韓国で秘かに人気を集めていたドラマ『ブラームスは好きですか?』。本作の主演を務めた俳優キム・ミンジェに関心が寄せられている。

韓国で秘かに人気を集めているドラマ、SBS『ブラームスは好きですか?』。才能と現実の境目を彷徨いながらもそれぞれの幸せを見つけていく、感性豊かな29歳のクラシック音大生たちの夢と恋を描いた物語だ。

「まるでロマンス小説をそのままドラマに移したよう」と称賛を受ける本作、音楽大学というこれまでのドラマとはひと味違った背景で視聴者の心を掴んだよう。

SBS『ブラームスは好きですか?』で主演を務めた俳優のキム・ミンジェ(右) (画像出典:SBS)

去る20日に惜しまれつつも最終回を迎えてしまったが、主演を務めた俳優のキム・ミンジェに注目が集まっている。
キム・ミンジェは劇中、韓国人として初めてショパン国際ピアノコンクールで”1等なき2等”に入賞した有名ピアニスト、パク・ジュニョン役を務めた。裕福ではない家庭の事情の中で一度は諦めたピアニストへの道だが、文化財団の第1期奨学生に選ばれたことで再び夢へと歩き出す。その後、様々な国際ピアノコンクールで何度も優勝を果たした人物だ。

クラシック音大生というフレーズが良く似合う、爽やかで端正な顔立ちは、どことなく俳優のソン・ジュンギやヨ・ジングに似ていると言われ、彼らの名前を合わせて”ヨ・ジュンギ”ビジュアルと呼ばれているそうだ。

端正なビジュアルを誇る、キム・ミンジェ(画像出典:YAMYAMエンターテインメント公式HP)

この顔立ちに見覚えある方も多いのではないかと思う。

彼は、現在も日韓で多く愛されているドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』に特別出演し、イ・ドンウク扮する”死神”の子役時代、つまりドラマの前半に描かれた時代劇部分、高麗時代の王ワン・ヨ役を演じている。
劇中、若くして国を担うことになり、周りの大人たちから吹き込まれる言葉に苦悩する皇帝役を見事に演じ切った。また、ある女性に好意を抱くシーンでは、微笑ましいほどの少年らしい純粋な振る舞いを見せ、視聴者からの注目を集めたほどだ。

俳優として輝かしい道を歩んでいるキム・ミンジェだが、俳優活動の前、CJエンターテインメントの練習生として約4年間アイドルのトレーニングを受けたことがあるそうだ。その後、演技の教育を受けて俳優に転向したという。

この経歴がきっかけとも呼べる、BTS(防弾少年団)のV(ブイ)との格別な関係。
キム・ミンジェとVは、2016年に放送されたMBig TV『美男ブロマンス』で共演した際、Vがキム・ミンジェに「元々俳優が夢だったの?」と尋ねると、キム・ミンジェは「音楽が好きでした。元々アイドルの練習生でした」というトークを繰り広げ、話題を集めたことがある。
この縁を機に、キム・ミンジェとVは食事や映画を楽しんだり、また演技について語るなど親交を深めているようだ。

公私ともに真面目で爽やかな人柄を見せるキム・ミンジェ。
彼はデビュー当初から「多くの人々にとって”信じて見る”俳優、演技が上手で良い影響を与える俳優になりたいです」と語っていたが、彼の代表作とも言えるドラマ『ブラームスは好きですか?』で見せた演技は、すでに彼の夢を叶えているかのように映る。
その優しい人柄を活かし、さらなるフィルモグラフィーを重ねていくことが期待される要チェックの俳優だ。