世界的に大きな注目を浴び、絶大な人気を博しているBTS(防弾少年団)。彼らの認知度が上がれば上がるほどファンも増えるが、それと同時にアンチファンも増加している。所属事務所側は、悪質なファンに対して”善処なし”で告訴を完了したことを発表した。これはただのアンチファンだけでなく、”アクゲ”なるファンに対しての警告でもあるようだ。
世界中に熱狂的なファンを持つ、グローバルスターのBTS(防弾少年団)。
連日、インターネットを中心にテレビや雑誌など、あらゆる媒体に”BTS”の文字が並び、彼らの姿を見ない日はない。もはや世界のトレンドをいくトップスターへと言っても過言ではないほど、絶大な人気を得ている。

世界中にファンを持つ、ワールドスターのBTS(防弾少年団) (画像出典:BTSオフィシャルInstagram)
世界中からラブコールが止まないBTSであるが、彼らの認知度が上がるとともにファンも増えていくが、その一方でアンチファンの増加にもつながっている。BTSはこれまで、アンチファンによる悪質な行動に悩まされて続けてきた。
これを受け、所属事務所側はBTSへの悪質な投稿に対し、”善処なし”で告訴を完了したことを発表した。
(関連記事) BIGHIT MUSIC、BTSへの悪質投稿に対し ‘善処なし’ で告訴完了の状況を知らせる
年々深刻になる”BTSアクゲ”問題
所属事務所側の対応は、グループ全体のアンチファンに対しての警告であると同時に、”アクゲ”と呼ばれるアンチファンに対しても強い警告を示していると予測される。
“アクゲ”とは、悪質な個人ファンのこと。アイドルグループ内において1人のメンバーだけを応援し、他のメンバーを意図的にけなしたり卑下するファンのことを指す。
(関連記事)アクゲを退治!ジミンを守れ!BTSファンの抗議デモにもBig Hitの対応は消極的?

善良なファンからの応援を受ける一方で、アンチファンに悩まされていた(画像出典:BTSオフィシャルInstagram)
年々、アクゲ問題は深刻化しており、アーティストをはじめ、所属事務所、各種媒体、さらにファンに対しても弊害がもたらされている。
その中で最も懸念されているのが、ファンの分裂とグループのチームワークが崩れてしまうことだ。
推しメンバーを持ちながらもグループ全体を応援するファンが多い中、アクゲが自身の推しメンバーだけでなく批判メンバーを作ることで、ファン同士が対立する構図が生まれてしまう。
さらに、アクゲは同グループ内に推しとアンチが存在するため、アーティスト側から見れば、メンバーのファンから厳しいバッシングを受けるといった状況になってしまう。このことはグループ間でギクシャクした空気を作る一因にもなりかねず、これまで築き上げてきたチームワークを乱す要因となってしまう。
応援しているファン同士がいがみ合い、グループのチームワークもめちゃくちゃ‥となれば、その先に待っているのは残念な結果しかないだろう。
韓国の最新ファン文化を象徴する言葉も誕生
このような状況の中、韓国のファン文化にはアクゲの現状を象徴する言葉が誕生している。それは”エム”と”純ドク”なるフレーズだ。

この先もBTSの活躍を応援できる環境を作るのは、ファンでもある(画像出典:BTSオフィシャルInstagram)
“エム”は、韓国語の”お母さん”を意味する”エミ”から派生した言葉で、特定メンバーを母親が愛するように支持、または偏愛するファンのことを指す。つまり、その指示や偏愛が度を越えると、アクゲに発展するのだ。インターネット上では、ローマ字の”M”と表記されていることが多いようだ。
一方、”純ドク”とは、韓国語の「純粋なオタク」を意味する言葉を略したもので、グループ全体のファンのことを表すフレーズだ。
この言葉がインターネット上に出現したのはごく最近で、オンラインコミュニティーを通じてファン同士のやりとりから発生したと見られている。
続々と新文化が誕生している韓国のファンダム。今回登場した”エム”と”純ドク”というフレーズは、推しへの愛がおかしな方向に変化しないよう、指摘するフレーズとしても使用されているようだ。
アンチへと走りそうになるファンを食い止めるために生まれた言葉のようにも感じ、これが功を奏してくれたらと願うファンも多いことだろう。
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
編集部おすすめ記事
-
KickFlip、2ndミニアルバム活動を完走!「FREEZE」で示した成長と存在感
-
“7月1日デビュー” AHOF、タイトル曲「その場所でまた会おう」MVティザー公開
-
KARA ハン・スンヨン、夏のドームに爽やかスマイル!始球式で届けた元気なエール
-
ATEEZ ホンジュン、深まる眼差しに酔う夜・・洗練のスーツ姿で魅了
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
ATEEZ ホンジュン、深まる眼差しに酔う夜・・洗練のスーツ姿で魅了
-
ピョン・ヨハン、黒の余韻と花束の彩りあふれる投稿が話題に
-
うちの地元で観られる?25年7月ローカルテレビ局で楽しめる注目の韓国ドラマ4選
-
チュ・ヨンウ×チョ・イヒョン再共演「巫女と彦星」好発進で注目!6月第4週 韓ドラ視聴率ランキング
-
チョン・ヘイン、SBS「四季の春~恋めぐる僕らの季節~」の最終話に医師役でサプライズ登場!
-
“7月1日デビュー” AHOF、タイトル曲「その場所でまた会おう」MVティザー公開
-
「未知のソウル」OSTスペシャルアルバム発売決定!感動のシーンを音で辿る
-
14時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
KickFlip、2ndミニアルバム活動を完走!「FREEZE」で示した成長と存在感
-
KARA ハン・スンヨン、夏のドームに爽やかスマイル!始球式で届けた元気なエール
-
来週(6月30日~) BS・CSで放送終了「絶対外せない」韓国ドラマ5選 & 見逃しVODまとめ
-
ZEROBASEONE、デビュー2周年記念プロモーション始動!スケジュール画像の“謎アイコン”に注目集まる
-
SEVENTEEN THE 8、その眼差しに射抜かれる!新たな一面を写し出した黒白ビジュアル
-
命をめぐる葛藤が始まる!イ・ボヨン×イ・ミンギ主演「メリー・キルズ・ピープル」8月1日韓国放送開始
-
少女時代 ユナ、目線ひとつで語る美しさ!漆黒の午後に魅せた静かな存在感
-
ユン・ゲサン主演「トライ:僕たちは奇跡になる」、情熱と笑いが交差する“奇跡のラグビー部”物語が始動!
-
Netflix・Disney+ほか話題作が続々!7月日本配信の韓国ドラマは“豊作の予感”
-
放送から20年!2005年日本の韓ドラファンを沸かせた作品5選&視聴できるVODまとめ
-
BTOB ユク・ソンジェ、“静けさ”と“品格”で魅せるジュエリーブランドイベント
-
25年6月K-POP女性ブランド評価ランキング ベスト5!BLACKPINK ジェニーが3カ月連続の快挙
-
ASTRO ユンサナ、音楽的“変身”を遂げる・・2ndソロアルバム「CHAMELEON」ついに全貌公開!
-
パク・ボゴム「グッドボーイ」スチール写真が話題に・・夏の陽射しに染まる演技の情熱
-
ATEEZ、12thミニアルバム「In Your Fantasy Edition」発表!新たな“幻想の扉”が開かれる
-
“まるで1シーン” ナムグン・ミン、期待と安らぎがあふれる穏やかな午後
-
Stray Kids I.Nが届ける“ひと夏の癒し”・・写真一枚で伝わる優しいまなざし
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。