EXOチャニョル、主演映画の試写会を見た韓国ネット「あの人に似てない？」

昨年10月の私生活暴露議論以降、久しぶりに公の場に姿を現したEXO(エクソ)のメンバーチャニョル。主演映画『THE BOX』の公開を控え、メディア試写会に登場したチャニョルに対し、ネットユーザーの間では様々な反応が寄せられている。

EXO(エクソ)のメンバーチャニョルが、映画『THE BOX』でスクリーン初主演デビューを果たす。

チャニョルは、3月18日午前ソウル・江南区(カンナムグ)三成洞(サムソンドン)メガボックス・コエックスで開催された、映画『THE BOX』のメディア試写会に、演出を引き受けたヤン・ジョンウン監督と俳優チョ・ダルファンと共に参加した。

『THE BOX』は、ステージ恐怖症を抱え、頭にダンボール(ボックス)をかぶらないと歌えないジフン(チャニョル)と、成功することが何より重要だと考えるプロデューサーミンス(チョ・ダルファン)の軌跡を描いた作品で、今月24日に韓国で公開される。

チャニョルは映画『THE BOX』のメディア試写会に参加(画像出典：オンラインコミュニティー)

今回の行事は、チャニョルが昨年10月の私生活暴露議論以降、初の公式の席になり関心を集めた。

これに先立ち、チャニョルは過去に交際していたと主張する女性からプライベートな内容を暴露され、物議をかもしていた。その後、ファンコミュニティーを通じて「EXO-L(エクソエル：EXOファンの名称)の皆さんに、ご心配をおかけして申し訳ないとお伝えしたかった」と伝え、「皆さんの信頼は、間違っていなかったという事をはっきりとお見せするために、最善を尽くします。僕に贈ってくださった身に余る大きな愛を、必ず守ります」と謝罪している。

『THE BOX』の試写会で、チャニョルは自身の論議に関連した発言をするのか注目されたが、特別な言及はなかった。ただし、今月29日に入隊を控えているだけに、彼は「入隊前に良い作品に出会い、映画をお見せして行くことができて光栄です。本当に良かったと思います。気持ちが楽になりそうです。ケガをせず、元気に行って来る準備ができています」と軍入隊を控えた心境を告白した。

韓国のネットユーザー反応

久しぶりに公式の場に姿を見せたチャニョル。彼の姿を目にした韓国のネットユーザーたちも様々な反応を寄せているようだ。（コメント出典：theqoo）

私生活の暴露議論に対して言及しなかったことについて、「結局活動するのね」「もう自粛期間は終わり？」「あつかましい」など不満を漏らす声も見られたが、「少し顔が丸くなった？」「何だかんだ言ってカッコいいよね」「頬がふっくらして柔らかいイメージになった」など、外見に対する意見も非常に多く上がっている。

また、「映画楽しみにしてるね」「チャニョルの演技が早く見たい」など作品に期待を寄せる声も見られたが、中でも一番多く寄せられたコメントが「キム・ジンに似てる」「チョン・ジュニョンに似てる」「キム・ジン＋チョン・ジュニョンだ」という意見だ。

ここで軽くキム・ジンとチョン・ジュニョンについて説明してみよう。

キム・ジンは90年代のオルチャンとして有名(画像出典：namu.wiki)

キム・ジンは、1973年生まれ今年48才(日本年齢)。1994年にアイドルグループのリーダーとして歌謡界デビュー。その後、1997年にはMBCシチュエーションコメディー『男女6人恋物語』に出演して一躍名を広めた。顔が白いことから”小麦粉”というニックネームや、目鼻立ちがくっきりしていることから”プリンス”と呼ばれ、90年代のオルチャン(美男)として有名だ。

チョン・ジュニョンも美しい容姿で人気を得た歌手だ(画像出典：チョン・ジュニョンInstagram)

チョン・ジュニョンは、2012年オーディション番組『スーパースターK4』に出演してTOP3に入り、美しい外見と4次元の性格で注目された。2013年に正式に歌手デビューしたが、2019年に複数の女性との性行為を盗撮し、その動画をカカオトークのグループチャットで共有した容疑で逮捕。2020年5月の二審判決で懲役5年を言い渡された人物だ。

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キム・ジンとチョン・ジュニョン。チャニョルと似ているだろうか？いずれにせよ、2人は韓国国内でオルチャンとして話題を集めた人物であることには間違いない。

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これまでチャニョルは、映画『チャンス商会～初恋を探して～(2015)』、『だから私はアンチファンと結婚した(2016)』、MBCドラマ『ミッシングナイン(2017)』、tvN『アルハンブラ宮殿の思い出(2018)』などに出演したことがあるが、主演は『THE BOX』が初めてとなる。

同作で演技はもちろん、歌と楽器の演奏までこなし新しい姿をリリースするチャニョル。彼特有のハスキーボイスが引き立って見える歌唱力とその他、ドラムの演奏や作詞作りにも直接参加し、長時間アーティストとして積み重ねてきた音楽の世界観を魅せる予定で、多くのファンが期待を寄せている。