- 韓国ドラマは、アジアのみならず世界中で愛されるコンテンツとなった。
- その過程にはいくつかのターニングポイントがあり、ここ10年では2016年が最も大きく変化した年。
- 形態を変えたことで、ワールドワイドに支持されるようになるきかっけとなった2016年の名作5つを紹介する。
韓国ドラマは徐々にその形態を変えながら、いまや世界中で愛されるコンテンツの1つとなった。
特にここ10年では2016年が最も変化が著しく、それまでとは一味異なる作品の数々がヒットしたことにより大きなターニングポイントを迎えることに。
人気を得やすいロマンス作品に頼り気味だった風潮を果敢にも脱ぎ去りジャンルが多様化、壮大なスケールと映画のような映像美を誇るドラマが続々と登場したことで、アジアを超えてその他の地域でも多くの人を魅了するようになった。
次々と世に送り出される話題作・人気作を見るため、「視聴者が最も多忙を極めた年」と言われている。
そこで本記事では、名作が数多く輩出された2016年を代表するドラマを5つ紹介する。
シグナル
韓国で実際に起こった痛ましい事件の数々をベースに、過去の時代を生きる刑事と現在を生きる天才プロファイラーが無線機で交信し、協力して未解決事件を追うファンタジーミステリー捜査劇。
日本をはじめ中国やタイなどでもリメイクされるほど高い支持を得た作品で、本国では『第52回百想芸術大賞』で作品賞を受賞した。
また脚本を務めたキム・ウニ作家は脚本賞を手にしており、ストーリーの完成度の高さはお墨付き。
事実、事件解決に向け推理をやめられない視聴者が続出、まるで主人公と共に事件を追っているかのような感覚に陥り、手に汗握る展開が観る者を虜にした。

『シグナル』(画像出典:tvN)
●出演:イ・ジェフン、キム・ヘス、チョ・ジヌン他
●現在視聴可能な動画配信サービス:7月25日現在未定
シグナル(動画出典:CinemartChannel)
太陽の末裔 Love Under The Sun
時と場合によっては人の命を奪わなければならない軍人シジンと、人を生かすことが仕事の医師モヨンが、ひょんな出来事をきかっけに出会い恋に落ちるが価値観と信念の違いから別れることになるがその後、海外派遣先で再会し愛を深めていく壮大なロマンスドラマ。
女性ならときめかずにはいられないシチュエーションやセリフが随所に盛り込まれた作品で、これぞまさにラブストーリーの決定版と言っても過言ではない作品だ。
Google Koreaが2016年に発表したTV分野の人気検索語ランキングによると”グローバルTV”ランキングの9位に。香港、台湾、シンガポール、ベトナムなどアジアの主要地域では1位を記録したという。
また主演を務めたソン・ジュンギとソン・ヘギョは、香港や台湾などにおいて人物分野でランキング上位に名を連ねるほど、ワールドワイドに愛された作品だ。

『太陽の末裔Love Under The Sun』(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:KBS)
●出演:ソン・ジュンギ、ソン・ヘギョ、チン・グ、キム・ジウォン他
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・U-NEXT
・TELASA
太陽の末裔Love Under The Sun(動画出典:NBCユニバーサル アジア)
トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜
不滅の人生を生きるトッケビが、自身の命を終わらせることのできるトッケビの新婦と出会い、同居生活をはじめて繰り広げられる切ないファンタジーロマンスだ。
非現実的な設定ながらとてつもない吸引力がある本作は、世界中のドラマファンを虜にしたことで有名。
前出の『太陽の末裔』を手掛けたキム・ウンスク作家の作品で、ドラマの専門家の間では同作を超える作品は今後輩出できないだろうと言われていた中、なんと1年も経たないうちに『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』が大ヒット。
韓ドラ史に残る名作中の名作として、いまだドラマファンの間で長きに渡って愛され続けている
面白いストーリーをはじめ映画のような映像美は、約7年が経過した現在でも全く見劣りしない。

『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』(画像出典:tvN Drama公式Twitter)
●出演:コン・ユ、キム・ゴウン、イ・ドンウク他
●現在視聴可能な動画配信サービス
・Amazon Prime Video
・U-NEXT
・DMM TV
・Rakuten TV
・Disney+
・Hulu
・Netflix
トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜(動画出典:Hulu)
雲が描いた月明かり
両親もお金も家もなく幼い頃から男装をして生きてきたラオンがある出来事をきっかけに内官となり、世子イ・ヨンと繰り広げるシンデレララブコメディー。
イ・ヨンのツンデレぶりと、韓ドラのロマンスものの定番である三角関係、身分違いの恋という要素が物語をより一層盛り上げ、女性視聴者にときめきをプレゼントした作品だ。
2017年にシンガポールで開催された『アジア・テレビジョン・アワード』では最優秀賞を、同年アメリカで開かれた『ヒューストン国際映画祭』では見事大賞に輝き、その人気の高さを誇示している。

