韓国の大女優として知られるヨム・ジョンアが、インタビューを通して、かねてよりファンであるBTS(防弾少年団)のVと会った時のエピソードを明かした。また過去には、マネージャーと共にネットカフェを訪れ、“チケッティング”に挑戦したことも告白。彼女は真の“ARMY”のようだ。
女優のヨム・ジョンアが、BTS(防弾少年団)のVと出会った時のエピソードを告白した。
実は彼女は、“ARMY(アーミー:BTSファン名称)”なのだ。韓国を代表する大女優ARMYと、世界を代表する人気スターVのエピソードとは?
9月21日、ヨム・ジョンアは、出演映画『人生は美しい(チェ・グクヒ監督)』のプロモーションを兼ねて、インタビューに答えた。
その中で、ファンであるVに会った際のエピソードを明かしている。
「(自身が出演した)映画『宇宙+人(原題:エイリアン+人 第1部)』の打ち上げの時に、Vと会った。パク・ソジュンの隣に彼がいた」と告白。
「Vと挨拶ができて“とてもうれしい”と伝えた。(Vは)私がBTSファンであることを知っていた」「でも恥ずかしくて、一緒に写真を撮れなかった」とその時の心境について言及した。
彼女は、好きすぎて(?)なのか、一緒に写真を撮る勇気が出せなかったようだ。
ヨム・ジョンアは、すでに30年ものキャリアを持つベテラン女優で、韓国では彼女を知らない人はいないと言えるほど。
最近、日本でも大きな話題を集めたJTBC『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~(2018)』で主演を務め、演技派女優としての貫禄を見せつけている。
デビューは1991年。“ミス・コリア出身”という、都会的な雰囲気のイメージが強かった彼女は、2000年代半ばまでは2番手やキーパーソン的存在のポジションで、演技活動を続けてきた。
しかし2003年、ホラーサスペンス映画『箪笥(原題:薔花, 紅蓮/キム・ジウン監督)』で不気味な名演技を披露したことで、イメージ脱却に成功。それから現在まで、映画やドラマなど多くの人気作に出演している。
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そんな大女優であるヨム・ジョンアは、番組などで度々、BTSファンであることを公言。
過去には、コンサートの*チケッティングに参戦したことも。今回のインタビューでは、その時のエピソードについて詳しく伝えている。
*韓国では、チケットを購入することを“チケッティング”と言う。
彼女曰く「以前、マネージャーと一緒にネットカフェに行き、コンサートのチケットを手に入れた。マネージャーが、2回もチケッティングに成功した」と、驚くべき幸運を手にしていたことを明かした。
日本のコンサートは、チケット購入(当選)後にランダムで座席が割り当てられることが多いが、韓国のチケッティングは購入時に自身で座席を選ぶ必要がある。
多くの人が、チケット販売サイトへ一斉にアクセスするため、購入完了まで無事たどり着くには、かなりのし烈な争いに勝たなければならないのだ。
そのため、ハイスペックのパソコンで、通信障害の起きにくいネットカフェを探し求めて、訪れる人が多い。
ヨム・ジョンアも、この“*血ケッティング”とも呼ばれる厳しい戦いに参加するため、わざわざネットカフェを訪れたようだ。
*チケットを争奪し合うため、“血ケッティング(피켓팅)”と表現される。
しかし彼女は、奇跡の勝利を2回つかみながらも「1回目は、コロナのせいでコンサートが中止。2回目は、私の子どもに譲った」と報告。
残念ながら、“血ケッティング”したコンサート参戦は、まだできていないという。
BTSは、来る10月15日に、釜山万博の誘致を祈願するコンサートを開催する。9月19日には、一般予約のチケッティングが行われたばかりだ。
果たして彼女は、再びネットカフェで“血ケッティング”参戦したのだろうか。大女優ARMYの、今後の“アミ活”が気になるところだ。
(構成:酒井知亜)
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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