『ありがとうございます』『パスタ』『最高の愛〜恋はドゥグンドゥグン〜』『主君の太陽』『大丈夫、愛だ』‥これらすべての共通点は、コン・ヒョジンが出演して高い人気を誇った名作韓国ドラマという点だ。共感を引き出す演技力と卓越した作品選定で再注目される女優コン・ヒョジンの過去の出演作を振り返ってみる。
今年、百想芸術大賞でテレビ部門大賞に輝いた『椿の花咲く頃』(2019)のヒロイン、コン・ヒョジン。既に多くの話題作に出演し、韓国ドラマを代表する女優となった彼女のフィルモグラフィーが再び注目を集めている。
今回は、2004年と2005年に”熱血高校教師”を演じた2作を紹介したい。
『サンドゥ、学校に行こう!』(2004)
![RAINのドラマデビュー作『サンドゥ、学校に行こう!』](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2020/08/raincha0818.png)
RAINのドラマデビュー作『サンドゥ、学校に行こう!』俳優としての高い可能性を世に知らしめた(画像出典:KBSドラマ)
コン・ヒョジンが数学教師のウナンを演じたこのドラマの主人公、チャ・サンドゥを任されたのは、Rain(ピ)ことチョン・ジフン。俳優デビュー作となるこの作品でRainは、21歳という若さで病気の娘を持つシングルファザーという難しい役どころを熱演した。
コン・ヒョジンは、当時のインタビューで「Rainは新人でしかも2歳年下だったので、序盤は自分よりもRainの演技が心配だった」「新人だからしっかり息を合わせようと努力しながら、Rainが無事に演技を終えると胸がいっぱいになった」と語り、ドラマ撮影中はコン・ヒョジンがRainに対して常に気を配っていたようだ。
あらすじ
若きシングルファザーのサンドゥ(Rain)は、病気で入院している幼い娘の治療費を稼ぐため、金持ち女性を騙す詐欺師として暮らしていた。ある日、学生時代に恋心を抱いていた幼馴染のウナン(コン・ヒョジン)を10年ぶりに見かける。当時の恋心を思い出したサンドゥは、ウナンのそばにいるため、ウナンが教師をしている学校の警備員になる。しかしウナンには、ミンソク(イ・ドンゴン)という婚約者がいて‥。
みどころ
最高視聴率33%! ”サンドゥ廃人”という言葉が生まれたほど人気を博したドラマで、見どころの1つは娘のために頑張るRainの父親としての姿。そして詐欺師のスーツ&サングラス姿は見惚れてしまうほどカッコイイ。また、ストーリー前半はコミカルにテンポよく進み、後半に行くにつれてシリアスムードに。そして衝撃のラスト、この結末をどう感じるかは、見る人それぞれの気持ち次第。
2005年『乾パン先生とこんぺいとう』
![ドラマ『乾パン先生とこんぺいとう』](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2020/08/gykimi0817-1.jpg)
コン・ユの制服姿が見どころ!(画像出典:SBS)
コン・ヒョジンが国語教師のナ・ボリを演じたこのドラマでは、コン・ユが不良で問題児のテヨンとして登場する(当時のコン・ユは、デビュー作『学校4』(2001)、映画『同い年の家庭教師』(2003)、『恋の潜伏捜査』(2005)で不良高校生を演じ好評(?)を受けていた。そして自身の演技に変化が必要と判断し、『乾パン~』を最後に不良役はやめると宣言した)。
当時、ドラマの制作発表会でコン・ヒョジンは「私たちは本貫(戸籍編成が行われた土地)が同じだからDNAが同じ」、「以前からコン・ユと共演したいと言ってたくらい、普段から仲が良い。でもスキャンダルの心配はしたことがない」と、冗談まで飛び出していた。一方、コン・ユも「普段から一緒に演技したいと思っていた」と語っていたほど、仲の良い2人の共演だった(ちなみに2人は所属事務所が同じ)。
あらすじ
学生時代、教師を殴って退学処分になったナ・ボリ(コン・ヒョジン)は、憧れの美術教師ヒョヌ(キム・ダヒョン)ともう一度会うために教師になる。そうして念願叶って教師として母校に戻ったボリは、留学先で警察沙汰を起こして帰国した理事長の息子テイン(コン・ユ)の面倒を見るはめに。さらに他の生徒たちも問題児ばかりだったが、ボリはそんな生徒たちと真剣に向き合いながら、徐々に心の距離を縮めていく‥。
みどころ
韓国版『ごくせん』と言っても過言ではない学園ドラマの代表作品。みどころはなんといってもコン・ユの制服姿! この姿に心奪われた女性ファンは多いだろう。そしてもう1つのみどころは、学園ドラマなのにかなり大がかりなワイヤーアクションが見られるところ。女ながらも強烈なキックを炸裂させるボリの姿は迫力満点だ。
