7月23日に開幕した東京2020オリンピックが閉幕した。新型コロナウイルスの感染が全国で拡がりを見せる中、強硬されたオリンピックはやはり賛否両論のオンパレードだった。そんな中、韓国では日本の抱える問題とは一線を画す議論が巻き起こっていた。
開催自体が危ぶまれた東京2020オリンピックも、気が付けば全日程を終え、閉幕した。
オリンピックを取り巻く環境には、数えきれないほどの問題が浮上したが、純粋に競技に向き合っている選手たちに感動した視聴者は多くいたことだろう。
それは韓国もまた然りだ。
韓国の女子バレーチームは、長らくメダルから遠ざかっている競技だけに、女子バレーのメダルは悲願だった。しかし、惜しくも手にすることができなかった。
それでも、健闘を見せ4位入賞を果たす。
韓国では絶大なる人気を誇る絶対的エース、キム・ヨンギョン選手が「今回のオリンピックが最後」と代表引退を示唆しており、そんな彼女の活躍は、視聴者の目頭を熱くさせた。
しかし”ある1点”だけには、眉をひそめる者がいた。
それは彼女が体に刻んでいる”タトゥー”。
キム・ヨンギョン選手の腕には、自身が生まれた場所を示す緯度・経度が刻まれているという。
また、走り高跳びのウ・サンヒョク選手、飛び込みのウ・ハラム選手、スポーツクライミングのチョン・ジョンウォン選手も、堂々とタトゥーを露出したまま競技に参加していた。
これを見た韓国ネットユーザーは、大型オンラインコミュニティーに「アイドルのタトゥーは放送NGなのに、何故スポーツ選手はタトゥーを隠さないまま競技しているのか」というスレッドを立ち上げている。

韓国の政治家に政治利用されたBTSのジョングク。(画像出典:BTS 公式Instagram)
(関連記事)BTS ジョングクのタトゥーに言及した韓国女性議員、紫のドレスで見せた根性
しかし、ここで韓国の放送局とオリンピックの放送を並列するのは、少々事情が違う。
オリンピック中継は、国際オリンピック委員会が2001年に設立した、オリンピック放送機構がホスト局であり、各国の放送局がそこへ放映権料を支払って配信するだけなのだ。
オリンピックに参加する国々によって、タトゥーに関する意味合いも違うため、中継はありのままで放送されることが平常運転なのである。
それでもこのスレッドには、様々な意見が多く寄せられていたので、一部紹介したい。
以下、韓国ネットユーザーの反応
韓国のオンラインコミュニティーでは、最近”タトゥー議論”に巻き込まれていたBTS(防弾少年団)のジョングクに対する、メディアや放送局の冷遇を批判する声が多く占めている。

オンラインコミュニティーに集まった様々な声(画像出典:theqooスクリーンショット)
「カメラの前で手を隠したり、自由に振る舞えないジョングクを見るとちょっと残念」
「もちろん、メディアと放送局の*コンデたちの固い頭はどうしようもないけどね」
*コンデ(꼰대):説教臭い年寄り・権威的な年長者を表すスラング(用語出典:コネスト)
「韓国アイドルは意外と厳しいルールを要求されている感じ‥ちょっと息が詰まるほど」
「本人がやりたいことをやっても、説明を求められる韓国アイドル」
一部、ジョングクのタトゥーに否定的なファンの声も上がっている。
「本当に大好きだけど、グク自身の生まれながらの美しさを害してほしくない」
「確かに、国民的アイドルとしての自覚が問われるかもね。バンタン(BTS)ファンの中では子供やお年寄りも多いから」
「あの赤い目の模様は、ちょっと怖いよ」
否定的な声への反論も。
「推しのやりたいことを尊重できないのであれば、ファンを卒業しなさい」
「韓国の代表選手を応援する人の中にも、子供やお年寄りは多いよ!」
「韓国アイドルは国家公務員なの? アイドルです」
“タトゥー議論”が浮上するたび、ジョングクの名前が言及されることに対する不快感を示す人もいる。
「自分の記憶が正しいのであれば、2年前からタトゥーのことで叩かれてる」
「*100分討論にゲストとして呼ばれそう」
