2010年度の韓国興行収入1位を記録した映画『アジョシ(2010)』以降、俳優としての活動を見せていないウォンビン。これまで彼に映画やドラマのオファーがなかったわけではなく、オファーを受けても断っているのが現状だ。その中には大ヒットした映画やドラマが含まれているが、いったいどんな作品だろうか?
2010年度の韓国興行収入1位を記録した映画『アジョシ(2010)』の出演を最後に、俳優活動を行っていないウォンビン。
数々の映画、ドラマの出演オファーを断り続け、CMでしか顔を見せない彼に対し、韓国メディアは「いつ本業の俳優として復帰するのか」と皮肉ることも。
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そんな中、先日韓国メディアinsight(インサイト)が、ウォンビンが断ったレジェンド級の名作4作品を紹介した。
ウォンビンが断った作品とは一体‥?
KBS2『太陽の末裔 Love Under The Sun』
2016年、38.8%(ニールセンコリア調べ)の高視聴率を記録した大ヒットドラマで、主演のソン・ジュンギとソン・ヘギョは、ドラマ終了後に結婚し、ソンソンカップルとして話題になった(2019年に離婚)。
ウォンビンは、ソン・ジュンギが演じた特殊戦司令部の大尉、ユ・シジン役を提案された。
制作陣は軍服がよく似合うと思いオファーを試みたが、キャラクターが軍人という特性上、剃髪が必要で、長期間の海外撮影や100%事前制作という点などが負担になって断ったという。
映画『神と共に 第一章:罪と罰』
2017年に公開され、韓国ではPG12指定ながらも観客動員数1441万人を記録した大ヒット映画。原作はチュ・ホミンによる同名ウェブ漫画で、一度死んだ男が冥界の使者たちと共に7つの地獄で裁判を受け、新たな人生を目指す姿を描いている。
ウォンビンは、ハ・ジョンウが演じた剛直でカリスマ溢れる主人公のカンニム役を提案されたが、悩んだ末、自分には合わない役だと思い最終的に断ったという。
この映画は、続編となる『神と共に 第二章 因と縁(2018)』まで公開済み。第一章と第二章が一緒に制作されたように第三章と第四章も同時に撮影を進める予定で、2021年の制作を目標としているそうだ。
映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』
2016年に韓国で観客動員1156万人を記録し、ゾンビ映画の新たな歴史を刻んだ作品。
ウォンビンはコン・ユが演じたソ・ソグ役を提案されたが、主人公だが目立たないという理由で、「出演が難しい」という意思を伝えたそうだ。
この映画の続編として2020年に『新感染半島 ファイナル・ステージ』が公開され、そちらはカン・ドンウォンが主演している。
映画『軍艦島』
2017年に公開された日本による植民地時代、地獄の島と呼ばれた軍艦島に連れて行かれた朝鮮人たちの話を描いた映画。
ファン・ジョンミン、ソ・ジソブ、ソン・ジュンギなどの名だたる俳優が出演し、話題を呼んだ。
ウォンビンがオファーを受けた当時、彼はブロックバスター映画より、作家主義の映画に関心を持っていたため、結局断ったという。
***
そのほか、イ・スンギが主演したMBC『キング ~Two Hearts(2012)』、チョ・インソンとソン・ヘギョが主演したSBS『その冬、風が吹く(2013)』などもオファーを受けていたが、出演を断っているウォンビン。
彼は今年44歳(日本年齢)になる。30代の俳優ウォンビンの姿を見ることはできなかったが、40代の俳優ウォンビンの姿を見ることができるのか、まだまだ彼の俳優としての活躍を期待するファンは多い。
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