日本で第一次韓流ブームが訪れ、韓国ドラマや韓国映画がヒットしながら、少しずつK-POPにも関心の目が注がれていた2000年代中盤。韓国で流行っていた曲はバラードが中心だったが、ある曲がK-POP界に革命を起こした。その楽曲を生み出したのがGDことG-DRAGONと、音楽プロデューサーの勇敢な兄弟だ。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
2006年頃から韓国では、大衆音楽として、SG Wanna Be(エスジーワナビー)、BUZZ(バズ)や、ソン・シギョンなどが歌うバラード系の楽曲が流行り、ソウルの漢江(カンナム)や弘大(ホンデ)など若者が集まるクラブでは、当たり前のように海外のヒップホップがかかっていた。
そんな中、空前の大ヒットを記録し、K-POP界に地殻変動を起こしたのが、ボーイズグループBIGBANG(ビッグバン)の『LIES(コジンマル/嘘)』だ。
2007年にリリースされG-DRAGON(以下、GD)が作詞・作曲したこの楽曲は、元々GDのソロ曲として制作されたものだった。
しかし、BIGBANGの所属事務所YGエンターテインメント(以下、YG)の創立者ヤン・ヒョンソクが、BIGBANGの楽曲としてリリースすることを提案。その結果、韓国国内にとどまらず、海外にまでグループの名を広める爆発的ヒットにつながった。

G-DRAGONが作詞・作曲したBIGBANGの『LIES』は爆発的ヒットとなった(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
(関連動画)BIGBANG「噓(거짓말)」 Official MV
BIGBANGはその後もヒット曲を連発。当時の10~20代の若者にとってはカリスマ的存在として、アイドルグループというカテゴリーに入るグループたちとは一線を引く人気を誇るように‥。
その際、この楽曲に編曲を加えていたのが、音楽プロデューサー、勇敢な兄弟(Brave Brothers)だ。K-POP界に新しく”ヒップトロニカ(ヒップホップ + エレクトロニカ)”という音楽ジャンルを生みだし、また確立することに成功。「ヒット曲製造機」とまで呼ばれるようになった人物でもある。

勇敢な兄弟は『LIES』の編曲を担当(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
そんなK-POP界に衝撃を与えたGDと勇敢な兄弟が、いま韓国で話題になっている。
GDは昨年、ソロアルバムの制作中というニュースが届き、BIGBANGのメンバー全員が軍を除隊したということでグループでのカムバックも期待されていた矢先、ガールズグループBLACKPINK(ブラックピンク)のメンバー、ジェニーとの熱愛説が浮上した。
一方、勇敢な兄弟に関しては、4年前に制作した、ガールズグループBrave Girls(ブレイブガールズ)の『Rollin’』が時を越え大ヒット中。3月のK-POP界はまさにBrave Girls一色という感じで、その勢いはいまだ続いている。
このBrave Girlsは、勇敢な兄弟がYGから2008年に独立し、代表として設立したBraveエンターテインメント(以下、Brave)所属のガールズグループでもあるのだ。今回『Rollin’』がヒットしたことにより、デビュー10年にして一躍トップガールズグループに躍り出た。
Braveには、ボーイズグループDKB(ダークビー)や、『PRODUCE 101シーズン2』に出演し話題になったソロアーティスト、サムエルなどが所属しているが、現在Brave Girlsや勇敢な兄弟が注目を浴びる中、ほかの所属アーティストたちのさらなる飛躍にも期待がかかっている。
2013年にデビューしたBTS(防弾少年団)が、世界的な”BTS旋風”を巻き起こす中、なかなかネクストブレイクが生まれないK-POP界。
コジンマル(嘘)のような熱愛説、コジンマル(嘘)のようなチャート逆走‥今後GDや勇敢な兄弟が、その高いポテンシャルでまた新たな、コジンマル(嘘)のような変化球を投げ入れてくれるのではないか、という期待にますます拍車がかかっている。
編集部おすすめ記事
-
憧れのアーティストと会えるチャンス!来週(11/17〜)開催のK-POP来日イベント5選
-
Kep1er ヒカル、ファンが選ぶ「25年10月K-POP日本人女性メンバー人気No.1」に!
-
KBS「ミュージックバンク」最新ラインナップ公開!ITZY・CRAVITYらカムバックステージ披露
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
Red Velvet イェリ、「〈ACT 1 : YERIM〉YERIM FAN MEETING IN HONGKONG」のため香港へ出国!(PHOTO4枚)
-
クォン・ウンビ、「WATERBOMB HOCHIMINH」出演のためベトナムへ出国!(PHOTO3枚)
-
待望のカムバック!GINTA × Gangnammae、「JAEMINA」&「Jumpinʼ」11/14全世界同時配信
-
ソ・ヒョンジン主演JTBC「Love Me」台本読み合わせ公開!孤独と再生を描く人生メロに期待高まる
-
パク・ソジュン×ウォン・ジアン、初恋の記憶が甦る・・「ギョンドを待ちながら」ムードフィルム公開
-
今最も視聴者を動かす主人公はイ・ジュノ!「2025年11月 韓国ドラマ俳優 ブランド評判」ベスト5
-
【韓ドラの鉄板】身を滅ぼす危険な恋‥歴代「破滅ロマンス」秀作ドラマ4選
-
気温と一緒に心も揺れる季節・・25年12月CS放送スタート「大人のロマンス」韓国ドラマ7選
-
【沼る VS 微妙】ハマりすぎに要注意!新作韓ドラ「捏造された都市」急展開に賛否の声も
-
憧れのアーティストと会えるチャンス!来週(11/17〜)開催のK-POP来日イベント5選
-
KBS「ミュージックバンク」最新ラインナップ公開!ITZY・CRAVITYらカムバックステージ披露
-
IU & ビョン・ウソク主演「21世紀の大君夫人」、初ビジュアル公開に大反響!
-
低調ムードからの大攻勢へ!韓ドラ王国「tvN」が放つ2026年期待の韓国ドラマ6選
-
シン・ミナ×チュ・ジフン×イ・ジョンソク主演Disney+オリジナル韓ドラ「再婚承認を要求します」スチール公開!
-
まさに覚醒型エンタメの極み!2025年を飾ったディズニープラス(Disney+) 韓国ドラマ6選
-
配信全盛でも輝くCSチャンネル!25年12月スタートの最新韓国ドラマ8選
-
Kep1er ヒカル、ファンが選ぶ「25年10月K-POP日本人女性メンバー人気No.1」に!
-
来週(11月17日~) 日本のテレビで観られる「本国で太鼓判」韓国ドラマ6選
-
ENHYPEN、受験生ENGENEへ心温まる応援メッセージ!”努力の時間は決して無駄じゃない”
-
イム・シワン、深いまなざしの最新ビジュアル公開!モノクロームの世界で漂う静寂のカリスマ
-
Kep1er シャオティン、ピンクの夢の中で輝く誕生日プリンセス!ファンを魅了する透明感
-
ATEEZ、新羅免税店の新モデルに就任!スタイリッシュなスーツ姿で広告ビジュアル公開
-
パク・ジンジュ、映画「ノンストップ2」でスクリーンに帰還!クルーズ客室チーム長に変身
-
イ・ジュニョク & カン・ハンナ、Disney+オリジナル「再婚承認を要求します」で夫婦役として再共演
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。