- 6月に放送がスタートした週末ドラマが、韓国で好評を得ている。
- 6作中3作が日本でも視聴可能で、韓ドラファンの中にも今季は特に”当たりが多い”と感じている人は多いのではないだろうか。
- SBS『悪鬼』やJTBC『キング・ザ・ランド』など、本国で今最も話題と視聴率を獲得しているドラマの格付けを発表する。

6月の韓国は、大作ドラマの競い合いが目立つ!(画像出典:tvN、SBS、JTBC)
6月スタートの週末ドラマが面白いと話題だ。
ドラマの視聴手段がテレビからスマホに変わり、平日にドラマを観る人が減少、時間に余裕のある週末が最も視聴率を確保できる放送枠になっている。
それに伴い近年、各テレビ局が満を持して世に出す自信作は主に“金土”もしくは“土日”の夜に集中する傾向が。今季も週末ドラマが韓ドラ界を大いに盛り上げている。
本記事では、そんな今最も話題の韓国ドラマ6作のあらすじと、順調な滑り出しを紹介するとともに、本国で得ている話題性についても触れる。
視聴率調査会社ニールセン・コリアの調査から、第2話までの視聴率でランク付けし1位から順に取り上げた。
6作中3作は現在日本で配信中のため、まだご覧になっていない人は作品選びの参考にしてはいかがだろうか。
(関連記事) なぜ今、面白い韓国ドラマは週末に集まっているの?
1位「悪鬼」
悪鬼に取り憑かれた女性と、その悪鬼が見える助教授の男性が謎の死を暴いていく韓国型オカルトミステリー。
視聴率は初回放送からなんと9.9%を叩き出し、第2話では軽々と10%を記録した。現段階において週末ドラマではトップを独走状態。すでに4話まで放送が終了している作品もある中、『悪鬼』はたった2話で他とは圧倒的な差をつけている。
また、1人2役を担当している主演キム・テリの熱演をはじめ、キム・ウンヒ作家の緻密なストーリー構成が好評を得るなどドラマファンの関心を集めており、*話題性占有率は18.72%。
*話題性占有率:GoodData(グッドデータ)コーポレーション発表のデータ。
後出する『キング・ザ・ランド』にはあと一歩及ばず2位だが、いつ追い抜かしてもおかしくないほどの僅差で、人気のみならず話題性も思うままに。

『悪鬼』(画像出典:SBS)
●現在視聴可能な動画配信サービス:Disney+
悪鬼
2位「キング・ザ・ランド」
笑顔を軽蔑するキングホテルの御曹司ク・ウォン(ジュノ/2PM)と、笑顔でいることが仕事のホテリアー・チョン・サラン(ユナ/SNSD)が、ホテルのVVIPラウンジ”キング・ザ・ランド”で、心から笑うことのできる日を作っていくロマンチックコメディー。
第1話で5.5%だった視聴率は翌回で7.5%に上昇、好調な滑り出しを見せ、『悪鬼』に続き多くの視聴者に楽しまれている。
話題性占有率では18.76%ですでに1位に君臨、大注目されている本作が今後どのような歩みを見せるのか期待される。
ちなみに最新話の第4話では視聴率9.6%を記録、放送回を追うごとに自己最高記録を更新しておりこのまま進めば、今後トップの座に躍り出る可能性も。

『キング・ザ・ランド』(画像出典:npioエンターテインメント、BY4Mスタジオ、SSL)
●現在視聴可能な動画配信サービス:Netflix
キング・ザ・ランド
3位「生まれ変わってもよろしく」
前世を覚えている人生19回目を迎えた女性パン・ジウム(シン・ヘソン扮)が、初恋の相手ムン・ソハ(アン・ボヒョン扮)を探すことからはじまるファンタジーロマンチックコメディー。近年韓ドラ界で人気の転生を素材にした、同名のウェブ名漫画が原作の物語だ。
4.2%だった初回視聴率は第2話で5.4%にアップ、前出の2作に比べると数字や伸び率は低いものの、十分に幸先のいいスタートを切り週末ドラマでは3位に。
放送開始前から6月スタートのロマンス作品として『キング・ザ・ランド』と共にドラマファンの関心を集めてきた本作。その期待が数字に表れたようだ。
また話題性占有率は10.13%で2桁台を記録し、話題性ランキングの第4位に。キャラクターとのシンクロ率を高めるため、8kg減量して哀愁漂う男性美を放っている主演アン・ボヒョンが特に注目されているという。

