韓国とNetflix(ネットフリックス)で同時放送中のtvNドラマ『ヴィンチェンツォ』第10話では、ソン・ジュンギが真のボスを知る事なった回で、最高視聴率14%を突破、熱い反応を見せている。
いよいよソン・ジュンギが、真のボスにたどり着いた。
今月21日に放送されたtvN(Netflix)土日ドラマ『ヴィンチェンツォ(演出 キム・ヒウォン、脚本 パク・ジェボム、企画 スタジオドラゴン、制作 ロゴスフィルム)』第10話の視聴率が、首都圏基準で12.7%、最高14%を記録。全国基準平均は11.4%で、最高12.5%と自己最高をマークし、ケーブルと地上波を含む全チャンネルの同時間帯のトップに就いた。
tvNターゲットの男女2049視聴率でも、首都圏基準平均は7.7%、最高8.5%、全国基準平均7.2%、最高7.8%で自己最高視聴率を更新し、地上波を含む全チャンネルでの同時間帯1位を獲得。特に全国基準10代から50代に至る男女の全年齢層で地上波を含む全チャンネル同時間帯1位を固め、作品の人気の高さを知らしめた(ケーブル、IPTV、衛星を統合した有料プラットフォーム基準ニールセンコリア提供)。
*この記事にはネタバレが含まれています、ご注意ください。
この日の放送では、バベルグループに向けたヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)の熱い復讐が繰り広げられた。ヴィンチェンツォはバベル製薬被害の遺族の死後、バベルの本当のボスがいる事を直感し、関係者たちを断罪しながら悪の実態に近付いて行く。
遺族たちの死を、ただの自殺と隠ぺい処理した刑事たちを懲らしめて事件の糸口をつかんだヴィンチェンツォは、事故現場まで殺し屋たちを誘導。襲撃戦の終わりにバベルの本当のボスに関する情報を得る。急いで現場に駆け付けたホン・チャヨン(チョン・ヨビン)に、「バベルの真のボスが分かった」と伝え、同行してきたチャン・ジュヌ(オク・テギョン)と視線を合わせるのだった。
こうして2人の火花散る攻防を前に、これから繰り広げられるであろう“真の戦争”を予告した。
バベル製薬の被験死亡者である遺族たちの事故現場に到着したヴィンチェンツォとホン・チャヨンは、惨憺たる気持ちだった。
ホン・チャヨンは、遺族たちが極端な選択をするわけがないと警察に捜査を要求するが、刑事たちは「家族を失い裁判にも負けた人たちには、自殺する十分な動機がある」と言い、事件を終わらせようとする。
ヴィンチェンツォとホン・チャヨンの予想通り、遺族たちの死には黒幕の存在が。この事件を裏で操っているのは、全てチャン・ジュヌとチャン・ハンソ(クァク・ドヨン)、そしてウサン法人の仕業である。ヴィンチェンツォは、善良な人たちを葬ったバベルを許す事がでず、怒りが頂点に達した彼は、「血の対価は払ってもらう」と復讐を決意。本当のボスを見つけ次第殺すつもりだ。ホン・チャヨンも、今回ばかりは「人を傷つけないで」というルールを撤回する。
悪の実体を突き止めたヴィンチェンツォの目つきは、殺気で光っていた。絶対悪を相手にした彼の凄絶な復讐は、熱くて感動さえ覚えた。
しかし、彼の復讐はまだ終わっていない。
ヴィランを見つけたダーク・ヒーローの次の活躍に、これまで以上に期待が集まっている。
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ソン・ジュンギ
HISTORY D&C所属の俳優ソン・ジュンギ(ハングル 송중기)。1985年9月19日生まれ。
2008年ドラマ『霜花店 運命、その愛』でデビュー。
2010年に出演したドラマ『トキメキ 成均館スキャンダル』で一躍名を広め大ブレイクしたソン・ジュンギは以降、映画『私のオオカミ少年』、ドラマ『太陽の末裔』などに出演し人気を博した。
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