- 韓国は演技を学ぶ環境が整備されているのが影響してか、演技力の高い俳優が多い。
- しかし実力派と言われる役者の中には、イム・シワンやキム・ユジョンなど、独学でマスターしたというつわものが。
- 本記事では、誰かに教わることなく独自の方法で演技を習得し、韓ドラ界で活躍中の俳優5人を紹介する。
以前Danmee(ダンミ)では、日本の韓流ファンを対象に韓ドラにハマる理由を調査した。
その結果、1位の”ユニークなストーリー”に次いで得票数が多かったのが”俳優の高い演技力”。視聴者の多くが、役者の迫真の演技に魅了されている。
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日本に比べて演劇学部や演劇スクールなど、演技を学ぶことのできる環境が整っている韓国、デビュー前にしっかりと準備をした芸能人が多いのが関係しているようだ。
しかしその一方で、実力派と称されている役者の中には、なんと独学で演技を勉強し確固たる地位を築いたつわものが。
本記事では、いきなり演技の世界に飛び込み現場で実力を磨いてきた、現在韓国ドラマで活躍中の俳優5人を紹介する。
イム・シワン
2010年にZE:A(ゼア/帝国の子どもたち) のメンバーとしてデビューしたイム・シワン。
2012年に初めて出演したドラマ『太陽を抱く月』(MBC)で一躍脚光を浴び、翌年公開された映画『弁護士』では物語におけるキーパーソンを担当。
スクリーンデビュー作であったにもかかわらず見事に演じ切り、本作の共演者で韓国が誇る実力派俳優ソン・ガンホに負けないほどの演技力があるとして話題になったのだとか。
そんな彼にオファーが殺到しないわけがなく、2012年には『太陽を抱く月』を入れて全4作に、2013年には2作、2014年からは主演として2作に出演した。
彼の代表作である『ミセン-未生-』(tvN/2014)がその1つだ。演技を学ぶことなく、あの大ヒット作を生み出したとは信じがたいが、一度も専門的に勉強したことはないという。
キム・ユジョン
2015年にSBSパワーFM『2時脱出カルトショー』に出演し、「5歳(韓国年齢)でデビューし、演技を学んだことはない」と明かしたキム・ユジョン。
彼女は2003年にお菓子のCMでデビューし、かわいらしいルックスで多くの人から愛され、顔と名前が知られるようになった女優で、子役から演技活動をスタートし約20年が経った現在も、しっかりとした演技力をベースに韓ドラ界で活躍し続けている。
子どもの頃に定着してしまった愛らしいイメージを脱ぎ捨て、成人俳優へと移行するのは至難の業。しかし一切の空白期間なくお茶の間で視聴者を楽しませてきた。
各作品でハン・ヒョジュやムン・グニョン、キム・ハヌル、ハン・ガインなど錚々たる主演女優の子ども時代を担当し、2014年からは自ら主人公を担当するように。演技を勉強していないとは到底思えない活躍ぶりだ。
キム・ヘスク
キム・ヘジャやコ・ドウシムらとともに”国民の母”と呼ばれ母親役で親しまれているキム・ヘスク。
日本に韓流ブームをもたらした『冬のソナタ』(KBS2/2002)を含むユン・ソクホ監督の四季シリーズでいずれも母親役として登場していたため彼女の活躍ぶりを知っている韓ドラファンも多いだろう。
年齢を重ね徐々にお母さん役が増えてきたものの、演技の幅が広いことで知られており、お茶の間とスクリーンを行き来しながら様々な役に挑戦、長年韓国芸能界を盛り上げてきた女優の1人だ。またその演技力の高さが称えられ、数々の授賞式でいくつものトロフィーを手にしている。
しかしそんな彼女が芸能界入りしたきかっけは、友人が受けたタレント公募オーディションにたまたま参加したのがきっかけ。演技に興味があったわけではないようで、特段演技の勉強をせず役者人生がスタートしたという。
イ・ユリ
イ・ユリは、新人俳優の登竜門といわれた『学校』(KBS/2001)のシーズン4で本格的にお茶の間デビュー。反抗的な演技で存在感を放ち、初めてのドラマ出演にして頭角を現しはじめる。
そして『私はチャン・ボリ!』(MBC/2014)で、自身の欲望のためなら主担を選ばずヒロインをことごとく陥れる憎たらしい悪役ヨン・ミンジョン役を熱演して一躍有名に。
その実力が称えられ、デビュー13年目にして『2014 MBC演技大賞』で演技大賞という栄誉ある賞に輝いた。
以降、彼女は韓国を代表する女優へと変身し、ヒール役はもちろん、善人役からコミカルなキャラクター、そして時代劇まで幅広いジャンルで活躍するように。
共演した役者陣の姿を観察し真似しながら演技を学んでいったという。
ホ・ソンテ
「彼が出演している作品は面白い」と世間に言わしめる俳優ホ・ソンテ。
『イカゲーム』(Netflix/2021)で、残虐なキャラクターを熱演した彼の姿を覚えている人は多いだろう。
長年、韓ドラ界で活躍してきたかのような安定した演技を披露し、個性溢れるキャラクターが多い中、彼らに埋もれない存在感を放っていた。
しかし実は彼はもともと、韓国の大手家電メーカーであるLGエレクトロニクスや、大宇(テウ)造船海洋に務めたサラリーマン。
若い頃に抱いた夢を諦められず35歳(韓国年齢)の時に、オーディションを受け役者の道に進んだ人物だ。
演技を学んだことのない彼だったが、2012年にお茶の間とスクリーンデビューを果たして以降、毎年途切れることなく複数の作品に携わり続けている。
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