JTBC(Netflix)『梨泰院クラス』で爆発的な人気を得た俳優のパク・ソジュンが、芸能活動10周年を迎えた。まるでお手本のようなスター街道を歩んできたパク・ソジュンだが、そこにはたゆまぬ努力が隠されていた。彼が信念を貫いた、この10年を振り返ってみよう。
芸能活動10周年を迎えた、俳優のパク・ソジュン。
彼はこの10年で、輝かしいフィルモグラフィーと知名度を着実に築き上げてきた。

俳優のパク・ソジュンは芸能活動10周年を迎えた(画像出典:awesome.ent公式サイト)
2020年に主演を務めたJTBC(Netflix)『梨泰院クラス』でワールドスターとなり、世界中からラブコールが届けられるパク・ソジュン。彼がここまで大きな成功を収めたのは、たゆまぬ努力の結果だろう。
パク・ソジュンが俳優としてスタートを切ったのは、2011年、6人組男性アイドルグループB.A.P(ビーエイピー)のメンバー、バン・ヨングクのミュージックビデオだった。
スムーズなデビュー劇かと思えば、ここまで辿り着くまでにあらゆる試練が彼を待ち受けていた。
バン・ヨングク『I Remember(with YANG YO SEOP)』MV(動画出典:YouTube TSENT2008)
“俳優”になるという信念を貫いた、無名時代

パク・ソジュンは努力を惜しみなく注いできた(画像出典:パク・ソジュン公式Instagram)
俳優を目指しソウル芸術大学に進学したパク・ソジュンだったが、優れたルックスと才能を持つ友人たちを見て、自信を失いスランプに陥っていた。
彼はこの気持ちを整理すべく、2008年7月7日に入隊する。
しかし、入隊中も同じ年頃の俳優が成功していく姿を見て羨ましく思ってしまったそう。だが「まだ俳優として始まってもいないのに諦めてどうする」と気を引き締め、軍服務を全うしたという。
彼が入隊によって得たものは、自身がどれほど俳優という職業が好きなのかという確信と、人気絶頂期に空白期間を作る心配がなくなたということ。これにより相当なメリットを得たことで前途が開けている。
軍除隊後、本格的に演技活動をスタートしたパク・ソジュン。しかし、キャスティングされたものの出演が跡形もなく消えてしまうなど、心が折れるような出来事が続いてしまった。
彼はこれをポジティブに捉え、今後どのような役をキャスティングされてもいいように、ボクシング、剣道、合気道、乗馬までを身につけたという。つまり、アクション演技や時代劇で馬に乗る演技など、全てにおいて何の心配もない状態にしたのだ。
努力が実を結び、主演クラスの俳優に

ドラマ『梨泰院クラス』で一躍トップスターに躍り出た(出典:awseomeエンターテイメント公式Instagram)
信念を貫き、もどかしい時期を乗り越えたパク・ソジュン。
デビュー作となるバン・ヨングクのミュージックビデオで主人公を務めた彼は、翌2012年にKBS2『ドリームハイ2』で魔性アイドルシウ役を演じ、本格的な演技活動を開始した。
(関連記事)‘梨泰院クラス’ パク・ソジュンの実体験を基に語ったK-POPアイドルの苦労
その後、MBC『キルミー・ヒールミー(2015)』、KBS2『花郎<ファラン>(2016)』、tvN『キム秘書はいったい、なぜ?(2018)』など人気作に出演し、韓国だけでなく日本の韓ドラファンの心も掴んだ。
これと同時に、映画『悪のクロニクル(2015)』、『ミッドナイト・ランナー(2017)』などスクリーンでも活躍を見せている。
ドラマや映画をはじめ、tvN『ユン食堂』芸能番組にも顔を覗かせるようになり、知名度を上げてきた彼は、2020年にドラマ『梨泰院クラス』で爆発的な人気を獲得し、トップスターの座へと上り詰めた。
BTSのVと結んだ厚い友情

