ジェジュンも惚れた美魔女！韓ドラで最も品のある女優チョン・インファ

韓国ドラマ界で最も品があると言われている女優のチョン・インファ。最近ではKBS2ドラマ『人生最高の贈り物〜ようこそ、サムグァンハウスへ〜(2020)』で主演を務め、注目を浴びた。今回は、多くの韓国男性芸能人から”理想の女性”として名前が挙がるチョン・インファのエピソードをご紹介する。

現在、テレビ東京の韓流プレミアで放送されているドラマ『人生最高の贈り物〜ようこそ、サムグァンハウスへ〜』(以下、『人生の贈り物』)。

KBS2ドラマ『人生最高の贈り物〜ようこそ、サムグァンハウスへ〜(2020)』ポスター(写真提供：KBS公式 HP)

このドラマは、様々な問題や事情を抱える入居者と、サングァンハウスの管理人を中心にひとつ屋根の下で巻き起こるエピソードを描いており、視聴者の心を温かくさせる感動ヒューマンラブストーリーだ。

韓国では、2020年にKBS2で毎週土日に放送されており、全50話の週末連続ドラマとして親しまれてきた。

実はtvNドラマ『二十五、二十一(2022)』で、主人公のライバル役を務め、注目を浴びた宇宙少女(WJSN)のボナも『人生の贈り物』に出演し、サングァンハウス管理人の次女役を演じている。

KBS2ドラマ『人生最高の贈り物〜ようこそ、サムグァンハウスへ〜(2020)』で主演を務めた女優チョン・インファ（画像出典：イルドン製薬）

そんな物語の中心となる、サングァンハウスの管理役を務め、主婦歴30年で料理上手な主人公イ・スンジョンを演じているのは女優のチョン・インファだ。

チョン・インファは、現在56歳(日本年齢)であるが、年齢を感じさせない美貌を誇り、韓国ドラマで最も品のある女優とも言われている。

彼女の女優人生は、1985年に放送されたKBSドラマ『草原に昇る月』から始まった。その後、数多くの映像作品に出演し、韓国ドラマ界を支える中堅女優としての地位を築き上げた。

そんな彼女が、日本で知名度を上げるきっかけになったのは、2010年に大ヒットしたKBSドラマ『製パン王キム・タック』である。

2010年に大ヒットしたKBSドラマ『製パン王キム・タック』のチョン・インファ(画像出典：『製パン王キム・タック』HP)

『製パン王キム・タック』は、韓国で最高視聴率50%超えを記録したレジェンドドラマのひとつであり、日本でも韓国ドラマ好きの間で人気を博した。

主人公であるキム・タックを嫌う、気品あふれる上流階級の夫人ソ・インスク役として、登場したチョン・インファは、悪役ながらもカリスマ性のある演技を見せ、視聴者に強い印象を与えたことでも知られている。

理想のタイプとしてチョン・インファの名前を挙げた歌手兼俳優のジェジュン(写真提供：ⓒ TOPSTAR NEWS)

1989年には同じく俳優のユ・ドングンと結婚し、現在は2人の子どもに恵まれているチョン・インファ。

いつになっても変わらぬ美しい外貌で人々を魅了する彼女には、芸能界のファンも多い。

以前、東方神起(TVXQ)のメンバーとして活動し、現在は歌手や俳優として活躍しているジェジュンは、チョン・インファを「優雅な美しさがあり、理想のタイプである」と素直に明かしたことがある。

さらにBIGBANGのメンバーT.O.Pも、「理想のタイプであり、片想いをしていた」と、チョン・インファの名前を挙げ、話題になっていた。

彼女自身も多くの有名人が、自身を理想のタイプとして選んでいることについて認識しており、テレビ番組に出演した際には「とても幸せです」と回答。

しかし、当時20代のジェジュンが名前を挙げたことで、娘にヤキモチを焼かれたこともあるという。

チョン・インファが娘に「ジェジュンがどうしてお母さんのような、おばさんを理想のタイプとして選ぶのか理解できない」と言われた際には、「この子は見る目があるんだね。若いけど、しっかりしている」と語ったという微笑ましいエピソードも残っている。

好感度が高く、品のある役で注目を集める大御所俳優のチョン・インファは、2020年の『人生の贈り物』以降、ドラマ出演はしていない。

しかし、多くのドラマファンに認知されている彼女は、これからも韓国ドラマ界を牽引していく存在として、活躍が期待されている。

(構成：松原すずの)