2月5日、Netflix(ネットフリックス)で公開された、韓国映画初の宇宙SF超大作『スペース・スウィーパーズ(原題:勝利号)』が、ワールドワイドランキング1位になった。公開初日に韓国作品が1位を記録したのは初めて。チョ・ソンヒ監督が、10年近い時間をかけて、独歩的な世界観を創り上げた作品となっている。 (記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

Netflix(ネットフリックス)映画『スペース・スウィーパーズ(原題:勝利号)』が、並外れた反応を見せている。

ソン・ジュンギ

ソン・ジュンギが主演を務める『勝利号』が、Netflixワールドワイドランキング1位に!(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

今月5日、Netflix映画『スペース・スウィーパーズ』が、ワールドワイドランキング1位になった。公開初日に韓国作品が1位を記録したのは初めての事だ。

「映画館で見たい映画」「期待よりずっと良かった」「気軽に見られる娯楽映画」「CGが圧巻。見る楽しみがある」など、視聴者の肯定的な反応が多い中、「ストーリーや世界観が不十分で残念」という声もあった。

本作は、2092年が舞台。宇宙ゴミ清掃船”勝利号”の乗組員たちが、大量破壊兵器として知られる人間型ロボット”ドロシー”を発見。これをきっかけに、危険な取引に巻き込まれていくストーリー。俳優のソン・ジュンギ、キム・テリ、チン・ソンギュ、ユ・ヘジン(声)が出演している。

『スペース・スウィーパーズ』は、企画段階から韓国映画初の宇宙SF超大作という点で、大きく注目された。チョ・ソンヒ監督は、この映画のために10年近い時間をかけて、独歩的な世界観を創造。1,000人余りの*VFX専門家が参加して、リアリティー溢れる宇宙を具現化。韓国の技術力の真髄を見せている。

*VFX:現実にあるものとつくりあげた架空の映像を合成し、違和感のないように仕上げる効果のこと。

2092年、荒廃した地球と、衛星軌道に作られた新たな生活空間スペースコロニーUTS、そしてその間を縫うように飛び回る宇宙ゴミ掃除船”勝利号”‥宇宙に韓国人を打ち上げた新しい世界観と、華やかな宇宙アクションが耳目を引く作品となっている。

現在Netflixで鑑賞が可能だが、PG12指定(12歳未満の年少者には保護者の助言・指導が必要)で、上映時間は2時間16分となっている。

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ソン・ジュンギ

HISTORY D&C所属の俳優ソン・ジュンギ(ハングル 송중기)。1985年9月19日生まれ。

2008年ドラマ『霜花店 運命、その愛』でデビュー。

2010年に出演したドラマ『トキメキ 成均館スキャンダル』で一躍名を広め大ブレイクしたソン・ジュンギは以降、映画『私のオオカミ少年』、ドラマ『太陽の末裔』などに出演し人気を博した。

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