Netflix(ネットフリックス)で配信中の韓国ドラマ『ザ・キング:永遠の君主』の予告映像が爆発的な反応を呼び起こしているという。これまで放送ごとに酷評を受けてきた『ザ・キング』だが、新たに注目されているキム・ゴウンの演技力で挽回することが出来るか関心が寄せられている。

※この記事にはネタバレになる内容が含まれています、ご注意ください。

女優キム・ゴウンの感情の演技に、どれほどの人たちが涙しただろうか。

キム・ゴウンの涙の演技は、ぽろっと一粒の涙が頬を流れるしっとりとした切なさと、膝から崩れ落ち号哭する姿の強弱が絶妙で胸がつまるほどだ。

ストーリーの展開も涙を誘うが、キム・ゴウンの演技力・存在感が、ドラマをより一層魅力的にしていると言っても過言ではない。

憑依型の演技を魅せるキムゴウン

憑依型の演技を魅せるキム・ゴウン(画像出典:ザ・キング 公式HP)

これまで、複雑すぎるストーリー内容や過度なPPL(間接広告)などで放送ごとに”何かと問題がある”と言われてきたSBSドラマ『ザ・キング:永遠の君主』。

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だが、5月16日に各種SNSで公開された第11話の予告映像がネットユーザーの間で爆発的な反応を呼び起こしているという。

予告映像では、チョン・テウル(キム・ゴウン)が血だらけの姿でイ・ゴン(イ・ミンホ)に向けて「イ・ゴン、私はチョン・テウル..今宮殿の方に向かってる。すぐに行くから。今向かっているから私を探して..」と涙声で電話をかける。

該当の映像は30秒程の短い映像だったが、キム・ゴウンの演技、背景の音楽、演出が完ぺきに調和し、視聴者とネットユーザーたちから大きな反応を集めている。

鳥肌が出る第11話の予告映像

鳥肌が出る第11話の予告映像(画像出典:ザ・キング 公式HP)

オンラインコミュニティーinstiz(インスティーズ)では、「キム・ウンスク作家がキム・ゴウンをなぜ再びキャスティングしたのか分かる30秒の映像」というタイトルで該当の動画が投稿されるほど。

予告編を見たネットユーザーたちからは「こんなに鳥肌が出る予告編は初めて見た」「キム・ゴウンの演技力が圧倒的すぎて凄すぎる」「一週間どうやって待てばいいの」「どうしてテウルがこんなに血まみれなの。どういう展開になっていくの」などのコメントを残し、第11話に対する期待感を高めている。

一方、5月16日に放送された第10話のラストシーンで、逆賊イ・リム(イ・ジョンジン)との決戦に立ち向かうことを決心したような面持ちで大韓民国に現れたイ・ゴン。

テウルとの再会で、深い愛を涙ながらに伝え、怒り、絶望、悲しみなどに変化する感情を徐々に引き上げるイ・ミンホとキム・ゴウンの繊細な演技がドラマの緊張感と悲しさを倍増させて、視聴者たちに長い余韻を残している。



これまで『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』や『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』など多くの作品で異彩を放ってきたキム・ゴウン。

『ザ・キング』で魅せる神秘的で憑依的な演技は、きっとキム・ゴウンでなければ消化できないだろうとドラマファンの間で語られている。


『ザ・キング』予告(動画出典:YouTube kdrama chingu)

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