韓国のオンラインコミュニティーに、韓国のガールズグループLOONA(今月の少女)のファンが、あるキャプチャー写真を投稿した。そこには、韓国ファンが、海外ファンとの差別待遇を主張する内容が書かれていた。その内容を巡り、韓国ファンと海外ファンの議論も起こっている。

韓国のオンラインコミュニティーに、韓国のガールズグループLOONA(今月の少女)のファンが、SNSでやりとりしたキャプチャー写真が投稿された。

7月にアメリカでサイン会を実施する人気ガールズグループLOONA(今月の少女)

7月にアメリカでサイン会を実施する人気ガールズグループLOONA(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

その写真を見ると、LOONAの韓国ファンが、米国ファンとの差別待遇を主張し、韓国ファンと米国ファンの間で議論が起きているようだ。

6月14日、韓国のアイドルの情報共有が中心となっているコミュニティーサイトにあるキャプチャー写真が投稿された。

そこには、LOONAが7月にアメリカで行う対面サイン会の情報が掲載されているのだが、「韓国は30人当選で、アメリカは50人当選なんだね」とのコメントが書かれている。

どうやらこれは「LOONAは韓国のグループなのに、なぜアメリカよりも本国(韓国)のサイン会の方が当選人数が少ないの?」と韓国ファンが、海外ファンとの差別待遇を主張しようと投稿したようだ。

しかしこれに対し、海外ファンは、

「LOONAの曲を、Melon(韓国国内最大音源サイト)で100位以内に入れることさえできない韓国ファンにはサイン会の席を与えません」

「ミントチョコが好きか嫌いか聞いている間に、私たちはビルボード、Spotify(世界最大の音源サイト)、iTunes(アイチューンズ)で上位圏に入れた」

と、韓国で有名なミントチョコ論争を持ち出し、韓国ファンを揶揄し、「韓国ファンはLOONAの活躍に貢献していないからサイン会の人数が少ない」という強気とも思える発言をしている。

また、以下のようなコメントも見られた。

「あなたは、LOONAと同じ都市に住んでいる。あなたは彼女たちにいつも会える。海外ファンは彼女たちに会う機会が半分もない。不満を言うな!」

「LOONAに会えるのは、この機会しかない。LOONAはあなたの国に住んでいるのだから、その特権は認めるべき!」

この米国ファンの発言に対して、韓国のネットユーザーは「じゃあ、アメリカではいつも、アリアナ・グランデに会えるのか?」と応戦している。

今回、LOONAのサイン会人数が「韓国は30人当選、アメリカは50人当選」である理由はわからないが、アイドルの所属事務所が「韓国ファンと海外ファンを差別している」というファンの主張は度々起こっている。

先日、韓国の人気ボーイズグループTHE BOYZ(ザ・ボーイズ)の海外ツアーに参加した韓国ファンらは、現地で所属事務所のスタッフに差別対応を受けたと主張した。

(関連記事)「韓国ファンに差別だ!」THE BOYZ 事務所の規制に反発する韓国ネット

この時は、コンサート会場で写真撮影が許されたのは海外ファンだけで、韓国ファンは撮影が許されず、会場内へのスローガン、水、ペンライトなどの持ち込みも許されなかったという。

KPOPグループが世界に進出している一方で、韓国ファンが、海外ファンとの差別待遇を主張する機会も増えているようだ。

(構成:酒井知亜)




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