今夏、最高の話題作であるENA(Netflix)『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』。最終回まで残り4話となった今、韓ドラファンは、この先の展開に対して懸念があるようだ。これを韓国メディアの朝鮮日報が興味深くまとめているので、ここで紹介したい。ドラマファンが語る“やってはいけない4つの出来事”とは。

暑い夏に負けないほど、視聴者を熱くさせている、ENA(Netflix)『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(以下、ウ・ヨンウ)』。

ENA(Netflix)『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』はパク・ウンビン主演

パク・ウンビン主演、ENA(Netflix)『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(画像出典:ASTORY 公式Twitter)

最高視聴率15.8%(全国/ニールセンコリア基準)を記録し、話題性をひとり占めしている本作も、残すところあと4話となった。

果たして最終回までに視聴率20%の壁を破ることができるか、期待を集めている。

ウ・ヨンウ(パク・ウンビン扮)とイ・ジュノ(カン・テオ扮)がキスシーンを披露すると、多くの反響を得て、世界のドラマファンは、興奮冷めやらぬ状態にあるようだ。

しかし一方で、ウ・ヨンウの実母である法務法人テサン代表、テ・スミ(チン・ギョン扮)の不穏な動きや、腹黒策士ことクォン・ミヌ(チュ・ジョンヒョク扮)がウ・ヨンウの背景を暴き始めるなど、一筋縄ではいかぬ様相を漂わせている。

多くの反響が届いた、ウ・ヨンウとイ・ジュノの恋模様

ウ・ヨンウとイ・ジュノの恋模様に多くの反響が(画像出典:ENA)

ウ・ヨンウの出生の秘密を軽やかに終わらせ、1つ目の山場を見事な展開で披露した本作が、残り4話で“やってはいけないこと”とは何だろうか。

韓国メディアの朝鮮日報(www.chosun.com)が興味深くまとめた記事があるので紹介したい。

イ・ジュノがテ・スミの息子?

韓国のネットユーザー間で浮上したのが、イ・ジュノがテ・スミの息子説だ。

このパターンは、韓国ドラマ界では“お約束”とも言える展開ではあるものの、“ヒーリングドラマ”と評判の作品にも登場してしまうのだろうか。

この説が推測された理由の1つに、法務法人ハンバダの訟務チーム職員であるイ・ジュノは、年齢以外にクォン・ミヌと一緒に暮らしているという点以外の情報が、ほぼ出ていない人物であるということ。

そしてもう1つは、テ・スミが法務部長官候補関連で、関係者と対話した際「息子が1人いる」と言及した経緯から発生した模様。

しかしウ・ヨンウが27歳、イ・ジュノは29歳と年上であることや、彼の作中行為から、テ・スミの息子という線はないと見てよさそうだ。

ラブラインが急発進?

ウ・ヨンウとイ・ジュノのカップルに加えて、チェ・スヨン(ハ・ユンギョン扮)やクォン・ミヌ、親友のトン・グラミ(チュ・ヒョンヨン扮)など、周辺人物の恋愛模様も注目されている。

チェ・スヨン(左)とクォン・ミヌ(右)

チェ・スヨン(左)とクォン・ミヌ(右)にも春がやって来る???(画像出典:ENA)

しかし、エピソード形式で構成されたドラマであるため、恋愛模様を集中的に描き出すことは難しいだろう。ストーリーの流れを妨害するのではないかという懸念もある。

仮に恋物語が展開されたとしても、それを最終回までに全てを回収しきれるのかという疑問も。

ウ・ヨンウがアメリカに?

ウ・ヨンウが実の娘だと初めて知った時、テ・スミの反応は母性に溢れていたように見えた。しかし直後にはウ・ヨンウの父、ウ・グァンホに会いに行き、彼女のアメリカ行きを提案する。

ウ・ヨンウが提案を受け入れ、アメリカ行きを決意することは、視聴者としては想像もしたくない展開だ。むしろテ・スミが、ウ・ヨンウの存在を認めて法務部長官の席を放棄することを望んでいる。

テ・スミ

テ・スミは自身の野望を貫くのかそれとも‥。(画像出典:ENA)

視聴者の間では、彼女の思うままにストーリーが展開されることだけは、避けてほしい様子だ。

PPL(間接広告)が増える?

韓国ドラマでよく見られる“PPL”。このPPLの登場頻度が増えると、ストーリーの妨げになると視聴者から不満が漏れることがあり、バランスよく差し込むのはなかなか難しい問題だという。

『ウ・ヨンウ』ではこれまで、PPLがほぼ見られていない。あるにはあるが、物語に差し支えのない程度である。このことから、ストーリーに没頭できると評判だ。

今後、PPLを乱発させる確率は低いものの、特有の展開に慣れている視聴者からは「もしかして‥」という気持ちがあり、油断ならないとされている。

***

物語の核心から広告展開まで、韓国ドラマフリークは過去の経験から、少々頭でっかちな思考を持ってしまっているのかもしれない。

しかし『ウ・ヨンウ』に限っては、これまでにないほどの強い思い入れで、彼女の人生を応援する視聴者がいるのもまた事実のようだ。

(構成:星野沙)






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