BTS(防弾少年団)のリーダーでありながら、アートインフルエンサーとしての顔も持つ、RM。アメリカでのコンサートを終えて長期休暇に入ったRMは、現地での美術館巡りを楽しんでいるようだ。その様子が自身のインスタグラムにて紹介され、世界中で話題となっている。RMの光る感性にスポットライトが当てられた。

アメリカでのコンサートを終え、長期休暇を楽しんでいるBTS(防弾少年団)のメンバーたち。彼らはこれを機にと、インスタグラムにそれぞれ個人アカウントを開設し、休暇中の素顔を覗かせている。

その中でも、BTSファンだけでなく”アート”ファンにも一目を置かれているのが、リーダーのRMだ。

朝鮮日報(chosun.com)など、韓国主要メディアによると、韓国美術界最高のインフルエンサーとされるRMが、アメリカの美術界を騒がせているようだ。

アート好きとしても知られている、BTSのリーダーRM

BTSのリーダーRMは、アート好きとしても知られている(画像出典:RM公式Instagram)

彼は今回、自身のアカウント”rkive”に、アメリカの美術館巡り”アートツアー”を楽しんだ1コマを投稿している。

RMが訪れたのは、テキサスのチナティ・ファンデーションをはじめ、メニル・コレクション、ロスコ・チャペル、ワシントンD.C.近郊のグレンストーン美術館、ニューヨークのディアビーコンなどで、大半が大衆的な美術館ではなく、専門家も一度は訪れたい夢の場所だという。

RMが訪れたコースを見ると、テキサスをメインステージに選んだという点が目を引く。

朝鮮日報によるとテキサスは、2000年代に入ってから現代美術で非常に重要な地域に浮上した場所で、オイルマネーを基にした富豪たちのコレクションが非常に良いという。

多くの人はアメリカのアートと言えばニューヨークやボストン、ロサンゼルスなどを思い浮かべるが、アート好きとして知られるRMのセレクトは「さすが」の一言に尽きる。

チナティ・ファンデーションこそ、RMのお目当てである美術館だ

RMのお目当ては、チナティ・ファンデーション(画像出典:RM公式Instagram)

今回、RMのアートツアーの最大の見どころは、チナティ・ファンデーション。ここはミニマリズムの巨匠、ドナルド・ジャッドが作った美術館だ。

RMにはここを訪問する特別な理由があった。それは、彼が熱烈なファンであることを明かした、韓国の単色画を代表するアーティスト尹亨根(ユン・ヒョングン)の特別展を開催しているからだ。

RMが巡った美術館にはそれぞれ特徴があり、彼はそこで出会った感動にシャッターを切る。RMの感性で切り取られた写真はインスタグラムにアップされ、それはBTSファンにとっても、アート愛好家にとっても申し分ない美術館巡りが体感できると好評だ。

現代アートを知るキッカケとして馴染みのない人でも楽しめ、さらにコロナ禍により現地を訪れることが難しい今、RMの投稿はアートの旅に連れていってくれるとし、あらゆるファンを楽しませている。

ARMYだけでなく、アートファンからも称賛の声が届けられるRMのインスタグラム

RMのインスタグラムには、ARMYだけでなく、アートファンからも称賛の声が届けられている(画像出典:RM公式Instagram)

しかしこの一方で、美術館側からすれば、RMのアートツアーに含まれるかどうかによって美術館の明暗が分かれるという。RMに選ばれた美術館は大々的に広報しているが、そうでない所は「どうか来てほしい」とラブコールを送っているそうだ。もはやRMは、人気アイドルグループのリーダーであり、現代アートの大衆化をリーディング(leading)する有名インフルエンサーになっているのだ。

アメリカのアートツアーとしてスタートした、RMのインスタグラム。近いうちに、独特の感性に満ち溢れた現代美術のアーカイブ(rkive)となるのではとも期待されている。



BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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