16年前の6月1日、ヒョンビンがブレイクするきっかけとなったドラマ『私の名前はキム・サムスン』が放送をスタートした。リアルなアラサー女性の姿を描いたことで視聴者から共感を呼び、空前の大ヒットを見せた。韓国のラブコメディー史上に革命をもたらしたレジェンドドラマとして、現在も多くの人に愛されている。

16年前の6月1日にMBCにてスタートした、ドラマ『私の名前はキム・サムスン』。

ドラマ『私の名前はキム・サムスン』はキム・ソナとヒョンビンが主演を務めた

キム・ソナとヒョンビンが主演を務めた、ドラマ『私の名前はキム・サムスン』(画像出典:MBC)

女優のキム・ソナと俳優のヒョンビンが主演を務め、ダサい名前とぽっちゃり体型にコンプレックスを持ちながらも、パティシエとして堂々と生きていく30代の独身女性キム・サムスンが、傲慢な年下のイケメン御曹司ヒョン・ジノンと恋に落ちるラブコメディーだ。

笑いあり涙ありで展開していくストーリーは女性視聴者の共感を呼び、韓国では最高視聴率50%を超えるシンドローム級の大ヒットとなった。

日本では2010年に地上波で放送され、これまでに見たことのないライトなタッチのラブコメディードラマに視聴者は驚きを隠せないようだった。

斬新なラブコメスタイルで、韓ドラ界に革命をもたらす

2003年頃、日本に巻き起こった韓流ブーム。
この先駆けとなったのが、俳優ペ・ヨンジュンと女優のチェ・ジウが主演を務めた、ドラマ『冬のソナタ』だ。儚くも悲しいラブストーリーをしっとりと描き、回を追うごとに涙なくしては見られない展開を見せ、日本の視聴者も主人公に寄り添い悲しみに暮れていた。

『冬のソナタ』以降、日本で”韓国ドラマ”と言えば、惹かれ合う2人がいつまでも結ばれなかったり、意地悪な脇役にこてんぱんにいじめられるなど、ドロドロの人間関係から主人公が不運に見舞われるパターンが多く、”韓ドラ=ドロ沼劇”という方程式が出来上がっていた。

『私の名前はキム・サムスン』は韓ドラ界に革命をもたらす作品となった

韓ドラ界に革命をもたらす作品となった『私の名前はキム・サムスン』(画像出典:mbc)

そのような中、従来のイメージをガラッと変えたのが、ドラマ『私の名前はキム・サムスン』だった。
前述したように、本作はリアリティーあふれる女性主人公の姿をはじめ、恋やライフスタイル、そして生々しい感情を描き、共感しかないセリフの連発で多く愛される作品となった。

ストーリー展開も既存のぎっしりと詰まった起承転結方式ではなく、開かれた結末でちょうど現実的なラインで終えるなど、韓国のラブコメディー史上において、あらゆる面から見ても革命をもたらした作品と言える。

ヒョンビンの”伝説”がスタートしたのも、このドラマ

また、本作は韓国のトップスター、ヒョンビンの伝説の始まりでもある。

ヒョンビンは”御曹司×ツンデレ×年下男”を演じ、ブレイクした

”御曹司×ツンデレ×年下男”を演じ、ブレイクしたヒョンビン(画像出典:MBC)

ドラマ『愛の不時着』旋風で自身3度目のブレイクを迎えたヒョンビン。
彼は『私の名前はキム・サムスン』で、年上女優のキム・ソナと共演し、”サムシク”という愛称とともに、いち早く”年下男性”のイメージでトップスターに上りつめ、自身最初となるブレイクを迎える。

年下男性役で女性視聴者たちのファンタジーを刺激したことで、既存の男女観のロマンス公式を打ち破り、ドラマ界に新たな風を吹き込んだ俳優とも言われている。

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作品、俳優を通して、韓国ドラマ界に画期的な影響をもたらすことになったドラマ『私の名前はキム・サムスン』。何年経っても色褪せずに視聴者の心に寄り添う、まさに”レジェンドドラマ”と言える作品だ。




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