ・イェジ。

*ガスライティング:ガスライティングは心理的虐待の一種であり、被害者に些細な嫌がらせを行ったり、わざと誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気、もしくは自身の認識を疑うよう仕向ける手法(出典:Weblio辞書)

ソ・イェジは新作ドラマの出演依頼を受け検討中だという

新作ドラマの出演依頼を受け検討中だというソ・イェジ(画像出典:ゴールドメダリスト公式HP)

キム・ジョンヒョンへのガスライティング疑惑に対しては、所属事務所を通して「恋人同士の嫉妬による会話」と釈明している。

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そんなソ・イェジが「新作ドラマの出演依頼を受け、検討している」と報じられた。

本日(9月7日)、Danmeeの韓国取材パートーナーであるtopstarnews(トップスターニュース)は、ソ・イェジの所属事務所であるゴールドメダリストに電話取材を行い、彼女が新作ドラマへの出演を検討中であることが明らかになった。

その新作ドラマとは、tvN『イブのスキャンダル』。

韓国全土を騒がせた財閥家の離婚と訴訟を描く、韓国ドラマ得意の”痴情劇”作品だ。

ソ・イェジが出演を検討している主人公のイラエル役は、不幸な幼少期の記憶を持つ人物で、制作側曰く「致命的な魅力を放つ”危険すぎる花”」だそうだ。

もし彼女の出演が実現すれば、ドラマ制作側としてはとてつもない話題性の獲得が約束されたようなもの。それは世間の持つ”悪女キャラ”が、いまだ進行形であるからだ。

韓国の中堅俳優であるイ・ギョンヨンは、過去の不祥事により、芸能界に復帰しても悪役しか回ってこなかったと、辛い時を回想したことがある。

しかし彼は、引き受けた悪役を見事に演じきり、今は韓国ドラマ界において欠かせない存在となった。

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ソ・イェジは(本人には残念なことだが)果たして、”悪女キャラ”で女優としての新たな商品価値を見出すこと、そして視聴者に受け入れてもらうことができるだろうか。

優れた演技の才能と、女優として最高の美貌を誇る彼女の復帰を楽しみに待っているファンも多いはず。

彼女のカムバックは、そう遠くない予感がする。









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