ソ・イングクの名を、最近よく目にする。主演ドラマ『美男堂の事件手帳』に始まり、8月には日本でのファンミーティングを実施。また、公開を控えている映画が世界の映画祭からラブコールを受けるなど、その活躍が世間の関心を集めているからだ。そんな彼の素顔はとても人懐っこく、共演をきっかけに親交を深めていく人が増えているんだとか。そんな中、最近話題のドラマに出演中の“あの俳優”とは、セリフを読み合わせるほど仲良しだそうだ。
歌手としても、俳優としても成功を収めている人はほんの一握りだ。俳優ソ・イングクは、まさにその一握りの中にいる人物といっても過言ではないだろう。
除隊前後で変わらぬ活躍を見せているソ・イングク。(写真提供：ⓒ TOPSTAR NEWS)
軍入隊を除けば、一度も空白期を作ることなく、第一線で活躍している彼の3作目となる主演映画『オオカミ狩り』は、最近トロント国際映画祭、仏エトランゼ映画祭、米ファンタスティック・フェスト映画祭などからラブコールを受けたことが明らかになり、話題を集めている。
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そんなソ・イングクの性格は、とても明るくユーモラスだと知られており、共演俳優陣とも友人関係に発展することが多いという。現在放送中のKBS2ドラマ(Netflix)『美男堂の事件手帳』で共演しているクォン・スヒョンも、tvN『空から降る一億の星(2018)』での共演を機に、親友になった一人だ。
そして、世界の韓ドラファンから人気を集めたENA(Netflix)ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に出演している、“ある俳優”とも共演をきっかけに親交を深めている。
ウ・ヨンウ(パク・ウンビン扮)の働く大手弁護士事務所“ハンバタ”の直属の上司、チョン・ミョンソクを演じているカン・ギヨンだ。2人は、2014年に放送されたtvNドラマ『ナイショの恋していいですか!?(邦題)』で顔を合わせた。
『ナイショの恋していいですか!?』撮影当時、カン・ギヨンは30歳、ソ・イングクは25歳だった。(画像出典：tvN)
同作でソ・イングクは、高校生ながら兄の身代わりとなって、大企業の本部長として働くイ・ミンソク役を演じ、カン・ギヨンはイ・ミンソクと同じ高校のホッケー部仲間、チョ・ドクファン役を担った。
ドラマ終了後も、共演者で合宿をしたり会合を開くなど、チーム全体で良い雰囲気だったが、特に気の合った2人は友情関係を続けているという。
カン・ギヨンは、かつてインタビューで「ソ・イングクとは、今でも仲良しだ。新たな出演作が決まったら、(共演作品でなくても)お互いに台本の読み合わせをし合って、キャラクターについて研究する」と明かしている。
作品の出演者情報や放送日時などは、プロモーション等の戦略により、解禁日時が統一されている(発表ギリギリで、出演者が代わる可能性もあるため)。
カン・ギヨン、ソ・イングク、イ・テファン(右)で“高校ホッケー部三銃士”と呼ばれていた。(画像出典：tvN)
そんな“暗黙のルール”が存在する業界で生きる2人が、互いの別作品について話し合うということは、よほどの信頼関係があるのだろう。
ソ・イングクはKBS2で『美男堂の事件手帳』、カン・ギヨンは『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に出演し、今夏は同じクールでドラマに登場、両者共に異質を放つ作品として*好評だ。
*Netflixジャパン8月19日デイリーランキングで『ウ・ヨンウ』が1位、『美男堂』が2位にランクイン
『ナイショの恋していいですか!?』以降、カン・ギヨンが出演していたtvN『ああ、私の幽霊さま(2015)』に、ソ・イングクがカメオ出演したことで(一瞬の)再共演を果たしたが、その後は四つに組んだ作品はない。
高校生役から、それぞれの俳優道で磨いてきた演技力を携え、ぜひとも丁々発止と演技をぶつけ合ってほしいものである。
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