*100分討論:韓国の時事番組。政治や社会問題について100分間討論をする番組
「ジョングクを叩けるのが、タトゥーしかないからだと思うけど、いつまで引きずる気?」
「オンラインコミュニティーで、推しのことでけんかするの、本当にやめてほしいよ」
(コメント翻訳・編集:Danmee編集部)
編集部おすすめ記事
-
“可愛い息子と” CNBLUE イ・ジョンシン、愛犬シンバくんとの日常ショットにファンほっこり
-
SS501ユニット”FIVE O ONE”、20周年公演のビハインドと未来への約束
-
GOT7 マーク、新曲「hold still」で描く愛と別れ・・深まる音楽世界に期待高まる
-
200万回再生突破!YOUNG POSSE、新曲「FREESTYLE」で5世代K-POPの中心へ
-
idntt初ユニット”unevermet”、「M COUNTDOWN」で鮮烈デビュー!初ステージで観客を魅了
-
BTOB イ・ミンヒョク、圧倒的カリスマ!ソロコンサート「HOOK – WHO : KING」ポスター公開
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
まるで塩キャラメル!9月CS放送で堪能する「大人のロマンス」韓国ドラマ5選
-
アン・ボヒョン、少年のような笑顔!ギルグの魅力あふれるセルカ公開
-
ウ・ドファン、デニム姿で見せた透明な日常!夏夜の静かなときめき
-
“可愛い息子と” CNBLUE イ・ジョンシン、愛犬シンバくんとの日常ショットにファンほっこり
-
「100番の思い出」キム・ジョンヒョン、優しさと余裕を兼ね備えた“あしながおじさん”役で胸キュン予告
-
SS501ユニット”FIVE O ONE”、20周年公演のビハインドと未来への約束
-
GOT7 マーク、新曲「hold still」で描く愛と別れ・・深まる音楽世界に期待高まる
-
idntt初ユニット”unevermet”、「M COUNTDOWN」で鮮烈デビュー!初ステージで観客を魅了
-
BTOB イ・ミンヒョク、圧倒的カリスマ!ソロコンサート「HOOK – WHO : KING」ポスター公開
-
第4次韓流ブームから5年!「韓国ドラマ=Netflixで観る」方程式の誕生に一役買った作品10選
-
AMPERS&ONE、3rdミニアルバム「LOUD & PROUD」でチャート1位&MV1,000万回再生を同時達成
-
200万回再生突破!YOUNG POSSE、新曲「FREESTYLE」で5世代K-POPの中心へ
-
tvN「巫女と彦星」チュ・ヨンウが1位!「25年8月 韓国ドラマ俳優 ブランド評判」ベスト5
-
あの日の感動が再び甦る!9月CSで楽しめる韓国俳優 過去来日イベント3選
-
今年の秋トレンドは大物俳優のテレビ復帰!韓国で話題沸騰 秋の新作ドラマ5選
-
最新作も続々!25年9月に日本の劇場で出会える注目の韓国映画6選
-
日本のテレビ初上陸の便り!9月CSで届けるK-POP公演&韓国バラエティ5選
-
TOMORROW X TOGETHER、Danmeeアンケート「25年7月 K-POPボーイズグループ人気決定戦」1位に
-
イ・ドンウク、JTBC「優しい男の物語」の裏側を公開!淡く染まる静かな午後
-
ハン・ジミン、夏の真昼に咲く笑顔!デイジーのように輝く日常ショット公開
-
YOUNG POSSE、4th EP「Growing Pain pt.1 : FREE」カムバックショーケースに出席!(PHOTO20枚)
-
パク・ミニョン、新ドラマ「コンフィデンスマンKR」で知性×美貌×財力を兼ね備えた“天才詐欺師”に!
-
KBS「トクスリ5兄弟をお願い!」最終回視聴率20.4%!アン・ジェウクが見せた圧倒的存在感
-
母は連続殺人犯、息子は刑事・・コ・ヒョンジョン主演SBSドラマ「カマキリ -殺人者の外出」が描く禁断の心理戦
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。