BTS(防弾少年団)リーダーのRMが、Weverseに長文のメッセージを投稿し、今の心境を明かした。その中でRMは、今回の報道のきっかけとなったコンテンツ『バンタン会食』で大事なことを告白した理由や、真意とは異なる部分がフォーカスされている状況について素直な気持ちを伝えている。
今や世界中がBTS(防弾少年団)の話題で持ちきりの中、BTSリーダーのRMが今の心境を明かした。

Weverseに長文のメッセージを投稿したBTSリーダーのRM(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
そこには、「ARMY(アーミー:BTSファン名称)の方々なら広い心で理解をしてくださることを信じて疑いません」という言葉が綴られている。
RMは、なぜこのように伝えたのだろうか。
6月16日未明、RMは、韓国のファンコミュニティープラットフォームWeverse(ウィバース)に長いメッセージを投稿した。
メッセージには、今世界中のメディアが取り上げている”BTSのグループ活動”に対する報道、そしてその報道のきっかけとなったコンテンツ『찐 방탄회식(リアルなバンタン会食、以下バンタン会食)』での告白について正直な思いが語られていた。
まず今回、報道のきっかけとなったコンテンツ『バンタン会食』について紹介したい。
BTSは、毎年6月に『BTS FESTA(以下、FESTA)』という、BTSのデビュー日”6月13日”をお祝いする恒例イベントを開催し、FESTA期間中は様々なコンテンツが順次公開される。
2022年のFESTAで公開された最初のコンテンツは、6月1日に公開された家族写真。
(関連記事)BTS 少年から大人へ!’家族写真’で振り返る9年間の軌跡と奇跡
そして、大切なデビュー記念日の6月13日の翌日、FESTA最後のコンテンツとして公開されたのが『バンタン会食』だった。
この『バンタン会食』は、過去のFESTAでも配信されたことがあり、BTSメンバーがお酒を飲みながら、仲良く和気あいあいと話すというもの。
(関連記事)BTS(防弾少年団)と飲酒を!2018年BTS飲み会模様!#2018BTSFESTA
これまでのFESTAでも、会食という設定ではなくても、メンバー7人がその年の活動について本音を語る映像が配信されることが定番となっている。
それが今回は『リアルなバンタン会食』として公開されたのだ。
そこには普通の20代の青年のように、飲み会でたわいのない話をしているBTSの姿が見られ、SUGAは英語や日本語を勉強していることを伝えるなど、日本のARMYには嬉しいシーンもあった。
この『バンタン会食』について、RMはメッセージの中で、「バンタン”会食”という不定期なコンテンツ形式もそうですし、放送された6月13日という日付自体の象徴性もそうですし、これまで9年間共にしてくださったすべてのARMYの方々に献呈する映像でした」と伝えている。
また「僕たちも10年近い異例の時間を止まることなく共有してきただけに、BTSとARMYだけの特別さが確実に存在します」「その特別さを何の代価もなく、今まで心を交わしてきたすべてのファンの方々に言いたい告白であり、”*告解聖事”です」と明かした。
*告解聖事:キリスト教の幾つかの教派において、罪の赦しを得るのに必要な儀礼や、告白といった行為
『バンタン会食』の映像には、RMが「僕は、BTSを長くやりたいです」と話しているシーンもある。
そして「映像をご覧になった方々は分かると思いますが、『Yet To Come』という歌のタイトルが示唆するように、僕たちが真実として言いたかったことは、絶対に今が終わりではないという事実でした」と改めてメッセージでも伝えている。
しかし実際は、話しながら泣いているRMや他メンバーの姿がフォーカスされてしまい、「BTSは解散か?」「グループ活動中断」という報道が一斉に始まる。
BTSが本当に伝えたかった内容は、そのフォーカスされた部分に惑わされ、違う方向へ導かれてしまったようだ。
『バンタン会食』が配信され、RMのもとにも多くの連絡が届いたという。それについても彼は、
「送ってくださったキャプチャー写真や記事のタイトルを見ると、”解散”とか”活動中断”、”宣言”などの刺激的で断面的なキーワードが本当に多かったですね。こうなるのをわからなかった訳でもないですし、覚悟していない訳でもないですが、やはり残念です。僕たちが泣きじゃくる映像までフルで視聴してくださってから意見を書いてほしいとも願うわけではなかったとは言え..」
