ガールズグループKARAの元メンバー、故ク・ハラさんの元恋人チェ・ジョンボム氏が、ネット上での自分に対するバッシング行為に対し一部ネットユーザーを告訴した件について、この最終判決が”サイダー”判決だと韓国で話題を呼んでいる。
韓国のみならず、日本でも絶大な人気を誇っていたガールズグループKARA(カラ)の元メンバーで、たくさんのファンに愛されていた故ク・ハラさん。
そんなク・ハラさんを暴行、脅迫した疑いで懲役1年の実刑判決を受けている元恋人チェ・ジョンボム氏が、自分に対し悪質なコメントをしたネットユーザーに一部勝訴したと報道があった。

懲役1年の実刑判決を受けている元恋人チェ・ジョンボム氏(画像出典:JTBC『イ・ギュヨンのスポットライト』映像キャプチャー)
この報道に対し、現在韓国の一部ネットユーザーの間では、「すごく”サイダー”判決だね」と話題になっている。
ここで使われている「サイダー」とは、「サイダーを飲んだときのように、スカっとする」ということを意味している。
今回の裁判についての詳細は以下だ。
韓国ソウル中央地裁は16日、チェ・ジョンボム氏がネットユーザーのAさんら5人を相手取り起こした損害賠償請求訴訟で30万ウォンの賠償命令を下し、一部勝訴の判決を言い渡した。
Aさんは1審公判当時、関連記事に「豚XX。ちょっとは痩せろよ」などと書き込み、ほかのネットユーザーは「破廉恥なヤツ」「無期懲役を求刑すべきだ」などと書き込みをしていた。
チェ・ジョンボム氏は、これら侮辱的な書き込みで精神的な苦痛を受けたとし、それぞれ300万から400万ウォン(約30万~40万円)の慰謝料を求める訴訟を起す。
これに対し、今回裁判を担当した判事は「(Aさんのコメントは)記事の内容とは関係ないチェさんの外見を卑下したり、あざ笑ったりする表現だ」とし、30万ウォン(約3万円)の賠償を言い渡した。
しかし、他の被告人ーー「破廉恥なヤツ」「無期懲役を求刑すべきだ」などのコメントをしたネットユーザーらに対しては、「(チェ・ジョンボム氏が犯した)罪や社会的逸脱行為には、法的責任以外に、世間からの社会的批判や非難形態の責任追及が伴う。こうした批判や非難は、一定の限度を超えない限り、社会の常軌に反しない行為として容認されなければならない」と判断した。
また、この書き込みに対し、「意見提示や感情を吐露するレベル。“社会的に非難される行為をした人”に対する否定的な意見や感情を表す時に使われる、やや乱暴な表現の程度に過ぎない」と説明し、慰謝料請求を受け入れなかった。
この判決結果を知ったネットユーザーたちは、チェ・ジョンボム氏を名指し、その悪事を問いただすような判決趣旨だと、感心しながら、非常にスカっとした”サイダー判決”だと話題にしているのだ。
原告側のチェ・ジョンボム氏は2018年9月、故ク・ハラさんの自宅でク・ハラさんに対し暴行を加えたとして警察の取り調べを受け、さらにク・ハラさんに対し”リベンジポルノ”行為で脅迫したとし、強要・脅迫・性犯罪処罰法違反などの疑いで追加告訴されている人物。
その最終判決では、1審で懲役1年6カ月、執行猶予3年を言い渡された。不法撮影に関連する罪は、無罪の判決を受け、2審で懲役1年の実刑を言い渡されたが、昨年10月、最高裁判所で上告が棄却され、懲役1年が確定した。
これらの事件が浮き彫りになった当時から、ネットユーザーたちはク・ハラさんには同情の声を寄せ、一方でチェ・ジョンボム氏に対して、怒りの声を顕にしていた。
要するにネットユーザーたちは、享年28歳という若さで自らこの世を去ってしまった故ク・ハラさんに酷い行いをしてきたチェ・ジョンボム氏に対し、「いままでの行為を考えると、この程度のことは言われてもしょうがない。当たり前だ」という判決を下した裁判官の思慮を褒め称えているというわけだ。
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