『生まれ変わってもよろしく』(画像出典:tvN)
●現在視聴可能な動画配信サービス:Netflix
生まれ変わってもよろしく
4位「ナンバーズ:ビルの森の監視者たち」
高卒の会計士チャン・ホウ(キム・ミョンス扮)が、巨大な会計法人の不条理に立ち向かい、最も会計士らしいが、最も会計士らしくない方法で正義を実現していくヒューマンオフィスドラマ。
視聴率3%超えればまずまずと言われる現在の韓ドラ界において、第1話で4.4%、第2話で4.0%を獲得して順調な滑り出しを見せている。
話題性占有率は4.92%でランキング7位となっており、そこまで世間の注目度が高い作品ではない。
しかし視聴率トップを独走中の『悪鬼』と同じ日、同時間帯に放送がスタートしたにもかかわらず視聴率4%台を記録、翌回ではそれを維持した。
戦う相手が強すぎるため、数字だけでみると今後伸び悩む可能性が高いが、ドラマ自体は十分に視聴者を満足させる内容になっているようだ。

『ナンバーズ:ビルの森の監視者たち』(画像出典:MBC)
●現在視聴可能な動画配信サービス:配信未定
ナンバーズ:ビルの森の監視者たち
5位「お嬢さんドゥ・リアン」
朝鮮時代の支配階級である両班(ヤンバン)の家の2人の女性、ドゥ・リアン(パク・チュミ扮)とキム・ソジョ(イ・ダヨン扮)が現代にタイムスリップし、2023年に生きる男性と時代を超越した運命を繰り広げるファンタジーメロドラマ。
初回放送で3.8%を記録し第2話で3.0%にダウン、話題性占有率も3.99%でランキング9位となっており、前出の作品と比較するとそこまで華やかなスタートではないものの、申し分のない数字だ。
シーズン3まで続くヒット作『結婚作詞 離婚作曲』などを世に輩出した、イム・ソンハン作家が脚本を務めているのが大きな理由のよう。
『結婚作詞 離婚作曲』シリーズの中で最も支持を得たシーズン2が4.5%でスタートし、最終話で最高視聴率15.1%を叩き出すなど、同作家の作品は放送回を重ねるごとに視聴率が上昇する傾向があることから、『お嬢さんドゥ・リアン』が好発進しただけに最後まで勝敗は分からないだろう。

『お嬢さんドゥ・リアン』(画像出典:TV CHOSUN)
●現在視聴可能な動画配信サービス:配信未定
お嬢さんドゥ・リアン
6位 庭のある家
自宅の裏庭からする怪しい臭いにより、全く別の人生を歩んでいたムン・ジュラン(キム・テヒ扮)とチュ・サンウン(イム・ジヨン扮)が出会い繰り広げられるサスペンススリラー。
視聴率は第1話が1.1%、第2話が1.2%で、決して高い数字とは言えない。しかし話題性占有率は現在11.04%を獲得、ランキング第3位に。
中でもイム・ジヨンの狂気に満ちた不気味な演技が好評で、『悪鬼』に次いで高い関心を得ている。今後視聴率が飛躍する可能性を存分に占めた作品だ。
事実その兆しが徐々に見えはじめている段階で、第3話で1.9%、最新話の第4話で2.5%を記録。ケーブルテレビで放送されており有料である点や、本作のテレビ局であるENAがもともと数字を持っている局でない点も含めると順調な歩みを見せている。

『庭のある家』(画像出典:KTスタジオgenie)
●現在視聴可能な動画配信サービス:配信未定
庭のある家
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