去る4月30日に除隊した俳優のパク・ボゴム。その後、彼にまつわるニュースと言えば、善行や義理など思いやりにあふれたものばかりだった。この短期間で報じられてきた数々のニュースについて振り返ってみる。
俳優パク・ボゴムの除隊後の活動について、大衆から温かな視線が集まっているという。
2020年8月に海軍に入隊し、2022年4月30日に除隊したパク・ボゴム。
除隊後、ドラマや芸能番組での活躍に期待を寄せていたファンも多いことだろう。しかし、彼が選んだのは善行や義理といった思いやりにあふれた行動だった。
まず、パク・ボゴムは海軍入隊後、海軍広報のために2020年と2021年に護国音楽会MCとして活躍を見せた。これに続き、今年(2022年)もMCを務めることになり、3年連続で活躍することとなった。除隊後であるにもかかわらず快く引き受け、海軍との義理を十分に見せている。
次に、パク・ボゴムはヒップホップユニットJINUSEAN(ジヌション)のSEAN(ショーン)が行っているランニングチーム”MIRACLE 365″に加入し、善行ランニングも続けているそうだ。
(関連記事)パク・ボゴム SEANらが参加するランニングクルーに合流?近況が話題
このチームは、2017年に障害児のリハビリ費用を支援するためにSEANが立ち上げたランニングクルーとして知られており、パク・ボゴムもこの目的に賛同し、参加し始めたという。
いくつもの善行やボランティア、義理に励んでいるパク・ボゴム。2020年の入隊後、保育園へ手紙やプレゼントを送り続けていた事実が明らかになり、話題となっていたこともある。
パク・ボゴムと彼のファンクラブをはじめ、所属事務所が着実に愛の分かち合い活動を繰り広げてきた、保育園。2013年に始まった愛の分かち合いが、今年10年目を迎えたという。
今月17日、パク・ボゴムは、長い間後援してきた保育園を訪問してボランティア活動を行った。
当初、2020年8月の入隊直前に、子どもたちを訪ねる計画だったが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡散したことにより、対面で会うことができなかったそうだ。
そのような残念な気持ちを後に除隊したパク・ボゴムは、再びここを訪れ、これまでできなかったボランティア活動と、子どもたちとの念願の対面を交わしたという。
4月以降、パク・ボゴムにまつわるニュースと言えば、ドラマやバラエティー番組のキャスティングよりも、このような善行や義理にまつわるニュースが多くを占めている。
ボランティアのイベントを耳にすると、パク・ボゴムは独断で駆けつけてしまうそうで、当時事務所スタッフは「彼の行動を把握するのに苦労した」と明かしていたこともあった。
このエピソードでも分かる通り、彼は愛と思いやりにあふれた温かな人柄を持つ。そんな彼だからこそ、このような心温まるニュースばかりが届けられるのだろう。
これまで、『恋のスケッチ~応答せよ1988~』、『雲が描いた月明り』、『青春の記録』など、数多くの人気作で活躍を見せてきた。
どのキャラクターもパク・ボゴムらしい温かみを感じるものばかりで、彼が演じたからこそストーリーがより鮮やかに感じられている。
それゆえ、善行のニュースが多く占めるのはパク・ボゴムらしいと微笑ましくなる一方で、彼の新作を待ち焦がれているファンも少なくはないようだ。
除隊後、初めての公の場として『第58回百想芸術大賞』のMCを選び、再びステージに戻ってきたパク・ボゴム。
百想芸術大賞では、「さらに元気な姿で、百想(ペクサン)であいさつを申し上げる」「観客の方々と先輩たちと共にできて嬉しい」と感想を伝え、ファンに元気な便りを届けている。
このような嬉しいニュースも聞かれた中、本格復帰となる次の便りには俳優としての知らせであることも期待してしまう、そんな気持ちを持つファンもいるようだ。
(投稿:星野沙)
パク・ボゴム
2011年映画『ブラインド』でデビュー。
以降、映画『コインロッカーの女』(2015)、ドラマ『君を憶えてる』(2015)などに出演。
『恋のスケッチ~応答せよ1988~』(2015-2016)で天才棋士チェ・テクを演じブレイク。2016年8月より放送されたドラマ『雲が描いた月明り』で地上波初主演を果たし、爆発的人気を得る。
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