ヒョンビンとソン・イェジンの共演は『愛の不時着』が初めてではない。前作との比較される恐れや熱愛説のリスクを背負いながらも共演に挑んだ男女俳優5組を紹介する。
2019年に放送されたドラマ『愛の不時着』の人気は未だ衰えを知らない。主演したヒョンビンとソン・イェジンは何度も熱愛説が浮上し、2人の名前はコンスタントに検索ワードの上位に食い込んでいる。それもそのはず、この2人、実はこのドラマが初共演ではないのだ。
ドラマや映画で同じ俳優をキャスティングすることは珍しい。しかもそのキャスティングが主演同士となると、確実に前作と比べられるためリスクを背負ってのスタートになる。熱愛説も付きもの..それでも再びタッグが組めるのは、お互いの信頼関係があってこそ。厚い信頼関係で結ばれ再共演を果たしたビッグスターたちを紹介したい。
ヒョンビン&ソン・イェジン
■ ドラマ『愛の不時着』(2019-2020)

『愛の不時着』では切ないラブロマンスを見せたソン・イェジンとヒョンビン(画像出典:tvN)
■ 映画『ザ・ネゴシエーション』(2018)

『愛の不時着』から1年前の2018年、映画『ザ・ネゴシエーション』で共演していた2人(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:CJエンターテインメント)
世界中で大ヒットしたドラマ『愛の不時着』では、韓国版”ロミオとジュリエット”のような切ないラブロマンスを見せてくれたヒョンビンとソン・イェジンだが、その1年前、緊張感たっぷりの心理サスペンス映画『ザ・ネゴシエーション』ですでに主演として共演済みだった。この時のヒョンビンは初のヒール役で、ソン・イェジンは彼の交渉人を引き受ける役だった。2つの作品はだいぶ色が違うが、演技力のある2人は両作品とも作品の雰囲気を壊すことなく、それぞれのキャラクターを見事に演じている。未だに熱愛説の出る2人だが、お似合いカップルとして当然なのかもしれない。
チソン&ファン・ジョンウム
■ ドラマ『キルミー・ヒールミー』(2015)

抜群の”ケミ”を見せたチソンとファン・ジョンウム(画像出典:MBC)
■ ドラマ『秘密』(2013)

2人の息の詰まるようなキスシーンは話題となった(写真提供:©スポーツ韓国)
チソンとファン・ジョンウムは、2013年に放送されたドラマ『秘密』で主演として共演したが、その2年後、再び主演として共演することになった。しかし、ドラマ『キルミー・ヒールミー』の主演を任された男性俳優は、実は最初からチソンにオファーがあったわけではなかった。ヒョンビンやイ・スンギなど何人もの男性俳優が断り続け、最終的にチソンに決まったのだ。それが功を奏し、チソンは7人の人格を持つという難しい役を見事に演じながら再度ファン・ジョンウムとの息のあった演技を見せ、ドラマはヒットした。そして、すでに2回主演で共演しているにも関わらず、お互いにインタビューでまた共演したいと言い合っている仲だ。
クォン・サンウ&チェ・ジウ
■ ドラマ『誘惑』(2014)

『天国の階段』に続き、『誘惑』もかなりドロドロの愛憎劇だった(画像出典:SBS)
■ ドラマ『天国の階段』(2003-2004)

日本でも大ヒットしたドラマ『天国の階段』。2人の共演をまた見たいと思った人も多いのでは(画像出典:天国の階段 公式 HP)
韓国では最高視聴率45.3%を獲得し、日本でも大ヒットしたドラマ『天国の階段』で主演したクォン・サンウとチェ・ジウ。ドラマのヒットとともにそれぞれが”涙の王子”、”涙の女王”と異名もつくほど知名度をあげ、ファンが急増した。その頃からこのカップルをまた見たいという声は大きかったが、2014年についにこの2人が再度共演するということがわかり、長年のファンたちは歓喜した。『天国の階段』もドロドロの愛憎劇だったが、同じく『誘惑』もかなりドロドロの愛憎劇。待ってましたと言わんばかりの展開で、見ごたえは充分だ。10年の歳月を全く感じさせない2人の演技に、さらなる共演を願う声も聞こえた。
イ・ドンウク&ユ・インナ
■ ドラマ『真心が届く~僕とスターのオフィス・ラブ!?~』(2019)

正統派のラブストーリーを見せつけてくれたイ・ドンウクとユ・インナ(画像出典:tvN)
■ ドラマ『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』(2016-2017)

コン・ユとキム・ゴウンとともに“トッケビカップル”として知られた2人(画像出典:tvN)
ドラマ『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』の大ヒットでコン・ユとキム・ゴウンとともに“トッケビカップル”として知られたイ・ドンウクとユ・インナ。ただ見ているだけでも絵になる2人の約2年ぶりの再共演となった作品が、ドラマ『真心が届く~僕とスターのオフィス・ラブ!?~』だった。『トッケビ』では”第二のカップル”として、2人のじれったく切ない恋愛模様に心を動かされたが、『真心が届く』ではメインカップルとして正々堂々と正統派のラブストーリーを見せつけてくれた。
パク・ソジュン&ファン・ジョンウム
■ ドラマ『彼女はキレイだった』(2015)

