• 女優のパク・ハソンが、映画『第1子』のメディア試写会後の懇談会に出席。
  • 撮影当時を振り返り、「大変な時期を経験した」と明かした。
  • この日、実弟が亡くなったことや、娘のけがについて言及した。

女優のパク・ハソンが、「映画撮影当時、大変な時期を経験した」と打ち明けた。

女優のパク・ハソンが映画『第1子』のメディア懇談会で撮影当時を振り返った

映画『第1子』のメディア懇談会で撮影当時を振り返った女優のパク・ハソン(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

10月27日、ソウルのCGV龍山(ヨンサン)アイパークモールで、映画『第1子』のメディア試写会が行われた。

本作は、育児休暇後に復職した女性ジョンアが、職場と家庭で経験するジレンマを描いている。短編『明るい未来(2017)』のホ・ジョンジェ監督による、長編デビュー作だ。

映画上映後に行われた懇談会には、パク・ハソンをはじめ、オ・ドンミン、コン・ソンハ、オ・ミネと、ホ・ジョンジェ監督が出席。

この日、主人公のジョンア役を演じたパク・ハソンは「『第1子』を3年前に撮りました」と口を開いた。そして2019年に、発達障害のあった実弟が、急性心筋梗塞で急逝した時のことを振り返る。

「撮影当時、実の弟が亡くなったばかりだったこともあり、監督が“(撮影)できるか?”と声をかけて下さいました」「(スケジュールを)先延ばしにはできないと思い、責任感を持って撮影しました。毎朝、“目が覚めないでほしい”と思うほどのつらさが、自然に演技に表れたようです」と打ち明けた。

また「子どもを育てているおかげで、その経験から肩の力を抜いて演技ができました」「撮影中に娘がけがをして、1カ月間入院した時は病院と現場を行き来しながら、撮影に臨みました。(娘が)集中治療室にいても撮影に行かねばならず、とても申し訳ない気持ちでした。演技と現実の区別ができませんでした」と告白。

パク・ハソンは2017年に俳優のリュ・スヨンと結婚し、娘を授かっている。

そして「『第1子』は、とても共感できるストーリーです」と言い「育児をする中で、うつ病も経験しましたし、子育てしながら育児についても何かと考える機会の多い作品でした。この映画は、(子育てしている以上)しなければならなかった話なので、スルーできませんでした」と、出演理由について説明した。

(TOPSTAR NEWS ハン・スジ記者 / 翻訳:長谷川朗子)

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