韓国ドラマ‘梨泰院(イテウォン)クラス’で、不義に妥協しない情熱的な青年‘パク・セロイ’を演じた俳優パク・ソジュン。俳優として花道を歩んでいる彼だが、実は人生の中で幾度も試練と逆境を乗り越えてきた‘リアル パク・セロイ’だった..
ドラマ‘梨泰院(イテウォン)クラス’が、韓国で放映終了したのは今年3月末。
約2ヶ月経った今でも余韻が長引いているのは、ドラマが視聴者たちに『共感』と『感動』を与えたからだろう。
劇中、主演を演じた俳優パク・ソジュンは、仲間を思いやる温かな心と情熱的な青年を表現して‘パク・セロイ’というキャラクターを完成させた。
‘信じて見る青春アイコン(高い演技力があるので安心して鑑賞できる役者)’に登板したパク・ソジュンは、実際もパク・セロイのように熱い男なのだろうか..
試練と逆境の連続

パク・ソジュンがこれまで送ってきた人生とは..(画像出典:パク・ソジュン Instagram)
実は、パク・ソジュンはこれまでの人生の中で幾度かの試練や逆境を乗り越えてきた。
しかし彼は、その試練や逆境をものともせず、夢を追い求め、情熱を燃やして日々を送ってきた。
では、果たしてパク・ソジュンは、どのようにして努力し結果を出したてきたのか。
人生の中で、どのようなことがあってもチャンスは訪れるという、彼の‘試練や逆境を味わったとき’の克服方法を探ってみた。
幼い頃から夢は俳優だった?

野球選手という夢を持っていたパク・ソジュン(画像出典:パク・ソジュン Instagram)
1988年12月16日、ソウルで三男のうち長男で生まれたパク・ソジュン。
本来の夢は野球選手だったが、父親の反対で自身の夢を諦めた。
他意によって夢を諦めた彼は、中学生の頃アニメーションサークルでキャラクターの服を着てコスプレを試みた。
自身を注目する人々の目の輝きを見て、その瞬間の強烈な印象が忘れられず俳優を目指すことになったという。
だが「君のように内向的な子がどのように演技をするのか」と、もう一度両親から反対されたものの、意志を見せて承諾を得ようと成績を上げることに専念した。
ソウルにあった演技スタジオに通い、終電に乗って自宅に帰ると夜の12時半を過ぎていたが、成績維持のために明け方3時まで勉強を続けた。
このような努力によって、一クラス40人中36位だった成績が5位まで上がり、ソウル芸術大学演技科に進学することができた。
早く入隊した理由

パク・ソジュンが早く入隊した理由とは..(写真提供:©スポーツ韓国)
普通、男性芸能人の場合、30才前後で軍に入隊する場合が多いが、パク・ソジュンはすでに20代前半で軍生活を終えている。
この理由について、彼は「大学に行ったら人生の最も大きな目標を失ったようだった」と述べている。
大学に進学した後、本人よりもはるかに優れたルックスと才能を持つ友人たちを見て、自信を失いスランプに陥ったそうだ。
そのため、一度頭の中を整理しようと、2008年7月7日に入隊。
拘置所や刑務所で勤務する警備教導隊に配属され、清州(チョンジュ)刑務所で軍務を全うし2010年に除隊した。
彼は、同じ年頃の俳優が成功していく姿を見て羨ましくも思ったが「まだ自身の芸能生活が始まってもいないのに諦めてどうする」と、すぐに気を引き締めて自信を取り戻し、自身がどれほど俳優という職業が好きなのか確信したという。
20代前半という早い時期に入隊したパク・ソジュンは、人気絶頂期の兵役で芸能活動休止というブランクを経験することはなく、逆に相当なメリットを得たことで前途が開けたようだ。
試行錯誤の連続

デビュー後も苦労が多かったパク・ソジュン(画像出典:パク・ソジュン Instagram)
軍除隊後、前所属事務所であったキーイーストと契約して本格的に演技活動を始めた。
キャスティングされた後、衣装チェックを終えたにも関わらず出演が跡形もなく消えてしまうなど、様々な紆余曲折を経験して俳優人生を諦めようともしていた。
だが、パク・ソジュンはこのような状況をポジティブに捉え、どのような役でもいつキャスティングされても良いように、ボクシング、剣道、合気道、乗馬までを身につけたという。
アクション演技から、時代劇で馬に乗る演技など、全てにおいて何の心配もないということになる。
このように、デビュー後の試行錯誤を体験し、悩む過程の大切さを知ったというパク・ソジュンは、演技で最も重要なことは「自身を信じることだ」と述べている。
パク・ソジュンが放つ輝きとは..

パク・ソジュンが輝いている理由とは..(画像出典:パク・ソジュン Instagram)
2011年にバン・ヨングクの‘I Remember’のミュージックビデオで芸能界に足を踏み入れたパク・ソジュン。
音楽番組‘ミュージックバンク’のMCから、ドラマ‘ドリームハイ2’、‘シットコム ファミリー’などの助演を通じてじわじわと成長。
その後、‘キルミー・ヒールミー’、‘彼女はキレイだった’、‘花郎’、‘サム、マイウェイ’、‘キム秘書はいったいなぜ’、‘梨泰院クラス’で主演に抜擢され、トップ俳優としての地位を固めてきた。
トップスターのコースをセオリー通りに歩み、ネームバリューを高めてきたパク・ソジュンは、これまで経験してきた試練や逆境を通じて自分自身を磨きあげ、今放っている彼の輝きは‘凛とした強さ’というオーラなのかもしれない。
パク・ソジュンの韓国芸能界デビュー作ーーバン・ヨングク『I Remember』MV(動画出典:Youtube TSENT2008)
パク・ソジュン
韓国の人気俳優パク・ソジュン。本名はパク・ヨンギュ。1988年12月16日生まれ。
2011年、B.A.P出身バン・ヨングクの楽曲『I Remember』のMVでデビュー。
初出演ドラマは『ドリームハイ2』(2012)。
以降、ドラマ『魔女の恋愛』(2014)、『キルミーヒールミー』(2015)、『花郎<ファラン>』などに出演、”主演俳優”としての地位を固めた。
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