日本の音楽家であり、ミュージシャン、俳優としても活躍した坂本龍一が、かねてから公表していたガンが”ステージ4″まで進行していることを明かした。このニュースが海を渡り韓国に届くと、ファンはショックを受けコミュニティーに激励の言葉を書き綴っている。

日本の音楽家であり、ミュージシャンであり、俳優としても活躍を見せた坂本龍一が、かねてより公表していたガンの進行状況が”ステージ4″であることを明かし、大衆を驚かせた。

坂本龍一

ガンがステージ4であることを公表した坂本龍一。(Photo by zakkubalan ©2022 Kab Inc.)

このニュースは韓国にもすぐさま伝わり、衝撃を与えているという。

坂本は、2009年に新潮社より自伝『音楽は自由にする』を発表。この続篇として、坂本氏自らが過去十余年の活動と、人生を振り返るプロジェクトを開始した。

新潮の7月号より、新連載『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』が始まったのだが、第1回目のタイトルが『ガンと生きる』。

ガンが再発し、これまでに6度に渡って手術を行ったことや、自身の病状が”ステージ4″であること、医師の口から「余命半年」という言葉が飛び出したこと、その当時の心境などを赤裸々に語っていくという。

『新潮』

『新潮』で坂本龍一の新連載が始まった。

このニュースには、韓国の坂本ファンにとってもショッキングな出来事だった。

彼は、これまでもガン再発を明らかにしているが、「治療に励んでいる」「治療しながら音楽活動を続けて行く」と、前向きな姿勢を見せていたため、まさかここまで病状が悪化していたとは想像していなかったのだ。

坂本龍一が韓国で知られるきっかけは、出演と音楽を担当した映画『戦場のメリークリスマス(1983)』。作品名と同名のメインテーマは、鐘の音が鳴り響くシンプルなもので、彼の作品の中で最も有名な楽曲となった。

また韓国映画『天命の城(2017)』の音楽を担当してほしいと依頼を受けた際、「大好きなイ・ビョンホンが出てるので即決した」というのは有名な話。

そして数多くの来韓舞台にも立っており、連載では手術翌日「なぜか韓国の病院にいると勘違いした」というエピソードを伝えている。

今回の連載開始とガンの進行具合について知ったネットユーザーが、大手オンラインコミュニティーでこれを掲載。

驚きと激励の言葉を書き込んだ。

「まさか、言葉にならない‥」
「ダメだよ、これからもっとたくさん素敵な音楽を聴かせてよ」
「坂本龍一の音楽は最高だから、何とか生き抜いてほしい」
「スレッドタイトル見ただけで胸が痛んだ、ステージ4だなんてTT」
「(元気になって)冷麺食べに韓国に来てくださらないと!」
「奇跡よ起これ‥!」
「名前しか知らなくて、今回のことで検索したらものすごい巨匠なのですね」
「必ず良い知らせを聞かせてください」
「門外漢だけど、この方のお名前は聞き慣れていて、よく聴く曲があるから悲しい」
「『RAIN』を初めて聴いた時、涙が止まらなかった」
「こんなにも音楽を集中して聴いたのは彼の作品だけ」

現在もコメントは追加され続けており、間もなく400件に手が届きそうな勢いとなっている。




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