『雲が描いた月明かり』(画像出典:KBS)
●出演:パク・ボゴム、キム・ユジョン他
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・U-NEXT
・Amazon Prime Video
・Rakuten TV
雲が描いた月明かり(動画出典:U-NEXT)
浪漫ドクターキム・サブ
大学病院の分院を舞台に繰り広げられる医療ドラマ。 “神の手”を持つ型破りな天才外科医キム・サブの下で、彼を師と仰ぎ医療従事者として悩み奮闘する若い医師たちの成長が描かれた物語だ。
病院内で次から次へと起こる問題を、キム・サブがどのように解決していくのかが大きな見どころの1つで、手に汗握る緊張感のあるストーリー展開は観る者を釘付けに。
また、その裏で繰り広げられる先輩女性医師と後輩男性医師の恋の行方も見逃せない。
『第53回百想芸術大賞』では演出賞に輝き、『第51回ヒューストン国際映画祭』では審査員特別賞を、『第54回アジア太平洋放送連盟総会授賞式』では最優秀賞を授賞し、本国のみならず世界中から支持を得た。
2020年にシーズン2が今年はシーズン3が放送され、大人気シリーズものとして多くのドラマファンから愛され続けている。

『浪漫ドクターキム・サブ』(画像出典:SBS)
●出演:ハン・ソッキュ、ユ・ヨンソク、ソ・ヒョンジン他
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・U-NEXT
・Amazon Prime Video
・Rakuten TV
・TELASA
・Hulu
・Netflix
・Disney+
浪漫ドクターキム・サブ(動画出典:KNTV)
その他、『また!?オ・ヘヨン ~僕が愛した未来~』(tvN)や『ドクターズ~恋する気持ち』(SBS)なども、当時絶大なる人気を博したドラマとして知られている。
編集部おすすめ記事
-
大ヒット韓ドラ「わたしの完璧な秘書」イ・ジュンヒョク「僕がイケメン?マスコミの洗脳」
-
【2月9日~15日】ハン・ジミン主演「わたしの完璧な秘書」3位でフィニッシュ!最新韓ドラ視聴率ランキング1位~11位
-
日本の視聴者も共感必至‥2025年上半期公開予定 「女性の人生」を描く韓国ドラマ4選
-
「ヨン様」こと俳優ぺ・ヨンジュン、昨年の寄付が話題‥過去日本の震災時に10億ウォン寄付も
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
イ・ビョンホン主演映画「勝負」、紆余曲折を経てついに韓国公開へ
-
日本のテレビ初登場の番組もあるよ!3月CS放送開始予定「K-POPバラエティ」10選
-
イ・ミンホ×アン・ヒョソプ主演の韓国映画「全知的な読者の視点から」、ローンチ予告編が公開
-
12時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
勢いが止まらないLE SSERAFIM、来月ニューアルバム「HOT」発売
-
“ENHYPENのマンネ” ニキ「25年1月版 K-POP日本人男性メンバー 人気No.1決定戦」で1位に!
-
13時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
NCT WISH、K-POP授賞式「Hanteo Music Awards 2024」のレッドカーペットに登場!(PHOTO6枚)
-
13時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
TXT & SAY MY NAMEら、K-POP授賞式「Hanteo Music Awards 2024」のレッドカーペットに登場!(PHOTO12枚)
-
13時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
ジェジュン & KARA ニコル & (G)I-DLE ミンニ、K-POP授賞式「Hanteo Music Awards 2024」のレッドカーペットに登場!(PHOTO5枚)
-
日本の視聴者も共感必至‥2025年上半期公開予定 「女性の人生」を描く韓国ドラマ4選
-
15時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
「ヨン様」こと俳優ぺ・ヨンジュン、昨年の寄付が話題‥過去日本の震災時に10億ウォン寄付も
-
【2月9日~15日】ハン・ジミン主演「わたしの完璧な秘書」3位でフィニッシュ!最新韓ドラ視聴率ランキング1位~11位
-
15時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
大ヒット韓ドラ「わたしの完璧な秘書」イ・ジュンヒョク「僕がイケメン?マスコミの洗脳」
-
16時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
2NE1韓国ファン連合、パク・ボムの活動除外を求める声明を発表「時限爆弾のような」
-
俳優リュ・スンリョン、日本のファンとの交流のため公式ファンサイトをオープン!
-
2025年幸先良いスタート!パク・ヒョンシク、ユク・ソンジェら出演するSBS韓国ドラマ7選
-
パク・ボゴム、2025年も全力疾走!「おつかれさま」「グッドボーイ」に続きMCも決定
-
アクション、パニック、スリラー好きにはたまらない!2025年Netflixで独占配信する韓国映画6選
-
「わたしの完璧な秘書」初登場首位を獲得!「25年2月韓国ドラマ ブランド評判ランキング」ベスト5
-
日本のファンが選定!今年こそ「東京ドーム」のステージに立ってほしいK-POPグループは・・&TEAM!
-
「元敬」の次はこれ!ムン・ガヨン×チェ・ヒョヌク主演「あいつは黒炎竜」今月17日ついに解禁へ
-
“3カ月連続1位” SEVENTEEN!「25年2月K-POP男性グループ ブランド評判」ベスト5
-
BLACKPINK、4カ月連続1位獲得!「25年2月K-POPガールズグループ ブランド評判」ベスト5
-
TWICE ミナ「25年1月版 K-POP女性アイドル」人気決定戦で1位に輝く!
-
Red Velvet ウェンディ、SBSパワーFM「ウェンディのヤングストリート」の収録に参加!(PHOTO7枚)
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。