と、自身が伝えたかった内容が、ある一部分だけ切り取られて報道されていることに対し、残念な気持ちを伝えている。
ファンとのコミュニケーションを楽しむためのWeverseに、RMがこのようなメッセージを投稿した理由は、映像を全て見ずに「こうだ!」と決めつけて報道する各メディアへの問題提起とも推測できるのではないだろうか。
RMは「私たちを知っているARMYの方々なら広い心で理解をしてくださることを信じて疑いません。映像で僕たちが言ったことが全てです」と伝えている。
(構成:酒井知亜)
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
編集部おすすめ記事
-
【単独インタビュー】カンダニエル、DAM-YI誕生秘話と新作に込めた情熱
-
音で描く天気予報?RESCENE、7月2日に2ndシングル「Dearest」でカムバック
-
BTS J-HOPE、人気バラエティー番組に出演!「彼の名前にJが入る理由がわかる」そのワケとは
-
MOMOLANDあの熱狂をもう一度・・リミックスアルバム「FESTIVALAND」リリース決定
-
Stray Kids「MANIAC」MVが3億回再生突破!世界を揺るがす熱狂再び
-
KARD、8thミニアルバム「DRIFT」発表!メンバー全員作詞で個性炸裂
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
カン・ハヌル主演作が1位の快挙!2025年上半期 本国観客動員数トップ5
-
【全12曲】ロングセラーから最新曲まで!2025年上半期の韓国ドラマ人気OST
-
「この人が出たら即買い!」日本の食品CMに出てほしい韓国男性スター、1位はBTS ジン!
-
少女時代 ユナ×アン・ボヒョン主演映画「悪魔が引っ越してきた」今夏スクリーン登場
-
音で描く天気予報?RESCENE、7月2日に2ndシングル「Dearest」でカムバック
-
MOMOLANDあの熱狂をもう一度・・リミックスアルバム「FESTIVALAND」リリース決定
-
KARD、8thミニアルバム「DRIFT」発表!メンバー全員作詞で個性炸裂
-
イ・ジョンソク3年ぶり!韓ドラファン必見の25年7月 本国放送・配信予定の新作ドラマ8選
-
BTSとクジラ「この世で最も孤独な存在のために」
-
10時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
Stray Kids「MANIAC」MVが3億回再生突破!世界を揺るがす熱狂再び
-
2PMテギョン主演「主役の初体験」好発進!KBS不振を断ち切る救世主になるか
-
ATEEZ、12thミニアルバム「GOLDEN HOUR : Part.3」記者懇談会に出席!(PHOTO45枚)
-
KARA 知英 & イ・ミンホ×アン・ヒョソプ主演作も!25年7月 本国公開予定 最新韓国映画7選
-
チャン・ドンユン×コ・ヒョンジョン主演「カマキリ」9月5日SBSで初放送決定!
-
【世にも奇妙な韓ドラ】仕事現場で無念の死を遂げた霊の成仏‥特別な任務を果たす労務士の物語
-
デビュー11年目のシンデレラボーイが1位!25年6月 韓国ドラマ俳優ブランド評判ランキング ベスト5
-
今週末(6月13日~) CSチャンネルで放送「日本でウケの良い」韓国映画5選
-
ナムグン・ミン×チョン・ヨビン初共演「私たちの映画」、“愛”が映画を超えて心を揺さぶる
-
“帰ってきたキング”に世界中が熱視線!BTS ジミン「25年5月版 韓国男性アイドル人気決定戦」1位に
-
KiiiKiii、初YouTubeバラエティ「キキパンパン」EP.2で見せた笑いと涙
-
ARTMS、1stミニアルバム「Club Icarus」のカムバックショーケースに出席!(PHOTO8枚)
-
ユン・ヒョンスら、新TVINGオリジナルドラマ「ランニングメイト」の制作発表会に出席!(PHOTO10枚)
-
IVE レイ、ブランド「Opening Project」×「SATUR」イベントに出席!(PHOTO7枚)
-
Red Velvet ウェンディ、SBSパワーFM「ウェンディのヤングストリート」の収録に参加!(PHOTO5枚)
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。