ソン・ヘギョ、ブルーノ・マーズ公演チケット直接購入が褒められる理由

女優のソン・ヘギョがブルーノ・マーズの公演チケットを直接購入したと注目を浴び、称賛の声が送られている。
6月17日から18日まで行われたブルーノ・マーズの来韓公演には、多くの韓国芸能人が観覧に訪れた。
しかし、国内では”芸能人特恵”疑惑が議論になっているという。

ブルーノ・マーズの公演チケットを直接購入したと話題の女優ソン・ヘギョ(写真提供：ⓒ TOPSTAR NEWS)

世界的POPスター、ブルーノ・マーズの韓国公演を巡り、女優ソン・ヘギョの自腹チケッティングが話題となっている。

6月17日から18日、ソウルの蚕室(チャムシル)総合運動場・オリンピックメインスタジアムにて、ブルーノ・マーズのコンサートが開催された。

彼の来韓公演は2014年以来、約9年ぶり。2日間で10万1000人の観客を動員し、韓国のファンを熱狂に包んでいる。

多くの人々が待ちわびた公演であり、4月に前売り券が販売された際には、ファンによる壮絶なチケッティングが行われた。1日目の公演は約45分、2日目はわずか25分で全席が完売。

前売りが行われた2日間の最高同時アクセス者数は116万人に達し、世界的アーティストとしての絶大な人気を証明している。

そんな中、公演終了後の6月19日、韓国オンラインコミュニティーに”ソン・ヘギョが6枚のチケッティングに成功し、周囲の人に直接分け与えた”という文章が登場した。

ソン・ヘギョ本人が直接明かしている訳ではなく、ネットユーザーの推測にすぎないが、この話題は彼女の親友である女優、キ・ウンセのSNS投稿から生まれている。

ソン・ヘギョの親友キ・ウンセがチケット写真をSNSに投稿した(画像出典：キ・ウンセ公式Instagram)

キ・ウンセは6月18日、ブルーノ・マーズのコンサートに参加したという認証ショットをファンに共有した。

写真には会場とともにチケットが写っており、予約番号の下には予約者名が書かれている。そこに記載されていたのが、まさにソン・ヘギョの名前だったのだ。

さらにチケットの情報からは、ソン・ヘギョが6枚のチケッティングに成功していたことが明らかに。キ・ウンセの所持していたのは6枚中、4枚目のチケットだったという。

これに対し、ネットユーザーたちは「ソン・ヘギョも招待券をもらえるだろうに、直接チケッティングしていて素敵」「一般人と同じようにチケットを購入していて親近感が湧く」とポジティブな反応を見せている。

それに先立ち、韓国国内ではブルーノ・マーズの公演に対し、観客からの不満の声が寄せられ、芸能人の優遇疑惑が注目を浴びていた。

公演当日、数多くの韓国有名芸能人が観覧に訪れ、世間の関心を集めた。

しかし、芸能人の多くが購入が難しいとされるグランド席の前方を占めていたことから、主催者側が招待券などを配布したのではないかと、”芸能人特恵”疑惑が浮上。

韓国メディアでも芸能人の特恵疑惑議論が報じられている(画像出典：SBS 뉴스 YouTube キャプチャー)

その一方、一般客の中には視界が壁に遮られ、ステージだけではなくモニターも十分に見ることができなかった人もいたという。

この事実が明らかになると、さらに議論が大きくなり、SNSやオンラインコミュニティーを中心に広がりを見せた。

ネット上の意見の中には、「芸能人が音楽を聴きながら体を動かし、周囲の観客の妨害をしていた」という真偽不明のエピソードも登場している。

この騒動を受け、主催会社のHYUNDAI CARD側は芸能人の訪問に関し、「該当する座席は、公演時にアーティストが直接招待した家族、友達、ミュージシャンなど、知人のための招待券を受け取った芸能人が訪問する場合と、芸能人の所属事務所で購入したチケットで芸能人が訪問する場合が該当します。HYUNDAI CARDから特別に芸能人を招待したりはしません」と説明。

一部の見切れ席については、「公演企画会社が該当座席の顧客に直接連絡し、払い戻しの対応を行う予定です」と伝えている。

チケッティングに直接参加し、コンサートのチケットを購入するのは一般的なことだ。

しかし、芸能人の特恵疑惑が大きな問題になったことから、ソン・ヘギョの行動はさらなる注目を浴び、世間の称賛の対象となっている。

ダンミニュース部

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