韓国でタレントとして活躍している日本人女性”サユリ”。彼女は、最近日本で出産した事実をSNSで報告。自らシングルマザーの道を選択したサユリに対して、韓国の大衆から多くの応援メッセージが寄せられている。果たしてその理由とは‥

今、韓国で活躍している日本人女性というとTWICEやIZ*ONEなどK-POPアイドルのメンバーを思い浮かべる人もいるだろう。だが、彼女たちよりもずっと前から韓国で活躍していた日本人がいる。それは”サユリ(本名:藤田小百合、41)”だ。

韓国でマルチタレントとして活躍しているサユリ

サユリは韓国でマルチタレントとして活躍しており、人気の日本人女性だ(画像出典:サユリ Instagram)

2004年、アメリカ留学中に韓国人留学生と仲良くなったサユリは、韓国の音楽や料理に親しみを持つようになり韓国語を勉強。2006年に韓国に留学し、韓国生活をしている中で、在韓外国人たちが出演するKBSのバラエティー番組『美女たちのおしゃべり』の制作スタッフから声を掛けられ、韓国芸能界デビューを果たした。

女優やマルチタレントとして活躍している彼女は、素直で奇想天外なキャラクターから”4次元”、”猟奇的”と呼ばれて韓国国民から愛されている。

そんなサユリは、最近日本で3.2kgの男児を出産。結婚せずに妊娠・出産をして”シングルマザー”になり、韓国で多くの声援を受けているのだ。

日本で男児を出産し"シングルマザー"になったサユリ

サユリは日本で男児を出産し、”シングルマザー”になった(画像出典:KBS News Youtube)

サユリが”シングルマザー”になった理由はこうだ。

昨年10月、生理不順で韓国の産婦人科を訪れた際、「卵巣の年齢が48歳相当で、自然妊娠は難しい上、体外受精をしても成功の確率は高くない」と医師から衝撃的な診断を告げられた。

サユリは、これまで様々な放送を通じて出産に対する考えを述べており、「歳を取ると妊娠できるのか心配です。赤ちゃんが欲しくて、努力をしています。卵子を8個凍結保存しました」と打ち明けたことがある。

放送でも卵子を凍結した事実を明らかにするほど、子供と出産に対する気持ちが大きかったサユリにとって、医師の診断は晴天の霹靂とも言うべき出来事だっただろう。

"シングルマザー"になった経緯を明かしたサユリ

サユリが”シングルマザー”になった経緯とは(画像出典:KBS News Youtube)

サユリは、ある媒体とのインタビューで当時の心境について「医師の診断は、目の前が崩れるようでした。死にたいと思ったほどです。時期をのがせば、一生子供を産めなくなると思いました」と語っている。

サユリは医師の診断を受けて妊娠を決心したが、妊娠するには結婚という関門を先に通らなければならなかった。だが、子供を産むための理由だけで急いで結婚相手を探すことも、愛していない人との結婚も出来ないと思い、悩んだ末に精子バンクを通じて妊娠する方法を選択。自ら”シングルマザー”になることを決心したのだ。

韓国国内では、未婚女性は精子の寄贈を受けることは出来ない。だがその反面、日本では未婚女性も本人の選択により精子の寄贈を受けることができるため、日本の精子バンクに保管されていた匿名男性の精子の寄贈を受けたのもそういった理由からだ。

サユリは、KBSとの通話インタビューで「周囲からは(差別を受けるかもしれないため)”精子の寄贈を受けたと話すな”と言われます。でも、私は嘘をつくママにはなりたくないです」とし「この頃、望まない妊娠により”堕胎を認めてほしい”という動きもありますが、赤ちゃんを産むことも認めてほしいと思います」と語った。

自身のSNSで喜びの出産報告をしたサユリ

サユリは自身のSNSで喜びの出産報告をした(画像出典:サユリ Instagram)

11月16日、サユリは自身のインスタグラムを通じて「2020年11月4日、無事に息子を出産することができました。皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。今まで自分のために生きてきた人生を、これからは息子のために生きていきます。シングルママとして1人の息子の母として」と綴り、妊娠当時の写真を掲載。

これに対し、韓国の多くのネットユーザーからは「容易ではない選択だったと思います。本当に尊敬しています」「赤ちゃんもママも元気で、幸せになってもらいたいです」「サユリさん、応援しています。以前から一言一言が格別でした。ママになる夢が叶って本当に良かったですね。嬉しいです」などの反応が寄せられ、自ら”シングルマザー”となったサユリに熱い声援と激励が送られている。