週末ドラマKBS2『紳士とお嬢さん』が驚異的な視聴率を誇っている。しかし、最近放送されたエピソードに登場した暴力シーンが、視聴者の間で議論にまで発展してしまった。国民的ドラマと称される本作がここまれ荒れた理由とは。
韓国にて週末のお茶の間を彩っている、KBS2ドラマ『紳士とお嬢さん』。
このドラマは、主演に俳優チ・ヒョヌとイ・セヒを迎え、自分の選択に責任を尽くして幸せを探していく”お嬢さん”と”紳士”が出会い、繰り広げられる波乱万丈な物語を描いている。
放送直後から20%超えの視聴率を誇る本作、去る9日に放送された第32話では視聴率36%(全国)を記録し自己最高視聴率を更新した。
第10話以降、常に30%前後の視聴率を打ち出し、もはや”国民的ドラマ”と呼ばれる『紳士とお嬢さん』であるが、最近放送されたある1シーンが議論へと発展してしまった。

KBS週末ドラマ『紳士とお嬢さん』が、議論に巻き込まれてしまった(画像出典:KBS)
それは、最高視聴率を更新した第32話でのこと。ここで描かれたのは、アナ・キム(イ・イルファ)の正体を知ったパク・スチョル(イ・ジョンウォン)の姿だった。
アナ・キムとパク・スチョル、2人の意外な関係性や衝撃的なエピソードが描かれていく中、視聴者を驚かせたのはパク・スチョルがアナ・キムの頬を叩き、胸ぐらをつかんで押すなどの暴力的なシーン。

問題となった暴行シーン(画像出典:Youtube KBS Dramaスクリーンショット)
この放送後、ドラマの視聴者掲示板には、視聴者からの抗議が殺到。「暴力的だ」「とても不愉快」「週末ドラマなのに、なぜこのようなシーンを入れなければならないのか」などの批判的な反応が寄せられている。
しかし一方で、「パク・スチョルの立場が理解できる」「これが暴力的なら、これからドラマを観ないことをお勧めする」「作品検閲はやめて」などの擁護する意見も見られ、視聴者の反応は2つに分かれている状況だ。
登場人物の心情からすれば、感情的かつ攻撃的になってしまいがちなエピソードだったとは言え、男性が女性に暴力を振るうシーンが描かれたことは視聴者の眉をひそめる結果を招いてしまったようだ。
また、本作はこれ以前、劇中に”記憶喪失”を多用し、視聴者から不満の声が届いていたことも。
韓国で週末ドラマが好評な理由は、チャンネル権を握る主婦層がひと息つける時間帯に放送されることと、韓国家庭の”あるある”を全50部作(予定)という長いストーリーで展開していくことが挙げられるだろう。
束の間の休息時間であり、家族と一緒に楽しく視聴できるドラマであったはずの『紳士とお嬢さん』だが、常套手段のように登場する展開、つまり”韓流ドラマの悪いクセ”が出たことで、視聴者は落胆しているようだ。
好調な視聴率からストーリーも延長されるのでは、とも言われている本作。だが、韓国ドラマにありがちな”あり得ない展開”の連続により、視聴者からは不満が噴出したと見られている。
‘紳士とお嬢さん’ 問題の暴行シーン(動画出典:Youtube KBS Drama)
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