• BLACKPINKの記録を脅かすと騒がれた、新人ガールズグループ「FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)」。
  • 去る6月28日、所属事務所ATTRAKTとの契約問題についてメンバー全員が裁判所に訴訟手続きを行った。
  • しかし事態は急展開。メンバーの一人、キナが10月16日(月)に訴訟を取り下げたという。

契約問題で渦中のFIFTY FIFTY (画像出典:ATTRAKT)

BLACKPINKの記録を脅かすと騒がれた、新人ガールズグループがある。

キナ、セナ、シオ、アランの4人で結成され、2022年11月18日に1stミニアルバム『THE FIFTY』でデビューしたFIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)だ。

翌年2月24日にリリースした1stシングル『The Beginning: Cupid』のタイトル曲「Cupid」がアメリカ、ヨーロッパで大ヒットし、K-POPガールズグループ史上初となる米ビルボード『Hot100』歴代最長チャートイン記録を打ち立てた。

この記録は、BLACKPINKやTWICEなど、錚々たるガールズグループを上回る記録であり、所属事務所のATTRAKTが新生の中小事務所ということから「中小アイドルの奇跡」と、“シンデレラ”の誕生に大衆は歓喜した。

しかし、ある日を境にK-POP史に残る“泥沼劇”に巻き込まれることに。

事の発端となったのは、今年6月23日に所属事務所が提起した“外部勢力による強奪疑惑”。

“生みの親”であるATTRAKTによると、自社にとって外注企業であり彼女たちの”育ての親”に該当するThe Giversが、大手外資系レコード会社ワーナーミュージック・コリアに対し、FIFTY FIFTYの買収話を持ちかけたという。これが”強奪疑惑”の焦点となる。

問題はこれだけではない。6月28日には、FIFTY FIFTYのメンバー4人が生みの親である事務所に対して、専属契約効力停止仮処分を裁判所に申請したのである。

「不透明な清算問題」「健康状態の悪化により活動が難しいにもかかわらず、強行を要求」など、これ以上関係を続けることは不可能という理由だった。

しかしこれは8月28日に裁判所より棄却判決が下されている。その後、メンバー4人は裁判所の決定に対し不服申し立てを行った(8月30日)。

まだ双方の攻防が続く中、事態は急展開を迎える。

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FIFTY FIFTYのキナ (©TOPSTAR NEWS)

なんと、メンバーの一人、キナが訴訟を取り下げたのである。

これについてATTRAKT側は「キナは今月16日、ATTRAKTを相手取った訴訟について取り下げるという意思を表明した」とし「キナが涙を流しながら(ATTRAKT側に)謝罪した」とコメントした。

キナは、専属契約効力停止仮処分の抗告審を担当したソウル交際民事25-2部に訴訟取り下げ書を提出。突如立場を変えた理由については、今現在明らかにされていない。

彼女の心変わりにより、新しい局面を迎えることになった“FIFTY FIFTY”事態。韓国ネットでは、デビューから奇跡のような快挙、アーティストと事務所側の泥仕合のすべてが、1年も満たないうちに起きた事を嘆きながら、

「まるで長編の韓国ドラマを観ているようで疲れる」

「デビュー約11カ月という短いスパンでこのような問題が起きるのは、不思議でしょうがない」

「今の状況に共感することも、理解することも難しい」

「関心すらなくなった」

との声が多く寄せられた。

デビューからまもなく1年を迎えようとしているFIFTY FIFTY。

彼女たちが描いたサクセスストーリーは、美しい童話から、疲労度が増す泥沼系の長編韓国ドラマに様変わりしている。

ダンミ ニュース部

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