MBC『赤い袖先』の人気を牽引した女優のイ・セヨンが、KBS2『法に則って愛せ』を通して弁護士役で帰ってくる。大ヒットしたENA(Netflix)『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に続き、“女性弁護士”を主人公にした作品で既に話題を呼んでいる。
女優のパク・ウンビンが自閉症スペクトラムを持つ弁護士役を演じ、シンドローム級の人気を誇った、ENA(Netflix)『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(以下、ウ・ヨンウ)』。
放送期間中はもちろん終了後も何かと話題が絶えないが、本作をはじめ、最近の韓国ドラマは“女性弁護士”を主人公にした作品が増えてきた。
そんな中、また女性の弁護士が題材となった新たな作品が始まるとして、ドラマファンの期待を集めている。
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本日に初回放送を控えた、女優のイ・セヨンと俳優のイ・スンギが主演を務める、KBS2『法に則って愛せ』だ。
本作は、“モンスター天才”と呼ばれた検事出身のビルオーナーとミスコリア出身の弁護士が、法律事務所兼カフェである“Lawカフェ”を巡って繰り広げるロマンスストーリー。
イ・セヨンが担当するのは、優れた美貌を誇るが、理不尽なことを見ると我慢できない火のような性格を持つキム・ユリ役。
韓国メディアが、「愛らしさのあるイカれた人」と表現するほど、強烈なキャラクターの弁護士として登場する。
“女性弁護士が主人公のドラマ”と一言に言っても、パク・ウンビンが演じた『ウ・ヨンウ』とはストーリーから役柄まで全く異なる。イ・セヨンが、どのようにキム・ユリを描き出し作品を盛り上げるのか気になるところだ。
しかも彼女は、『恋慕』、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を通じてグローバルスターになったパク・ウンビンに続き、“同じ道”を歩むのではと囁かれており、今まさに注目視されている役者の1人。
パク・ウンビンよりも1年芸歴が長いデビュー25年目のベテラン女優で、子役時代から優れた才能を発揮し、約四半世紀もの間、韓国ドラマ界を盛り上げてきた人物だ。
中でも注目を浴びたのが、2021年に2PMのメンバー ジュノと共に主演を務めたMBC『赤い袖先(原題/袖先赤いクットン)』。
女官のソン・ドクイムを熱演し、繊細で奥深い彼女の演技に称賛の声が届けられ、MBCを復活させたと言われるほど高い視聴率をはじき出して話題と人気をほしいままに。
また、幼い頃から清純さや色気まで、全てを備えた美貌の持ち主である彼女は、本作でも秀でたルックスが視聴者の視線を集め、美しい韓服姿と切ない涙の演技で、“時代劇クイーン”であることを立証した。
それに加え、『2021 MBC演技大賞』では、ミニシリーズ部門の女性最優秀演技賞とベストカップル賞まで受賞している。
同期ともいえるパク・ウンビンが、『ウ・ヨンウ』で自閉症スペクトラムという難しい役を見事に演じきって視聴者を魅了したが、彼女は『法に則って愛せ』を通して、どのような姿を披露してくれるのだろうか。
長きに渡りコツコツと積み上げてきた役者としての実力が、『赤い袖先』で花開いたイ・セヨンだけに、本作でのさらなる活躍が期待される。
(構成:西谷瀬里)
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