俳優のチャン・ドンゴンが7月19日に、『第1回青龍(チョンリョン)シリーズアワード』に出席し、2020年の“チュ・ジンモのカカオトーク事件”で活動を自粛して以来、久しぶりに表舞台に現れた。トップスターとして活躍した彼が、一時一線を退くこととなった過去を振り返る。
俳優のチャン・ドンゴンが、7月19日に仁川(インチョン)パラダイスシティーで開催された、『第1回青龍(チョンリョン)シリーズアワード』にプレゼンターとして出席し、注目を集めた。

『第1回青龍シリーズアワード』にプレゼンターとして出席した俳優のチャン・ドンゴン。(画像出典:『第1回青龍シリーズアワード』映像キャプチャー)
それもそのはず。映画やドラマを次々にヒットさせ、俳優として最も成功を収めた人物として知られる彼が、2019年のtvNドラマ『アスダル年代記』を最後に、表舞台からパッタリと姿を消していたからだ。

『アスダル年代記』に出演したチャン・ドンゴン。(画像出典:『アスダル年代記』Youtube キャプチャー)
韓国芸能界に、人気俳優と呼ばれる人は多く存在するが、チャン・ドンゴンと肩を並べて映画やドラマをヒットさせた人物は他にいないと言われており、名実ともに“韓国が生んだ最高の俳優”という高い評価を受けている。
また、彼は演じる役を選ばないという点においても、俳優として一目置かれた存在だという。ここまでトップスターに上り詰めたのなら、出演作を選んでもよさそうなものだが、脇役を申し出たことや、坊主頭(映画『友へ チング』)にして役作りをしたこともある。
加えて、生まれ持った優れた容姿もたびたび話題に。
それは、デビュー当初から言われており、彼のように鼻が高く甘いマスクを持った芸能人がまだ珍しかったことから、大きな注目を浴びていた。

デビュー当時、韓国のバラエティー番組に初めて出演した際のチャン・ドンゴン。(画像出典:MBC 『セクションTV芸能通信』映像キャプチャー)
芸術大学に通っていた頃のエピソードとして、学業に専念することが困難になり中退せざる負えなかったほど、学内の女生徒から熱い視線を向けられていたという。その人気ぶりは、敢えて言うまでもないだろう。
しかし、冒頭で触れたように『アスダル年代記』以降、ヨーロッパ最高の名門書店を訪ねるドキュメンタリー番組『チャン・ドンゴンのバック・トゥ・ザ・ブックス(TV CHOSUN/2022)』を除いては、今回プレゼンターとして登場するまで目立った活動をしていない。
実は2020年に発生した“チュ・ジンモのカカオトーク事件”に巻き込まれたことが引き金となり、華やかな俳優人生を一時期休止せざるを得ない状況になったのだ。

スマートフォンをハッキングされる被害にあった俳優のチュ・ジンモ。(写真提供:©スポーツ韓国)
その事件とは、自身のスマートフォンをハッキングされた俳優のチュ・ジンモが、情報を抜き出したハッカーから「個人情報をマスコミ各社に公開する」と脅迫され、金品を要求されていたというもの。
ここだけを見ると、チャン・ドンゴンとは関連性がないように思われるのだが、その過程で、韓国のインターネット上に、チュ・ジンモとチャン・ドンゴンとみられる人物が、カカオトーク(スマートフォンメッセンジャー)で交わした会話の画像が出回り、渦中の人となる。
しかもその内容が、“女性”に関する卑猥なものだったのだ。端正なビジュアルと紳士的なイメージが強かった2人だけに、その裏に隠されていた低俗な言葉遣いと崩れた道徳性に大衆は深い失望感を示し、彼らは結果的に活動自粛へと追い込まれる状況に。
ちなみに2020年4月、犯人グループには実刑判決が下され、この事件そのものは終息を迎えている。そして当時、チュ・ジンモはこの件に関して、きっちり釈明をして区切りをつけた。
しかし、チャン・ドンゴンは現在に至るまで沈黙を続け、プライベートを守り抜いている。表舞台に現れず、時間の経過と共に世間を落ち着かせたという格好だ。
そして真相は明かされぬないまま、『第1回青龍シリーズアワード』に登壇。今後、彼の口から、“チュ・ジンモのカカオトーク事件”に関して、語られる日は来るのだろうか。
(構成:西谷瀬里)
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