コン・ユ
マネジメントSOOP所属の俳優コン・ユ(ハングル 공유)。1979年7月10日生まれ。
“コン・ユ”という芸名は両親の苗字から付けられたもので、本名は、コン・ジチョル。
2000年、Mnet VJ 7期として芸能界にデビューしたコン・ユは、2001年KBSドラマ『学校4』を通じて演技者としてデビュー。
2007年、日本でも人気を博したドラマ『コーヒープリンス1号店』が大ヒットし、この年MBC演技大賞で優秀賞を受賞。当ドラマは、コン・ユの出世作となった。
[su_spacer size=”30″]
[su_spacer size=”30″]
編集部おすすめ記事![blank](https://danmee.jp/wp-content/plugins/wp-fastest-cache-premium/pro/images/blank.gif)
-
高視聴率獲得に貢献!チャン・ナラ主演 歴代SBS韓ドラ4選
-
【24年7月第3週】「グッド・パートナー」二兎を得た!最新韓ドラ話題性トップ5
-
夏休みに韓ドラ聖地巡礼!ピョン・ウソク主演「ソンジェ背負って走れ」ロケ地5選
-
“6カ月連続首位”イ・ミンホ「7月韓国俳優 人気No.1決定戦」アンケート調査で1位!
-
【24年7月第3週】オム・テグ 3週連続1位!韓国ドラマ俳優 話題性トップ5
-
PTA活動に悩んだ私がドはまりした韓国ドラマ4選
こちらも投票お願いします!
こちらの検定もチャレンジ!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
首都圏 ローカルテレビ局で視聴可能!8月放送予定の韓国ドラマ4選
-
終わる前に急げ!Netflix他 8月VOD配信終了予定の韓国ドラマ12選
-
9時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
チョン・ヘイン、ヒョンビン‥窮地の韓国映画「火消し役」男性スター3人の下半期期待作
-
9時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
【24年7月第3週】オム・テグ 3週連続1位!韓国ドラマ俳優 話題性トップ5
-
“6カ月連続首位”イ・ミンホ「7月韓国俳優 人気No.1決定戦」アンケート調査で1位!
-
PTA活動に悩んだ私がドはまりした韓国ドラマ4選
-
夏休みに韓ドラ聖地巡礼!ピョン・ウソク主演「ソンジェ背負って走れ」ロケ地5選
-
ビッグネームが続々と還ってくるかも!新作ドラマ出演検討中の韓流スター6人
-
【24年7月第3週】「グッド・パートナー」二兎を得た!最新韓ドラ話題性トップ5
-
ギャップ萌え!「遊んでくれる彼女」 韓国俳優 オム・テグ 驚きの素顔エピソード
-
「日本人K-POP5人組」UNICODEが日韓で話題‥韓国ネットで議論される「K-POPの定義」とは
-
ぶっちぎりの1位!TXT テヒョン、K-POPファンが選定した今年No.1「夏のプリンス」
-
恋の季節”夏”に観たくなる!8月BS・CS放送予定の韓国ロマンス映画5選
-
高視聴率獲得に貢献!チャン・ナラ主演 歴代SBS韓ドラ4選
-
あなたはどれを観る?Netflix他 8月配信開始 韓国ドラマ&映画7選
-
大ヒット時代劇から今年公開の超最新作まで!8月BS韓ドラ17選 放送情報まとめ
-
NewJeans・ZB1ら「2024 SBS歌謡大典 Summer」のブルーカーペットに登場!(PHOTO7枚)
-
aespa カリナが今月のNo.1に!「7月ガールズグループ個人ブランド評判」TOP5
-
そういえば、いつやるんだっけ?世界的にヒットしたNetflix韓ドラ6作「続編」公開予定まとめ
-
マ・ドンソク主演映画「犯罪都市 PUNISHMENT」の新場面写真10点が一挙解禁!!
-
“2カ月連続1位” BTS ジン!「7月ボーイズグループ個人ブランド評判ランキング」TOP5
-
【7月14日~7月20日】チャン・ナラ主演作15%台目前!最新韓国ドラマ視聴率トップ3
-
SHINee ミンホ・NCT 127ら出演「UTO FEST 2024 in YOKOHAMA」の公演チケットを100名様にプレゼント!
-
DKB、新曲「Flirting X」の振付映像を公開‥腹筋を見せる“Flirtingパフォーマンス”が話題
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。