双子の兄妹の関係を演じた2人は数カ月後、恋人役を演じた!(画像出典:MBC)
■ ドラマ『キルミー・ヒールミー』(2015)

二卵性双生児の兄と妹役で共演していた2人は数か月後・・(画像出典:MBC)
最近はドラマ『梨泰院クラス』の大ヒットで日本のテレビでも名前をよく聞くようになったパク・ソジュン。そんな彼が2度共演しているのは、アイドル出身の演技派女優ファン・ジョンウムだ。ドラマ『彼女はキレイだった』で2人は主演を演じた。このドラマの放送は2015年9月からだったが、実は同じ年の1月から放送されたドラマ『キルミー・ヒールミー』で、先に二卵性双生児の兄と妹役で共演していたのだ。本当にすぐ再共演を果たすことになった2人は、双子の兄妹の関係から次は恋人同士ということでも話題になり、さらに息の合った演技を見せて、視聴者から良い反応が得ることができた。
貴重な2度の共演でさらにフィーリングが合うことが証明されたビッグスターたち。この信頼関係が続けばもしかすると、今後さらなる共演が見られる日が来るかも知れない。
ヒョンビン
韓国の人気俳優ヒョンビン(ハングル 현빈)。1982年9月25日生まれ。
2003年にKBSのテレビドラマ『ボディガード』(2003)でデビュー。
2005年にMBCドラマ『私の名前はキム・サムスン』(2005)で大ブレイク。韓流スターとして、韓国や日本、中国をはじめアジア全域で人気を博している。
[su_spacer size=”30″]
[su_spacer size=”30″]
編集部おすすめ記事
-
tvN「巫女と彦星」チュ・ヨンウが1位!「25年8月 韓国ドラマ俳優 ブランド評判」ベスト5
-
まるで塩キャラメル!9月CS放送で堪能する「大人のロマンス」韓国ドラマ5選
-
アン・ボヒョン、少年のような笑顔!ギルグの魅力あふれるセルカ公開
-
「100番の思い出」キム・ジョンヒョン、優しさと余裕を兼ね備えた“あしながおじさん”役で胸キュン予告
-
第4次韓流ブームから5年!「韓国ドラマ=Netflixで観る」方程式の誕生に一役買った作品10選
-
ウ・ドファン、デニム姿で見せた透明な日常!夏夜の静かなときめき
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
まるで塩キャラメル!9月CS放送で堪能する「大人のロマンス」韓国ドラマ5選
-
アン・ボヒョン、少年のような笑顔!ギルグの魅力あふれるセルカ公開
-
ウ・ドファン、デニム姿で見せた透明な日常!夏夜の静かなときめき
-
“可愛い息子と” CNBLUE イ・ジョンシン、愛犬シンバくんとの日常ショットにファンほっこり
-
「100番の思い出」キム・ジョンヒョン、優しさと余裕を兼ね備えた“あしながおじさん”役で胸キュン予告
-
SS501ユニット”FIVE O ONE”、20周年公演のビハインドと未来への約束
-
GOT7 マーク、新曲「hold still」で描く愛と別れ・・深まる音楽世界に期待高まる
-
idntt初ユニット”unevermet”、「M COUNTDOWN」で鮮烈デビュー!初ステージで観客を魅了
-
BTOB イ・ミンヒョク、圧倒的カリスマ!ソロコンサート「HOOK – WHO : KING」ポスター公開
-
第4次韓流ブームから5年!「韓国ドラマ=Netflixで観る」方程式の誕生に一役買った作品10選
-
AMPERS&ONE、3rdミニアルバム「LOUD & PROUD」でチャート1位&MV1,000万回再生を同時達成
-
200万回再生突破!YOUNG POSSE、新曲「FREESTYLE」で5世代K-POPの中心へ
-
tvN「巫女と彦星」チュ・ヨンウが1位!「25年8月 韓国ドラマ俳優 ブランド評判」ベスト5
-
あの日の感動が再び甦る!9月CSで楽しめる韓国俳優 過去来日イベント3選
-
今年の秋トレンドは大物俳優のテレビ復帰!韓国で話題沸騰 秋の新作ドラマ5選
-
最新作も続々!25年9月に日本の劇場で出会える注目の韓国映画6選
-
日本のテレビ初上陸の便り!9月CSで届けるK-POP公演&韓国バラエティ5選
-
TOMORROW X TOGETHER、Danmeeアンケート「25年7月 K-POPボーイズグループ人気決定戦」1位に
-
イ・ドンウク、JTBC「優しい男の物語」の裏側を公開!淡く染まる静かな午後
-
ハン・ジミン、夏の真昼に咲く笑顔!デイジーのように輝く日常ショット公開
-
YOUNG POSSE、4th EP「Growing Pain pt.1 : FREE」カムバックショーケースに出席!(PHOTO20枚)
-
パク・ミニョン、新ドラマ「コンフィデンスマンKR」で知性×美貌×財力を兼ね備えた“天才詐欺師”に!
-
KBS「トクスリ5兄弟をお願い!」最終回視聴率20.4%!アン・ジェウクが見せた圧倒的存在感
-
母は連続殺人犯、息子は刑事・・コ・ヒョンジョン主演SBSドラマ「カマキリ -殺人者の外出」が描く禁断の心理戦
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。