親友仲間”ウガファミリー”のメンバー(画像出典:パク・ソジュン Instagram)
彼の人気をさらに後押ししたのが、友人であるBTS(防弾少年団)V(ブイ)の存在だろう。
2人は『花郎<ファラン>』の共演をきっかけに友情の輪が広がったという。
彼らのSNSには頻繁にお互いが登場し、両者ともに称え合っている姿が伺える。また、ワールドスターであるVが投稿する画像にパク・ソジュンも登場することから、世界中のARMY(アーミー:BTSファンの名称)を通じてその名を広めている。
*****
韓国はもちろん、日本をはじめとしたアジアで絶大な人気を得た彼が次に向かうのは、ハリウッド進出だ。
映画『キャプテン・マーベル』の続編『ザ・マーベルズ(キャプテン・マーベル2)』からオファーが届いたことが伝えられ、現在はその後の動向が見守られている。
(関連記事)パク・ソジュン ‘キャプテン・マーベル2’ノーコメント貫くもハリウッド進出に期待UP
10年というキャリアをまとったパク・ソジュンの快進撃は、これからもスピードを上げて続きそうだ。
パク・ソジュン
韓国の人気俳優パク・ソジュン。本名はパク・ヨンギュ。1988年12月16日生まれ。
2011年、B.A.P出身バン・ヨングクの楽曲『I Remember』のMVでデビュー。
初出演ドラマは『ドリームハイ2』(2012)。
以降、ドラマ『魔女の恋愛』(2014)、『キルミーヒールミー』(2015)、『花郎<ファラン>』などに出演、”主演俳優”としての地位を固めた。
編集部おすすめ記事
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
KARAにSEVENTEENまで日本に集結!来週を彩るK-POP来日イベント4選
-
Red Velvet イェリ、「〈ACT 1 : YERIM〉YERIM FAN MEETING IN HONGKONG」のため香港へ出国!(PHOTO4枚)
-
クォン・ウンビ、「WATERBOMB HOCHIMINH」出演のためベトナムへ出国!(PHOTO3枚)
-
待望のカムバック!GINTA × Gangnammae、「JAEMINA」&「Jumpinʼ」11/14全世界同時配信
-
ソ・ヒョンジン主演JTBC「Love Me」台本読み合わせ公開!孤独と再生を描く人生メロに期待高まる
-
パク・ソジュン×ウォン・ジアン、初恋の記憶が甦る・・「ギョンドを待ちながら」ムードフィルム公開
-
今最も視聴者を動かす主人公はイ・ジュノ!「2025年11月 韓国ドラマ俳優 ブランド評判」ベスト5
-
【韓ドラの鉄板】身を滅ぼす危険な恋‥歴代「破滅ロマンス」秀作ドラマ4選
-
気温と一緒に心も揺れる季節・・25年12月CS放送スタート「大人のロマンス」韓国ドラマ7選
-
【沼る VS 微妙】ハマりすぎに要注意!新作韓ドラ「捏造された都市」急展開に賛否の声も
-
憧れのアーティストと会えるチャンス!来週(11/17〜)開催のK-POP来日イベント5選
-
KBS「ミュージックバンク」最新ラインナップ公開!ITZY・CRAVITYらカムバックステージ披露
-
IU & ビョン・ウソク主演「21世紀の大君夫人」、初ビジュアル公開に大反響!
-
低調ムードからの大攻勢へ!韓ドラ王国「tvN」が放つ2026年期待の韓国ドラマ6選
-
シン・ミナ×チュ・ジフン×イ・ジョンソク主演Disney+オリジナル韓ドラ「再婚承認を要求します」スチール公開!
-
まさに覚醒型エンタメの極み!2025年を飾ったディズニープラス(Disney+) 韓国ドラマ6選
-
配信全盛でも輝くCSチャンネル!25年12月スタートの最新韓国ドラマ8選
-
Kep1er ヒカル、ファンが選ぶ「25年10月K-POP日本人女性メンバー人気No.1」に!
-
来週(11月17日~) 日本のテレビで観られる「本国で太鼓判」韓国ドラマ6選
-
ENHYPEN、受験生ENGENEへ心温まる応援メッセージ!”努力の時間は決して無駄じゃない”
-
イム・シワン、深いまなざしの最新ビジュアル公開!モノクロームの世界で漂う静寂のカリスマ
-
Kep1er シャオティン、ピンクの夢の中で輝く誕生日プリンセス!ファンを魅了する透明感
-
ATEEZ、新羅免税店の新モデルに就任!スタイリッシュなスーツ姿で広告ビジュアル公開
-
パク・ジンジュ、映画「ノンストップ2」でスクリーンに帰還!クルーズ客室チーム長に変身
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。