日本で多く愛されている韓国俳優、ペ・ヨンジュン。韓流ブームを巻き起こし、次回作や来日を待ち望む日本ファンを多く持つヨン様が、12年前にドラマのプロモーションで来日した際、幸せなハプニング(?)を見届けたという。あのヨン様を驚かせた、愛に包まれたエピソードとは。
『冬のソナタ』で日本に”韓流”という一大コンテンツを広めた、俳優ペ・ヨンジュン。
あれから10数年経った現在でもドラマとともに多くの人に愛され、彼の出演作を心待ちにしているファンであふれている。
そんな彼が日韓で大ブームを巻き起こした”冬ソナ”以来、5年振りのドラマ出演となったのがファンタジー時代劇『太王四神記』だ。

ドラマ『太王四神記』(画像出典:MBC)
宿命の星の下に生まれたタムドク(ペ・ヨンジュン)が数々の苦難を乗り越え、天から与えられた四神の神器とその守り主を探し当て真の王へと成長していく姿を描いた作品で、数千年もの時を越え絡み合う運命と自らの命を賭け”愛”を守り抜こうとした、優しく勇敢な高句麗の王の生涯を描いた歴史ファンタジードラマだ。
韓国で2007年に、日本ではその翌年の2008年にNHKを通じて放送された作品である。
この作品で共演した俳優パク・ソンウンが、ドラマにまつわる自身の”一世一代”の大勝負(?)エピソードを公開し、話題となっている。
去る16日に放送されたSBSバラエティー番組『憎い我が子』でスペシャルMCを務めたパク・ソンウンが、妻である女優シン・ウンジョンへのプロポーズ・エピソードを公開した。
結婚を約束する前に本当のプロポーズをしたというパク・ソンウンは、当時についてこう語っている。
ドラマ『太王四神記』のプロモーションで大阪を訪れた時のこと。彼曰く、”4万5,000人のファンが訪れた”というファンミーティング会場で「リハーサルの時にはしなかったことをした」という。
彼は「日本のファンの方々の前で、シン・ウンジョンにサプライズでプロポーズをしました」と驚きの事実を告白した。

SBS『憎い我が子』に出演した俳優パク・ソンウン(写真提供:©スポーツ韓国)
「すごく話したかったんです、あの話を」と前置きしたパク・ソンウンは、「『タルビ(『太王四神記』でのシン・ウンジョンの役名)は私の彼女です』と言ったところ、通訳してくださった方が驚いて私を見ていました」とし「当時、秘密の恋愛をしていたことはペ・ヨンジュンやイ・フィリップ、みな知っていましたが、それでも驚いて見つめていました」と当時のステージでの状況を語っていた。
続いて「その時に妻が決心したそうです。結婚してもいいって」と、共演者をも驚かせたサプライズ・プロポーズについて嬉しそうに語っていた。
ヨン様を驚かせた衝撃の告白が実を結び、晴れて夫婦となったパク・ソンウンとシン・ウンジョン。
非公開で行われた結婚式には、ヘリコプターで式場に姿を現したペ・ヨンジュンをはじめ、ドラマで共演した俳優たちが祝福にかけつけ、2人の門出を祝福していた。
また、日本から数百人ものファンが祝福に訪れたことにより、ファンのために招待客のレッドカーペットイベントが開催され、主催者側が用意した大型スクリーンでその様子を生中継したという豪華エピソードも。
ペ・ヨンジュンをはじめ、パク・ソンウンとシン・ウンジョンの”太王四神記カップル”がいかに日本人から愛されているかが証明された出来事でもあった。

パク・ソンウン&シン・ウンジョン夫妻(写真提供:©スポーツ韓国)
ペ・ヨンジュンの、5年振りの出演作として多くの注目を集めた『太王四神記』は、このエピソードからも分かるように多くの人気を博したドラマとして知られている。特に韓国では、2007年下半期を代表するドラマと称されるほどの高視聴率を記録し、同年の年末に開催されたMBC演技大賞では主演俳優らが人気賞を受賞すると同時に、作品もドラマ賞を受賞している。
彼らの結婚式に日本から多くのファンが殺到したことを見れば、日本においても作品の人気が高かったことがうかがえるが、実際の視聴率は7%前後だったという。『冬のソナタ』が20%以上の視聴率を記録した点から見れば、少々寂しい数字であるのは確かだ。
そもそも日本では時代劇の視聴率が10%を超えるのはなかなか難しいと言われている。
これに加え、『太王四神記』は朝鮮半島の高句麗時代を扱った”海外史劇”であることや、過去と現在、神話と歴史が頻繁に交差する展開はとても複雑で、視聴者には少々難しく映ってしまったようだ。それ故、初回からじっくりと見入らなければストーリー展開についていけないという点も理由にありそうだ。
恋愛ドラマのような分かりやすい要素がメインであれば途中から視聴しても作品に入り込めるが、海外の史劇ともなると耳慣れない単語や展開の複雑さが途中から見始めた視聴者には高い壁となったこと、さらにCGを駆使したファンタジー要素が高過ぎたことで中年男性の視聴者、つまり時代劇ファンの世代を取り込めなかったことが理由となり、思うように視聴率は伸びなかったのだろう。
視聴率は人気の指針ではあるが、作品自体を判断するものではない。
優れた脚本や演出、演技力の高い俳優陣により熱狂的なドラマファンを生み出している本作がそれを証明している。
プロポーズのエピソードを語ったパク・ソンウン(動画出典:SBS Entertainment)
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