女優のソ・イェジが、tvNドラマ『サイコだけど大丈夫(2021)』後、初のドラマtvN『イブ』で復帰を果たした。同ドラマは、復讐に人生をかけた女性のストーリーで、視聴者の間では既に話題を呼んでいる。本記事では、そんなドラマの紹介と衝撃のシーン、セリフの一部を紹介する。

時代劇からラブストーリーまで、様々なジャンルで人気を得ている韓国ドラマ。

中には壮絶な復讐劇を描いた作品もあり、少し前にはtvN『Mine(2021)』で、女性が団結して復讐する展開が面白いと話題を呼んだ。

『Mine』は、女の復讐劇が描かれて話題となった

女の復讐劇が描かれて話題となった『Mine』(画像出典:tvN)

6月1日から韓国で放送が開始されたtvNドラマ『イブ』もその1つだ。

『イブ』は、現在、強烈なロマンス復讐劇が話題を呼んでいる

現在、強烈なロマンス復讐劇が話題を呼んでいる『イブ』(画像出典:tvN)

同作は、主人公のイ・ラエル(ソ・イェジ扮/以下、ラエル)が、幼い頃に無念の死を遂げた父の復讐をするため、13年に渡って緻密に練り上げた計画を、人生をかけて繰り広げる最も強烈で致命的な激しいロマンス復讐劇だ。

ソ・イェジは、劇中、イ・ラエル役を演じる

劇中、イ・ラエル役を演じるソ・イェジ(画像出典:tvN)

そして、ラエルとの出会いで恋に落ち、危険な選択をすることになるLYグループの最高経営者 カン・ユンギョム(パク・ビョンウン扮/以下、ユンギョム)が、ラエルの復讐の鍵となる人物となっている。

パク・ビョンウンは、劇中、カン・ユンギョム役を演じる

劇中、カン・ユンギョム役を演じるパク・ビョンウン(画像出典:tvN)

初回放送から既に視聴者の間で話題となっており、特にラエルが、ユンギョムに意図的に接近する姿が描かれ、彼女の復讐劇の緻密さがより一層視聴者に緊張感を与えた。

また、劇中に登場するラエルの恐ろしいまでのセリフも大きな話題を集めている。

中でも、父親を死に追いやった人物たちへ向けた「ある日、彼らの不幸が騒がれるようになったら、私を思い出してください。返してやるわ!10倍にして!」という緊張感の走るセリフは、これから始まる複数劇のスタートを予告した。

イ・ラエル(ソ・イェジ扮)が、劇中、父親の氏を受けて怒りに震えるシーン

劇中、父親の氏を受けて怒りに震えるイ・ラエル(ソ・イェジ扮)(画像出典:tvN)

エンディングには、「地位の高い人たちの人生に近づくのは大変だけど、近道へと案内する鍵はあなたの心。手に入れた瞬間、私を燃やした地獄にみんな残らず引っ張り込んでやるわ」という、ユンギョムをきかっけに復讐をやり遂げる決意が感じられる、ラエルの鋭いナレーションが流れた。

そして、同シーンで見せた、全てのことが自分の思い通りに進んでいるかのような自信に満ちた目と、薄い笑みを浮かべたラエルの姿は、今後の復讐の行方を視聴者に期待させた。

実際、第1話を見た視聴者の一部は韓国の各種オンラインコミュニティー上で、「初回から、ものすごく衝撃的だ」、「エンディングに鳥肌が立った」、「ラエルがどこまでが計画しているのか気になる」などといった反応をみせた。

また、ソ・イェジとパク・ビョンウンの演技も視聴者の視線を集め、ドラマへの没入度を高めている。

特に第1話では、劇中タンゴを披露したソ・イェジは、眼差しから手の動きまで1つ1つに感情を込めたかと思うと、ユンギョムには強烈で魅惑的な眼差しを送った。

ソ・イェジは、手の動きから、眼差しまで細かな演技を披露した

手の動きから、眼差しまで細かな演技を披露したソ・イェジ(画像出典:tvN)

パク・ビョンウンも、ラエルに対する好奇心と警戒心が変化していくユンギョムの感情を、細かな目の演技で披露した。

パク・ビョンウンは、目の演技で、視聴者のドラマへの没入度を高めた

目の演技で、視聴者のドラマへの没入度を高めたパク・ビョンウン(画像出典:tvN)

第1話からすでに話題となっている『イブ』。

初回から、破格的なストーリー展開と強烈なセリフで視聴者を釘付けにしているだけに、今後どのような復讐が繰り広げられるのか、またその結末にも高い関心が寄せられる。


『イブ』ティーザー予告

(構成:西谷瀬里)




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