パク・ボゴムがが8月に軍入隊してから、もうすぐ2カ月が経つが、ドラマ『青春記録』が放送中のため、まだまだ彼の話題はつきない。改めてパク・ボゴムの出演作を調べてみると、出演作と彼の人生のシンクロ率の高さが気になったので、紹介したい。

tvN『青春記録』は、いよいよ来週でフィナーレを迎える。

ドラマの終わりに寂しさを感じ始めた最高のタイミングで、映画『徐福』の公開日決定と、コン・ユとパク・ボゴムの待望の2ショット映像がSNSに掲載され、ファンを喜ばせた。

以前、『青春記録』はパク・ボゴムありきの脚本だったのではないかという記事を当サイトで掲載したが、彼の過去出演作を調べてみると、実生活とシンクロしているものがいくつかあったので、紹介したい。

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映画『コインロッカーの女』(2015)

『コインロッカーの女』

『コインロッカーの女』((C)2015 CJ CGV Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED)

2016年に放送されたtvNドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』で、一躍日本でもその名が知られるようになったキム・ゴウンが主演を務めた、愛憎サスペンスドラマ。

地下鉄のコインロッカーに捨てられ、闇貸金業を営む”母さん”(キム・ヘス)に育てられたイリョン(キム・ゴウン)は、組織の一員として働いていた。パク・ボゴムは彼女の取立人の一人である男の息子、パク・ソクヒョンを演じ、借金を返すために海外へ出稼ぎに行っている父を信じて待っている青年に扮した。

パク・ボゴムは実生活でも、若くして実父の借金の連帯保証人となり、自己破産をした経験がある。皮肉にもこの体験が、パク・ボゴムがアーティストを目指すきっかけとなっている。

ドラマ『恋のスケッチ~応答せよ1988』(2015)

『恋のスケッチ~応答せよ1988』

『恋のスケッチ~応答せよ1988』(画像出典:応答せよ1988 公式HP)

青春と家族愛を描いたtvNドラマ『応答せよ』シリーズ第3弾は、パク・ボゴムの出世作となったドラマ。Girl’s Dayのヘリが、頭は良くないがオシャレに敏感な主人公ソン・ドクソンを演じ、パク・ボゴムは同じ町で育った幼馴染で、現在は囲碁のプロ棋士チェ・テクを務めた。

第2話で、ドクソンの大好きだった父方の祖母が逝去。ドクソンの父ドンイル(ソン・ドンイル)は、葬儀を終えて日常に戻り、夜自宅の外で一人お酒を飲んでいた。そこへテクが通りかかり彼を慰労するのだが、ドンイルは「テクはどんな時に母さんに会いたくなるんだ?」と尋ねると、テクは目に涙をいっぱいためて「‥母さんには、毎日会いたい」とつぶやく。

『応答せよ1988』

『応答せよ1988』(画像出典:tvN DRAMA 動画キャプチャー)

パク・ボゴムは小学4年生の時に実母を亡くしており、視聴者はパク・ボゴムとテクが重なって見え、さらに悲しみに包まれるシーンとなった。

(関連動画)Reply1988 Park Bo-gum, I miss mom everyday…

ドラマ『のだめカンタービレ〜ネイル カンタービレ』(2014)

のだめカンタービレ〜ネイル カンタービレ

(画像出典:Blossom Entertainment Corp.)

日本の人気コミック『のだめカンタービレ』を2006年にドラマ化。フジテレビ放送され、漫画のキャラクターとドラマのキャストが見事にハマり、ドラマ版も人気を博す。これを受けて韓国でリメイク版が制作された。主人公ののだめを、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞したシム・ウンギョンが演じた。パク・ボゴムが演じたユヌは原作には登場しない人物で、チェロ奏者と指揮者を目指す音大生を演じている。

ドラマ自体は酷評されるという、憂き目に遭ったがユヌの登場はドラマの起爆剤となり、パク・ボゴム自身の評価は概ね良好だった。

『のだめカンタービレ〜ネイル カンタービレ』

リメイクされた『のだめカンタービレ〜ネイル カンタービレ』(画像出典:KBS 動画キャプチャー)

楽器は違うが、パク・ボゴムはピアノ演奏を得意としており、アーティストになるため多くの事務所に送った資料は、自身のピアノ弾き語り映像だった。

ドラマ『青春記録』

『青春記録』メインビジュアル

『青春記録』メインビジュアル(画像出典:tvN DRAMA公式Twitter)

現在放送中のtvNドラマ『青春記録』。3人の若者が現実の壁に絶望せず、自ら夢と愛を叶えるために努力する青春の成長記録を描いたストーリーで、パク・ボゴム扮するサ・ヘジュンはモデルから俳優を目指し奮闘する。ドラマ出演が決まっては、立ち消えたり裏切られたりと、なかなか日の目を見ない状況が続くもあきらめず夢に向かって突き進み、いよいよスター俳優へのチャンスをつかみ取った。

2011年に映画『ブラインド』でデビューしたパク・ボゴムも、絶え間なく映画やテレビに出演しているが、演技力と比例して人気上昇とはならず、周囲のスタッフも首をかしげるほどだったというエピソードがある。今となっては信じがたいが、彼にも我慢の時があったようだ。

~番外編~ 映画『バトル・オーシャン 海上決戦』(2014)

歴史が記録した、最も偉大な戦争と言われている”鳴梁海戦”を題材にした作品で、観客動員数は1700万人を記録。韓国国内で上映された映画では、現在も歴代1位の座を守り続けている。

弱冠21歳のパク・ボゴム

『バトル・オーシャン』出演時は弱冠21歳だったパク・ボゴム。(画像出典:YouTube 뭅뭅動画キャプチャー )

パク・ボゴムは目の前で父の死を目撃し、大長船への搭乗を志願した少年スボン役を務めた。

少し無理矢理感も否めないが、彼が現在服務中の軍隊は海軍文化広報兵であり、遠からず海軍兵の役を演じているので彼のシンクロリストに入れたいと思う。

俳優歴8年というキャリアの中で、パク・ボゴムが出演した作品数に対して自身に似た境遇などのシンクロ率は、比較的高い方ではないかと思う。彼がどのような基準をもって、作品選びをしているのかは分からないが、演じる役柄に何かしらの共鳴を覚えて引き受けているのだとしたら、作品の受け手側はそこにやはりパク・ボゴムを感じてしまう。

『青春記録』に続く出演作の映画『徐福』は、永遠の命を持ったAI役だ。心のない生物はどんな気持ちで演じたのだろうか。いつか彼に聞いてみたい。



パク・ボゴム

2011年映画『ブラインド』でデビュー。

以降、映画『コインロッカーの女』(2015)、ドラマ『君を憶えてる』(2015)などに出演。

『恋のスケッチ~応答せよ1988~』(2015-2016)で天才棋士チェ・テクを演じブレイク。2016年8月より放送されたドラマ『雲が描いた月明り』で地上波初主演を果たし、爆発的人気を得る。

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