BTS(防弾少年団)のジョングクが、真夜中のDJとなって楽曲を紹介すると、その曲名があっという間に検索トレンドに浮上することを以前当サイトで紹介したが、ここではジョングクだけでなくBTSメンバーがあらゆるキーワードを発した後の、影響力のすごさについて紹介する。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

3月1日、当サイトではBTS(防弾少年団)のジョングクについて、『BTS ジョングク 夜明けのDJに?曲紹介後は検索トラフィックの急増必須!』という記事を作成し、掲載した。

最大検索エンジンのGoogleに“チキンカルビ”を浮上させたジョングク

世界最大検索エンジンのGoogleに“チキンカルビ”を浮上させたBTSジョングク。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

そして3月3日、韓国のウェブメディアであるSTARNEWS(スターニュース)が、彼が新たにネット上を巻き起こしたある出来事を伝えている。

以下、同メディアによると、2月27日にジョングクが自身のインスタグラムストーリーで、「チキンカルビのおいしいお店の推薦をお願いします」と投稿。これと共に、世界最大の検索エンジンツールであるGoogleで、”チキンカルビ”というワードがたった数分で爆発的検索量を示したのだという。

このニュースは瞬く間に世界へ知れ渡り、インドネシアのウェブメディアPikiran Rakyat(ピキラン・ラキヤット)は、『BTSのジョングクが、再びGoogleで突然ある食事を流行らせた』というタイトルで、この出来事を報じたと伝えている。

そこには「誰も検索しないようなワードを、一瞬にしてGoogleトレンドに浮上させることは、本当にすごいこと」だと、感心の言葉が綴られているそうだ。またジョングクが与えるその一言は、世界へ莫大なパワーと波及力を見せていると付け加えたという。

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BTSのメンバーが口にしたもの、手にしたものほぼ全てが”品切れの乱”を起こすことは、当サイトでも何度か紹介したが、この現象を世界のメディアが取り上げるほど、異例な事がわかる。

最近では1月23日、韓国メディアの朝鮮日報が『“BTS(防弾少年団)ジミンが食べた赤い食べ物” 4年で輸出63%↑』という見出しで記事を掲載。韓国香辛料の輸出が好調であることを伝えた。

さらにさかのぼること2021年の年末、RMがあるライブ放送で「ビビン麺は1個だと量が少ないし、2個食べると胃がもたれるから、1.5倍の商品を出してくれたらいいのに」と言及。すると年明け1月に、販売メーカーがすぐに動き出し「消費者の意見を反映した」と、“パルドビビン麺カップ1.2″が発売された。

2021年3月には、ジョングクがV LIVEで身に着けていたブレスレットが、保護動物を支援するものだとわかると販売元へ注文が殺到し、あっという間に品切れになっている。

ワールドスターとなったBTSは、もはや音楽活動だけでなく、世界の食やトレンドを作り出す存在にまでなってしまったようだ。





BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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