韓国芸能人の熱愛説やスキャンダルをスクープすることから、日本で言うところの”週刊文春”と言われている”ディスパッチ”。その影響力と破壊力によって、芸能人とファンから一番恐れられているメディアと言われている。

4月12日、韓国メディア・Dispatch(ディスパッチ)がスクープして以降、連日話題になっている俳優キム・ジョンヒョン。彼にまつわる数々の論議と、この騒動から見えるディスパッチの実態とは?

数々の論議が報じられたキムジョンヒョン

キム・ジョンヒョンにまつわる数々の論議とは(画像出典:tvN)

“四面楚歌”に陥ったキム・ジョンヒョン

キム・ジョンヒョンの論議の始まりは、4月8日、tvN(Netflix)『愛の不時着』で共演したソ・ジヘとの熱愛説からだった。双方の事務所が「事実無根」と否定したが、デート写真などが追加で報道され、熱愛説に対する疑いはさらに大きくなった。

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以後、キム・ジョンヒョンはソ・ジヘの所属事務所である文化倉庫と専属契約について話し合っていると発表された。

しかし、現所属事務所O&(オーエン)エンターテインメント側は「2018年に健康上の問題でMBCドラマ『時間』を突然降板し、その間、空白期が発生した。来年中旬まで契約期間が残っている」と主張したものの、キム・ジョンヒョンはこれに対し同意していないことが分かった。

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そして、キム・ジョンヒョンと現所属事務所が対立している中、”待ってました”と言わんばかりのタイミングで、ディスパッチが『時間』の降板に関連した報道を単独で報じ、キム・ジョンヒョンが四面楚歌の状態に陥ったのだ。

“一発レッドカード”に追い込まれたソ・イェジ

様々な疑惑が浮上したソイェジ

ソ・イェジにも様々な疑惑が浮上(画像出典:ゴールドメダリスト公式HP)

キム・ジョンヒョンが、ドラマ『時間』を途中降板した背景には、当時彼の恋人だった女優ソ・イェジの指示によるものだったという疑惑が浮上。

ディスパッチが公開したキム・ジョンヒョンとソ・イェジが交わしたメッセージには、台本の修正(メロシーンやスキンシップの削除)や撮影現場では行動を慎むよう要求するソ・イェジと、これに対し積極的に同意するキム・ジョンヒョンの様子が生々しく報じられ、大衆に大きな失望感を抱かせた。

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このような波紋により、ソ・イェジもまた”キム・ジョンヒョン操り疑惑”に続き、”学歴詐称疑惑”、”整形疑惑”、”校内暴力疑惑”、”スタッフへのパワハラ疑惑”など数々の問題が提起され、一部疑いを釈明したものの相変わらず論議が続いている状況で、”一発レッドカード”に追い込まれたのだ。

ディスパッチ、矢を放つタイミングを見計らう?

ソジヘとキムジョンヒョンを追い込んだディスパッチ

ディスパッチの報道によって四面楚歌に追い込まれたソ・ジヘとキム・ジョンヒョン(画像出典:movie.naver)

結局、ソ・ジヘとの熱愛説で放たれた球が、ディスパッチの送球によってソ・イェジに当たって跳ね返り、セカンドパンチをくらったキム・ジョンヒョン。

最初の報道からわずか4日という短期間でディスパッチがこれらの取材をしたとは考え難く、色々な情報を掴んでいたにもかかわらず、ここぞというタイミングを狙って矢を放ったのだろう。まるで、美味しい物はすぐに食べずにとっておく人のように‥。

ディスパッチは、”ニュースはファクト(真実)だ”をモットーに、これまで数多くのトップスターのスキャンダルをスクープしており、彼らの報道1つで芸能人の人生が変わるとも言われるほど。

芸能人のスクープを捉えるために執拗に追いかけ、隠し撮りをする行為を繰り返すディスパッチに批判的な声も少なくないが、一方でスキャンダルは多くの人から関心を持たれ、世間話の格好のネタになる。

賛否両論の板挟みの中で、計算し尽くされたズルいタームでスターを奈落の底に突き落とすディスパッチ。もしかすると、次はあなたの推しが狙われているかもしれない‥。









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